2012年10月に妻と軽井沢に行った時の写真です。
中軽井沢駅で撮影しました。軽井沢行きのワンマン普通電車です。115系は日本国有鉄道時代に製造されたもので、JR東日本に引き継がれた後、しなの鉄道に譲渡されました。川崎市に生まれ育った私には、東海道本線や横須賀線を走っていた113系と違ってあまり縁のない車両ですが、中央本線など多くの路線で活躍した系列です。
しなの鉄道は、軽井沢駅から篠ノ井駅までの「しなの鉄道線」と、長野駅から妙高高原駅までの「北しなの線」を運営する第三セクターです。いずれも、元は信越本線の一部でした。
しかし、北陸新幹線の開業に伴い、まずは「しなの鉄道線」の部分がJR東日本から切り離されました。この時、横川駅から軽井沢駅までの区間が廃止されています。次に「北しなの線」の部分がJR東日本から切り離されました。そのため、信越本線は高崎駅から横川駅までの区間、篠ノ井駅から長野駅までの区間、直江津駅から新潟駅までの区間に分断されています。ズタズタにされたと表現するのは大袈裟でしょうか。こうなってしまうと、少なくとも信越本線という名称には全く相応しくありません。