ひろば 川崎高津公法研究室別室

川崎から、徒然なるままに。 行政法、租税法、財政法、政治、経済、鉄道などを論じ、ジャズ、クラシック、街歩きを愛する。

修士論文が原稿用紙4枚? 本当の話なのか?

2016年05月14日 14時07分21秒 | 社会・経済

 たまたま、インターネットのNEWSポストセブンというサイトで、タイトルに示したような趣旨のニュース(敢えて記事の見出しは掲げないこととしておきます。http://www.news-postseven.com/archives/20160510_410037.html)を見たのですが、この話は本当なのでしょうか。

 ちなみに、この記事の見出しでは「ペラ4枚」と書かれていましたが、400字詰め原稿用紙のことだそうです。私は、植草甚一氏の日記や筒井康隆氏の「あなたも流行作家になれる」などを読んでいたので、ペラとは200字詰め原稿用紙のことと覚えていました。違うのでしょうか。

 また、この記事に掲載されている某教授のコメントには「私が指導教官なら通さない」とあるのですが、そもそも修士論文としての提出そのものを認めないのが筋でしょう。通す、通さないの問題ではなく、まさしく「問題外の外」であるからです。

 いずれにしても、本当か嘘かわからない話ですが、本当であるならとんでもないことです。

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武庫川駅にて阪神本線の車両を

2016年05月14日 13時12分40秒 | 写真

阪神なんば線、本線、武庫川線と乗り継いで阪神の営業路線全線利用完了となり、武庫川駅で本線の電車を撮影しました。

 まずは、通称をジェットカーとも青胴車ともいう普通列車用の系列の一つである5500系です。梅田側が5501、元町側が5502の4両編成で、普通高速神戸行きとして運用されていました。

 5500系は阪神で最初のVVVF制御車で、1995年に登場しました。兵庫県南部地震で大きな損害を被った同社が、被災車両の代替などとしてデビューさせた系列ですが、実際には震災以前から導入の計画がありました。

 なお、現在はどの大手私鉄でも見かけるVVVF制御車ですが、最も導入が遅かったのは阪神です。逆に早かった例としては、営業用車両に限定すれば東急の初代6000系(但し、一部編成の改造)、近鉄1250系(1編成のみ。現在は1420系)、東急9000系(15編成。現在は大井町線の主力)などがあります。

 次は特急・急行用の赤胴車の一つ、8000系です。1984年に登場しており、現在も特急や急行などとして運用されます。この編成の塗装は、上がオレンジ色、下がクリーム色なので、赤胴車というには相応しくないようにも思えるのですが、元々は上がクリーム色、下が赤という塗装でした。

 撮影したのは、急行西宮行きとして運用されていた編成です。

 普通梅田行きの5500系です。普通列車用の車両は青胴車といわれますが、5001形などは上がクリーム色、下が濃い青となっているのに対し、5500系は上が水色、下が白となっています。

 なお、ジェットカーという愛称(?)は、初代の5001形の起動加速度が4.5km/h/sと非常に高いことから名付けられたものです。ここまで高いものは他に例がないと表現してもよいでしょう。5500系の起動加速度は4.0km/h/sと少し下げられていますが、これでも高いことに変わりはなく、他の鉄道に類例はあまりありません。このような車両が開発され、現在まで運行され続けている理由は、阪神本線の平均的な駅間距離が短いこと(つまり、駅の数が多いということ)、特急や急行の運行頻度が高いこと、などです。

 

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