2003年6月7日に撮影した写真ですが、ここに載せておきます。
阪急京都線の河原町駅で撮影した2300系です。今は運転されていない「急行」でした。
1960年から1967年まで製造されており、古いものでは車齢が50年を超えることとなりますが、現在も運用されているようです。廃車となっているものもあります。
当時、京都での或る研究会に参加していたため、大分から何度か京都へ行きました。この日は、京都市内の会場と往復割引か何かの関係で大分から大阪まではJR、大阪から京都までは阪急京都線を使いました。研究会が終わって、河原町四条で飲んだりしてから大分へ戻るところでした。
河原町から阪急の快速急行で梅田に出ました。時間が時間であったので、東京発の寝台特急「富士」に乗ることとしていました。大分が終点です。
2005年までは「富士」単独での運行でしたが、乗客数が少なかったのは明らかであり、長時間の運転なのに食堂車がなく、車内販売もあったかどうかわからず、おまけに九州に入ってから杵築で特急に抜かされるなど、不便な点ばかりが目立っていました。2005年から「はやぶさ」と併結され(東京⇔門司)、2009年に廃止されました。
1960年にデビューし、鉄道友の会のローレル賞を最初に受賞しました。現在まで続く阪急電車のデザインの基本ともなった名車です。