1988年から東京メトロ丸ノ内線を走る02系は、先に銀座線用として登場した01系をベースに製造されました(但し、01系より02系のほうが少々大きいなどの違いもあります)。その後、丸ノ内線全駅のホームドア設置、ATO、ワンマン運転などのための改造を受けつつ活躍してきましたが、2000系に置き換えられつつあります。しかし、1000系に置き換えられた01系と比較すると、新系列への置き換えはゆっくりとしています。廃車の遅さは、或る意味で半蔵門線用の8000系と似ています。
COVID-19の影響で(いや、それだけではないかもしれませんが)東京メトロ各線の乗降客が減少しています。そのため、8月に丸ノ内線、銀座線、東西線および千代田線で、減便を内容とするダイヤ改正が行われます。丸ノ内線の場合、方南町支線(中野坂上駅〜方南町駅)の3両編成がなくなって6両編成に統一される点はよいかもしれませんが、日中の方南町支線は輸送力過剰になるのではないかと思われます。また、02系80番台が全廃される可能性もあります。
また、8月6日から有楽町線全線のワンマン運転が始まりました。ホームドア設置とATOでワンマン運転というのは、東京メトロ南北線、丸ノ内線、副都心線という例があります。今後もワンマン運転化が進められることでしょう。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます