この夏休みは、何所か遠くへ行く訳でもなく、川崎市高津区を中心に動き回っていますが、時には近畿地方にでも行ってみたい、などと思っています。とくに行きたいのは大阪と和歌山なのですが、私の手元には大阪の写真がほとんどなく、和歌山に至っては足を踏み入れたことすらないため、今回は京都の写真を載せておくことにします。
2002年11月22日の夜、大分駅から寝台特急彗星号に乗り、京都へ行きました。目的は、京都府職員の方々が中心となっている21世紀型行政スタイル研究会の「第4回リアル研究会」に出席することです。時間まで、地下鉄全線を乗り回し、三条京阪から新京極および寺町京極へ出て、河原町四条(阪急河原町駅周辺)界隈に出た時、あまりの人の多さに驚きました。考えてみれば、紅葉を楽しめる絶好の日だったのです。
祇園まで市バスに乗り、八坂神社から高台寺へ出ます。実は、今回、研究会の会場が高台寺月真院でした。高台寺といえば、豊臣秀吉の妻であるねね(北政所)にゆかりの深いお寺です。こんな所で研究会を行うとは、さすが、京都ならでは、というところでしょうか。
変な写真ですが、ここが入口です。反対側は八坂神社から続く狭い通りで、溢れんばかりの人通りでした。観光用の人力車も通っています。
ここには、普段、観光客が入ることはできません。しかし、入口からわずかに中を覗くことができます。すると、下の写真のような光景を楽しめます。
紅葉と言いますが、ここまで鮮やかな色彩の紅葉を久しぶりに見ました。高台寺などの周辺も歩きましたが、ここが一番美しかったと思います。
この写真を撮影した後、月真院の中に入り、研究会を行いました。外の人通りが嘘のような静けさです。研究会のテーマは都道府県合併でした。色々と濃い議論を行いました。その後、皆さんとともに、ライトアップされた知恩院、祇園を通り、五条大橋のすぐそばでの懇親会に出ました。そして、私は、23時過ぎ、寝台特急富士号に乗って大分に帰りました。
それにしても、11月15日夕方から18日の午前中までは、日本租税理論学会第14回大会で「個別報告」をするために東京に行き(当時の私にとっては「帰り」という表現が合っていました)、次の週末に京都に行き、お土産代などが大変でした。