今年度、通常の火曜日は中央大学経済学部の講義「行政法」ですが、本務校である大東文化大学での公務のため、2018年5月8日は休講としました(いつか補講をするつもりです)。
少しばかり早く起きて、朝食をとり、うちを出ようと思っていたら……。
私のiPhone8に東京急行電鉄から遅延の連絡が入りました(アプリを経由してメールでの連絡サービスを受けています)。そこでは青葉台駅と田奈駅との間で線路内に人が立ち入った、というようなことが書かれていました。
御存知の方も少なくないと思うのですが、田園都市線には踏切が一箇所もありません。こうなると、青葉台駅か田奈駅のどちらかから人が線路内に入るか、途中のどこか(トンネルがあるので、その入口付近からが有力でしょう)から入るしかありません。
そこで、私は、朝、大幅に遅れ、旧新玉川線の区間では降りようと思っても降りることができないほどに混雑した田園都市線の各駅停車に乗りながら考えました。外れて欲しいけど、誰かが何か悪いことでもして駅から線路に降りたのだろう、捕物帖にでもなるかもしれないようなことが起こっているのではないか、と。
やはりそうでした(但し、少しばかり外しました。私は窃盗か痴漢かと思っていたのです)。神奈川新聞が「盗撮指摘され線路を逃走 朝の東急青葉台駅、電車に影響」として、8日の20時30分付で報じています(https://www.kanaloco.jp/article/329797)。
見出しで大体の話はわかるでしょう。
それにしても迷惑な話です。青葉台駅から線路に飛び降りて田奈駅の方向に走って逃げたのでしょうが、どこまで行ったのかわかりません。いや、どこまで行ったかはどうでもいいことです。線路に降りて逃走したことが問題なのです。これでは電車が動かなくなっても仕方がありません。人身事故でも起こったらさらに悪い話になります。ラッシュ時まるまる運転見合わせとなりかねないのですから。
私が乗った各駅停車は、30分以上も遅れて渋谷駅に到着しました。いつもであれば、そのまま半蔵門線に入って神保町駅で三田線に乗り換えるのですが、渋谷駅で降りざるをえなくなり、再び乗ることができない程であったのであきらめました(いつもであれば、こんなことはありません)。仮に乗ることができたとしても、神保町に着くまでさらに遅れるかもしれません。そこで副都心線に乗り換えました。
遅延の理由の一つに、具合が悪くなった乗客への対応というものがあります。誰でも、何時、何処でどうなるかわかりませんから、こういう理由に対して怒ってはいけません。私自身、或る夜、各駅停車に乗って帰る途中に用賀駅1番線ホームで倒れている人を見ました。10号車の近くであったため、すぐに運転士さんがそばに行き、駅員さんも来て対応しました。かなり具合が悪そうであったため、「電車が何時までも動かない」とは思わず、むしろ「あの人は果たして大丈夫だろうか」と心配してみていました。多くの乗客がそうであったはずです。
5月8日の朝は違います。理由が理由なので、怒りたくなります。「何を考えているんだ?」、と。
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今回の事件で、青葉台駅へのホームドア導入が早まるかもしれません。
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そう言えば、先月は青葉台に一度も行っていません。
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