静岡ラーメン放浪記2

ラーメン大好きな管理人が、自ら食べ歩いた静岡のラーメン店を巡る紀行文。
最近では居酒屋放浪記になりつつあります。

おおの屋@新宿

2016年12月20日 07時28分21秒 | 居酒屋
おおの屋@新宿

「カブト」さんを出て、まだまだ時間は午後4時に15分ほどあります。
そこから歩いて二軒目のお店に向かいました。
途中には気になるラーメン屋さんもあって、寄り道をしたくなりましたが、かろうじてあきらめました。



 そして目指すお店に着きましたが、まだ開店には間があります。
そこで5,6分コンビニで時間調整です。
無時午後4時になって、ようやくお目当てのお店に入りました。
こちらが、「おおの屋」さんです。



 するとちょうど前を歩いていた若い金髪の男性が、私と同時にお店に入りかけました。
これはと一番乗りを譲って、今回は開店二番手になりました。
立ち飲みのお店で、私は一番奥のカウンター席に向かいます。



 まずは「チューハイ」です。
このプレーンチューハイが1杯税込み250円ですから安いですね。
なお、こちらは立ち飲みですがお会計は後払いです。
以前はキャッシュオンのシステムでしたが、しばらく行っていない間に変わっていたようで戸惑いました。

 前のカウンターに番号札が置かれていて、これを最後に出してお会計をするシステムでした。
そういえば店長さんが変わったようで、昔は年配の眼鏡男性でしたが、若い方になっていました。
あとでわかりましたがチューハイも安くなっていたようですね。



 おつまみの一番手は、「煮込み(250円)」です。
もつは豚のタン先で、大根やニンジンなどの野菜が多めになっています。
実は私はこの手の煮込みは苦手でした。
もつ煮込みはシロだけというのが一番好みです。



 もう1品は正面にある冷蔵ケースから自分で選びました。
「山かけ」でたしか150円でしたからこれも安いですね。
お醤油をかけていただきますが、これがなかなか良かったです。
1杯目のチューハイが空きそうになった時に、ふと店員のお兄ちゃんと目が合いました。



 「すいませんお代わりください」
これはもう頼むしかないでしょう。
なかなか商売熱心なバイト君です。

 あとから入ってきたお客さんはいずれも一人客で、顔なじみの方も多かったようでした。
中には30代ほどの女性一人客もいて、こちらは一人でテーブル席についています。
落ち着いた雰囲気でまさかの大常連さんでしょうか。

 私の目の前には焼き台があってそこにショーケースが見えています。
奥から店長さんが出てきて、そこにモツの串を並べています。
それがみなピカピカで実に新鮮で美味しそうでした。
これはもう注文するしかないでしょう。



 その前に3杯目のチューハイです。
こちらは店長さんにお願いしました。
目の前の店長さんに聞きます。
「レバーの若焼きはできますか?」


 「いえ、それは罰金になるんでだめです」
「じゃあレバー二本をタレでお願いします」
おおの屋さんでは去年まで「レバ刺し」を出していましたが、例の事件のせいで禁止になってしまったのが痛いです。

 目の前でレバーが焼きあがっていくのを見ていますが、なかなか手際が良くて感心します。
1本80円の焼きトンがこれだけしっかりと焼けているのは感動ものですね。
「おまちどうさまです」



 出てきたレバーですが、見た通りの美味しいレバーでした。
卓上のからし味噌を少しつけていただきましたが、絶品でした。
しかしレバ刺しが食べたかったなあ。



 しかし今回は前のお店で食べたウナギが結構お腹にたまっていたようです。
山かけとレバーはまだしも、もつ煮込みは半分ほどしか入りませんでした。
やっぱりもつ煮込みはシロが良いなあ。



 50分ほどでお会計です。
表示通りでぴったり1330円でした。
ごちそうさま。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カブト@新宿

2016年12月19日 07時31分49秒 | 居酒屋
カブト@新宿

 ルミネを出て、新宿の西口方面に向かいます。
今日は久しぶりにうなぎが食べたくなってきました。
思い出横丁の一角にあるうなぎの名店、「カブト」さんにやってきました。

 まずは遠くから混み具合をチェックしますが、さすがに平日の3時過ぎとあって、しっかり空いていました。
お客さんはいずれも男性の一人客で、三人が間を空けて座っています。
私は角のあたりに座りました。

 「瓶ビール(670円)と一通りお願いします」
「あいよ」
いつも変わらぬご主人が笑顔で答えてくれます。
こちらのお店は単品の注文もできますが、ほとんどの方がこの一通りをいただいています。



 まずは瓶ビールにお通し代わりの一口お新香です。
割り箸の類は一切ないので、添えてある爪楊枝でこれをいただきます。
ビールの銘柄はキリンでした。
お隣の方の迷惑にならないように気を付けていたら、写真がぶれてしまいました。



 グラスにはしっかりと、「思い出横丁 カブト」と書かれているオリジナルのものです。
サービスのお新香はキャベツで、軽くお醤油が掛けてあります。
これをつまんでいるとすぐに最初のうなぎ串が出てきました。



 まずは、「えり焼き」で2本340円。
あらかじめ下焼きしてあったようで、これはすぐに出てきました。
多少骨がありますが、美味しいうなぎ串です。
山椒を振りかけていただきました。



 続いては、「ひれ焼き」で同じく2本340円です。
こちらのほうが柔らかめで食べやすいですね。
続々と出てくるので食べるペースが間に合いません。



 次は「きも焼き」です。
こちらは値が張って1本で300円です。
どれも生の状態から焼き上げていくわけですが、しっかり火が通っていて、さすがは熟練の技です。
最初の二品は早めに出てきましたが、そのあとは様子を見ながら焼いてくれるようで、少し間が空いています。



 そして最後に、「れば焼き」1本300円と
「一口蒲焼」1本330円です。
これが最高値でした。
このレバーは絶品ですね。

 何しろ「うなぎのレバー」なんてなかなか食べられませんから、それだけでも大感激です。
ビールもだいぶ空いてきました。
この「一通り」ですが、セットだから安くなるというわけではなく、単品の合計と全く同じお値段です。
ですがお店としてはあれこれ混ざってしまうと混乱するので、お決まりにしているんでしょうね。

 美味しいうなぎに思わず笑みがこぼれますが、困ったのはお隣のお兄さんです。
40ぐらいでしょうか、けっこう出来上がっていて壁の色紙に注文を付けていました。
巨人の小林選手の色紙がそのまま飾られていて、その汚れが気になったようです
親父さんも困った表情ですが、何とかお会計を済ませたので一安心しました。



 うなぎの焼き台の上には名物の電球がつる下がっています。
片方はもう球が切れて消えていますが、もう一つはいまだに現役です。
しかしこの汚れ具合ではほとんど用をなしていない感じですね。
お店の歴史を感じさせる、良い風景でした。

 さて、このお店はご主人ともう一人の若いお兄さんでやっていますが、しっかり役割が分担されています。
焼き物はすべてご主人で、お兄さんは反対側のお客さんにサービスするとともにお会計を仕切っています。
このお会計が素早くかつ正確ですから、気持ちがいいです。



 一通りをすっかり食べ終えて、私もお会計です。
合わせて2280円、ごちそうさまでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ルミネtheよしもと

2016年12月18日 07時50分19秒 | 日記
ルミネtheよしもと



 「さ竹」さんで軽くウォーミングアップを済ませ、新宿ルミネの7階に戻ります。
すでに開場時間の午後1時半を少し過ぎていて、お客さんが入場している最中でした。
私も遅れじと席を探します。
指定席なので混乱することはないですが、とりあえず無事着席しました。



 座席番号は、「E列の1番」で前ではありますが一番端ですから若干見にくくなっています。
すると後から入ってきた私の前の席のお客さんが、席がないともめていました。
どうも前に座った人が一つ間違えていたようでしたが、これも何とか折り合いがついたようで一安心です。



 いよいよ開演10分前になって恒例の若手の前説です。
ここまでは写真を撮っていいとしつこく言うので、私も撮ってみました。
コンビ名は「お茶の水男子」だそうですが、私は初めて見ました。
お客さんの中でもほぼ知名度はゼロでしたが、頑張ってしっかり盛り上げてくれました。



 定刻の午後2時になっていよいよ開演です。
今回の出演メンバーは

天竺鼠
バンビーノ
ライス
ロザン
野生爆弾
キングコング
ショウショウ

そしてトリが、木村祐一でした。
この中ではさすがにトリの木村さんが一番面白かったです。
目についた街中の看板などをネタにして、これに突っ込むものですが、場内大爆笑の連続でした。
あっという間に1時間10分が過ぎてしまいました。



 久しぶりに吉本を見ましたが、楽しかったですね。
ところで今回のチケットは数日前にネットで購入したものなんですが、その時にメンバーとして「ノンスタイル」さんが入っていました。
もちろん当日のスケジュール表にも書いてあったので、ひょっとしたら出てくるかと期待しましたが、もちろん休場でした。
その代役が「ライス」さんだというわけですね。

 もう一つ気になったことはお隣の席の方でした。
私の右隣に座ったのは中年のおばちゃんお二人で、こちらにはほぼ初めてきたという感じです。
そのお二人がどうもそれほど漫才好きというわけではないようで、すぐに飽きてしまう。
するとそこでおしゃべりが始まるという繰り返しでした。

 何しろお隣ですしかつ声が大きいので、舞台から離れている私にはかなり邪魔になりました。
笑い声は構いませんが公演中の会話はできるだけ避けるべきだと、「お茶の水男子」さんも繰り返し言っていたはずですが、残念でした。
なお、会場はドリンク持ち込み可能なので、次回はきっかり持ち込もうと思っています。

 さて、漫才ブームもそろそろ下火のようで、今回は空席が目立ちました。
数年前に来たときは満員で立ち見もありましたから、かなりの差です。
おかげで帰りは混雑せずに出られました。
たまには漫才も良いものですね。

 ルミネを出て、いよいよ飲み歩きのスタートです。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

さ竹@新宿

2016年12月17日 07時27分56秒 | 居酒屋
さ竹@新宿

 神田から山手線で新宿に向かいます。
ところがどちらに乗ろうか迷っています。
内回りか外回りか?
どちらも同じような時間なんですね。

 まあ、迷っているうちに時間は経過してしまいますから、上野方面行きに乗り込みました。
神田から31分で新宿に到着です。
ここでのお目当ては、「ルミネtheよしもと」です。
たまには漫才でひと笑いしましょうか。

 前もってネットで前売り券を購入しておいたので、これを受取るだけです。
まずは会場に行って、発券機を使います。
クレジットカードで無事処理は完了しました。
しかし開場までにはまだ30分ほどありますから、その間に1軒回ってみましょう。

 すぐ近くにめぼしいお店を見つけて、そこに向かいますが、どうしたわけかなかなか見つかりません。
こういう時に頼りになるのがタブレットですが、最近どうも相性が悪く、思うように動いてくれないのが玉に瑕ですね。
そんなわけで思ったよりも時間がかかってお店を見つけました。
こちらが立ち食いのお蕎麦屋さんで、「さ竹」さんです。



 もちろんお蕎麦もいただけますが、うれしいことにお酒も飲めるということです。
まずは入口右手にある券売機で食券を購入します。
ところが前にいるお客さんがなかなか決まりません。
後ろで私はじりじりしています。

 しかしすぐに気が付きましたが券売機は二台ありました。
もう1台のほうが空いてそこに向かいました。
難なく目的のボタンを見つけて券を購入します。
まずは左手奥の調理場に向かって、その食券を差し出します。

 店員さんがそれをもぎって、半券を返してくれました。
それをもって空いた席に座ります。
私のチョイスは「生ビール(150円)と「野菜天ぷら(250円)」でした。



 よく見ると食券に番号が書かれているのがわかります。
たぶんこれは券売機で発券した順番に記入されるものでしょう。
出来上がると店員さんがこの番号を呼びます。
そこで呼ばれたお客さんが受け取りに行くわけです。



 しばらくたって、無事「79番と80番のお客さん」と呼ばれました。
トレイの上に乗ったビールと天ぷらを持って、席に戻りました。
このプラスティックのトレイはゆがんでいてカタカタしますね。



 まずは生ビールです。
150円とは思えない量があって時間つなぎには最適です。
本日最初の1杯です。



 そして野菜天ぷらです。
もちろん揚げたての熱々で、衣はサクサクパリッとしていました。
なお、天つゆはないので添えてある味塩でいただきます。
これも250円は嬉しいボリュームですね。

 使ってある野菜は、ピーマン、ジャガイモ、さつまいも、ニンジン、それにナスです。
これをつまみに生ビールを流し込みます。
お店はお昼時とあって大混雑でした。
お蕎麦も安いし出来立てなので大人気なんでしょう。



 なお、お店の中でお酒を飲んでいるのは私一人だけでした。
卓上のメニューを見ると々150円で日本酒も飲めるようです。
やはりビール1杯だけでは物足りなくなって、お代わりをしようかと思いましたが、お店が混んでいたので断念しました。

 店員さんは厨房にすべて外人さんの三人で、女性がお一人いました。
不思議なことに店長さんらしい年配の日本人男性が一人いて、客席であれこれお客さんと話していました。
こちらのお店はランチタイムを外せばのんびり飲めそうなのでしっかり記憶に入れておきました。



 さて、ビールも空いて天ぷらも食べ終わったのでお店を後にします。
この間15分ほどですが、観劇の前の時間つぶしには十分でした。
そこからルミネに戻って、いよいよ漫才です。



 ごちそうさまでした。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

天津飯店@神田

2016年12月16日 07時24分43秒 | ラーメン(静岡県以外)
天津飯店@神田



 いよいよ冬の青春18きっぷのシーズンです。
まずは14日の水曜日に、1回目の東京ツアーです。
しかし今回はさる理由があってアルコールは控えめにしております。
したがっておとなしい飲み歩きになっていますが、どうぞお付き合いください。

 まずはいつもの上り列車です。
8時7分発の熱海行きで静岡駅を出発しました。
席が一つ空いていたので、迷わずそこに座りましたが、あとで気が付くとそこはシルバーシートでした。
まあ私もいい年ですからこれはこれで身に合っています。

 しかしあいにくの天気で、田子の浦あたりから雨が降り出しました。
うっかりと今日は傘を持ってこなかったので、東京の天気が心配になります。
熱海で乗り換え、そのまま東京駅に着きました。
気になる天候ですが、川崎のあたりで小やみになり、東京では何とか降らないで済みましたからよかったです。

 東京駅で山手線に乗り換え、神田で降りました。
今日のラーメンはこちらにある老舗の中華料理店のラーメンです。
地図を片手にお店を探しますが、意外にあっさりと見つかりました。
こちらが、「天津飯店」さんです。



 「いらっしゃいませ」
「お一人の方カウンターへどうぞ」
店員の若い女性が声をかけてくださいます。
私は空いたカウンターの左端席に座りました。



 お冷やと紙おしぼりが出て、「北京ちゃんぽん定食(800円)}の注文です。
前々から気になっていたこれが食べたかったんです。
しばらくすると店員さんが
「エプロンはお使いになりますか?」



 せっかくですから使わせていただくことにしました。
紙エプロンを前にかけて準備は万端です。
しばらくたって、お待ちかねのセットができてきました。
これは美味しそうです。



 中央にメインの北京ちゃんぽん、ミニサイズのご飯にザーサイ、そしてデザートが付いています。
「水餃子は後でお持ちします」
こちらはまとめて作るのかな。
それでもすぐに出てきましたから大丈夫です。



 まずはメインの北京ちゃんぽんです。
これはどんなものなのかといいますと、白菜がメインの野菜に海鮮のイカゲソやエビを使って煮込んだスープです。
そこに味付けとしてかなり辛いスープになっています。
これが良いコクで、癖になる味ですね。



 麺は自家製麵だそうで、中太の平打ちストレートでした。
やや硬めの言う出具合で最後まで伸びることはありませんでした。
スープは注文を受けてから作るのではなくまとめて煮込んであるようですね。
というのも白菜はかなりクタクタになっていましたが、エビやイカは後で入れたようで硬くありませんでした。







 スープはそれほど熱くはありません。
これで熱々でしたらランチ時には食べにくいですから正解だと思います。
辛いことは辛いですが、私にはほどよい感じで美味しくいただけました。

 さて私の後で入ってきた若い女性のお客さんは、「麻婆豆腐定食」です。
この麻婆豆腐が熱々でジュージューと美味しそうな音をたたて運ばれてきました。
これも美味そうですねえ。
真っ赤なスープが結構飛び散るので、紙エプロンをいただいて大正解でした。

 水餃子はまあ無難な味でしたが、杏仁トウフは良かったです。
モチモチのシンプルなもので、さすがは老舗だと感じました。
念願の北京ちゃんぽんが食べられて大満足でした。

 それでも辛さはけっこうなもので、紙おしぼりも最後は真っ赤になってきました。
食べ終わるころにはじっと汗が染み出てきましたから、冬場は良いメニューだと思います。
お会計をしてお店を後にします。



 店頭には、「本日のサービス定食(650円)」と張り出してあります。
これがなんと「担々麺」でした。
セットになっていてこれで650円か!
機会があればこれも食べたいですね。

 神田のあたりはお昼休みの飲食店は大混雑です。
どこも行列ができていて、繁盛されているお店はよくわかります。
中でも長かったのが鰻やさんで、その安さにも驚きました。
ここも一度は行ってみたいですね。

 のんびりと歩いて神田の駅に戻ります。
ごちそうさまでした。


 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする