ひろば 川崎高津公法研究室別室

川崎から、徒然なるままに。 行政法、租税法、財政法、政治、経済、鉄道などを論じ、ジャズ、クラシック、街歩きを愛する。

谷川俊太郎さんの訃報を目にして

2024年11月19日 14時45分00秒 | 日記・エッセイ・コラム

 朝、谷川俊太郎さんの訃報が目に入りました。

 何と言っても詩人として有名なお方ですが、私は、すぐにマザー・グースの翻訳、そしてピーナツ(世界一有名なビーグル犬が登場するコミック・ストリップ)の翻訳を思い出しました。とくにピーナツの訳は、わかりやすく、原作とは違うかもしれませんが独特のウィットなども込められています。例えば、スヌーピーの台詞"Born to sleep"が、日本語訳では「生まれながらの眠り屋さ」となります(漢字または仮名遣いが違うかもしれません)。他にも「なるほど」と思わせる日本語訳がたくさんありました。谷川さんの訳がなければ、日本でここまで人気が出たかどうかもわかりません。

 また、武満徹の「系図」の詩も谷川さんによるものです。NHKテレビで放送された演奏を聴いてすぐに「いいな」と思い、後日、小澤征爾指揮、遠野凪子朗読の演奏をCDで購入し、何度となく聴いたものです。


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