静岡ラーメン放浪記2

ラーメン大好きな管理人が、自ら食べ歩いた静岡のラーメン店を巡る紀行文と居酒屋放浪記です。
土曜と日曜はお休みです。

吉野家@とん汁で1杯

2017年01月26日 07時19分29秒 | 居酒屋
吉野家@とん汁で1杯



 「吉野家のとん汁が変わった」
そんな噂を耳にしました。
恥ずかしながら今まで何度も吉野家さんに行きましたが、この「とん汁」は一度もいただいたことがありません。
牛丼に付けるのはすべてお味噌汁です。

 それでは一度その「とん汁」をいただいてみましょうか。
しかしただ牛丼に付けるんでは面白みがありません。
そうだ、お酒のつまみにしてみよう。
今日は「とん汁で1杯」の巻きです。

 仕事終わりの午後9時過ぎ、おなじみ呉服町の「吉野家」さんにやってきました。
お店はぱらぱらとお客さんが入っていますが、ゆったりとカウンター席に座れました。
今日の店員さんも東南アジア系の方ばかりですね。
最近ではこういうシフトが定番化している吉野家さんです。

 手を上げて店員さんを呼び、注文を伝えます。
「ホッピーセットにとん汁とポテトサラダのセットをお願いします」
「ドレッシングはどうのこうの」
「ゴマにしてください」

 ゆっくりと聞きやすいように伝えます。
実はこのセットというのがわかりにくいです。
「Aセット」というのが「サラダとお味噌汁のセット」です。
それをまずは「とん汁」に変更するとプラス130円になります。

 さらに普通のサラダを「ポテトサラダ」にして30円プラスです。
結局合計で290円になるわけです。
正価190円のとん汁に、100円の追加で「ポテトサラダ」を付けたということになります。
さすがにトン汁だけでは寂しいのでこうしましたが、店員さんはしっかりと注文通りに答えてくれました。



 しばらく待って、トレイに乗ったセットが一緒に出てきました。
それではここで一人乾杯です。
まずは半分の量でホッピーを作ります。



 これがお目当てのとん汁です。
たぶんほとんどの方が思った通りで、上にある豚肉は最後に一切れ乗せたものです。
この肉が入っていないと看板倒れですから、絶対に必要なひと切れです。
ここに一味を掛けていただきます。

 第一印象は、かなり具が多いということです。
大根ニンジンにゴボウ、レンコンも入っていました。
上からは見えませんが、お椀の底には大きめのお豆腐が隠れていました。
お味噌は濃い目の味付けでなかなかコクがあります。

 そしてうれしいことに具が多いです。
あえて言いますと、「モツ抜きのもつ煮込み」のようなものでした。
豚肉一切れ以外はすべて野菜ですからこれまたヘルシーですね。
初めていただいたわけですがこれはなかなか優れたおつまみになります。



 もう一品の「ポテトサラダ」です。
ここに胡麻ドレッシングをかけていただきます。
ポテトが少なめですがままお値段からいってこんなものでしょう。
後半では紅しょうがを加えたりして楽しみました。



 吉野家さんはちゃんとレシートを出してくれるので、内容がしっかり分かっていいです。
このセットで690円、後はナカの追加だけです。
さて9時過ぎの吉野家さんですが、お客さんはほとんどが男性の一人客でお食事だけという方でした。
「𠮷呑み」をしているのは私だけでしたが、そこそこにお客さんは入っていました。



 ナカの追加で二杯目を作ります。
すると、私の視線の先のお客さんが目に入りました。
4人掛けのテーブルに一人で座って、店員さんにさらっと注文します。
それがすぐに出てきたんですが何かおかしい。

 店員さんはせっかく作った牛丼をそのまま持って帰って、焼肉のようなものを作り始めました。
どうやら注文が間違って伝わったようでしたが、店員さんの対応が穏やかで好感が持てました。
外人さんとはいえしっかり教育されているようで、さすがに売り上げ回復されている吉野家さんです。

 たまたま店員さんの交代期だったようで、今の時間は店員さんがたった一人でやっています。
見ていると結構手際が良く熟練されていることがよくわかりました。
そのあとはすぐにもう1名が出てきて、平常のオペレーションになりました。

 私も二杯目のホッピーを飲み干してお会計です。
「とん汁でホッピー」
これ、お勧めですよ。



 ごちそうさまでした。


 
コメント (2)
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