ひろば 川崎高津公法研究室別室

川崎から、徒然なるままに。 行政法、租税法、財政法、政治、経済、鉄道などを論じ、ジャズ、クラシック、街歩きを愛する。

三岐鉄道三岐線東藤原駅にて(不完全版)

2012年11月13日 23時28分02秒 | 写真

 三岐線は貨物路線でもあります。いや、貨物輸送が主体の路線である、と記すほうが正確でしょう。このような私鉄はそれほど多くなく、今年、静岡県の岳南鉄道で貨物輸送が取りやめられてからはますます貴重な存在となっています。

 東藤原駅からJR富田駅まで、セメント輸送が行われています。東藤原駅の近くに太平洋セメントの工場があり、そこで生産されるセメントなどの製品が輸送されます。また、中部国際空港建設の際には埋立用の土砂の運搬も行っていました。

 太平洋セメントは、小野田セメントの流れを受け継ぐ会社で、三岐鉄道にも深く関係しています。1994年、小野田セメントは秩父セメントと合併して秩父小野田セメントとなり、1998年には秩父小野田セメントと日本セメントが合併して太平洋セメントとなっています。

コメント (2)
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