今日は衆議院議員選挙+最高裁判所裁判官国民審査の期日前投票を、高津区役所で済ませました。他に買い物で行く所があったため、車で移動しましたが、その間に聴いていたのが、坂本龍一さんの「千のナイフ」です。
1978年録音・発売ですから、もう36年前のアルバムなのですが、全く古びていません。全6曲が聴き所という感じです。「千のナイフ」と「ジ・エンド・オブ・エイジア」はYMOでも演奏されていますし、「グラスホッパーズ」は現在でも「日曜美術館」などのテレビ番組でよく使われています。
私は小学校6年生の時に初めて知り、ミュージックカセットで買いました。聴き過ぎてテープを傷めてしまい、LPで買い、さらに、日本でCDが一般的に発売され始めたばかりの時に、溝口にあったハイ・マートでCDを買いました。
また、「千のナイフ」がきっかけで渡辺香津美さんのギターを知ることとなり、中学生からジャズやフュージョンを好きになるきっかけにもなりました。香津美さんは「千のナイフ」と「ジ・エンド・オブ・エイジア」でアレムビック・ギターのソロをとっています。これらがまた素晴らしいのです。ジャズだけでない懐の深さを感じます。今年の8月30日に青葉台のフィリアホールで香津美さんの演奏を聴きましたが、1970年代から今に至るまで第一線で活躍する音楽家の成長と変化を知る上でも貴重な演奏となっています。
そうかと思うと、うちではショスタコーヴィチの交響曲全集を聴いていたりします。