川崎市の南部と北部を縦貫し、宮前区および麻生区を除く全区を通る南武線は、元々が南武鉄道という私鉄で、戦時中に買収され、国鉄の路線となりました。それ以来、長らく首都圏の他の路線で使い古された車両ばかりが使われてきました。
しかし、国鉄の末期には、山手線などとともに、国鉄で数少ない黒字路線の一つでした。それで72系や101系、そして103系が使われ続けたのも不思議なことではあります。
それも205系が投入されてきてから変わってきました。新車で投入されたのです。たしか、Nゲージで205系南武線仕様が製品化されました。その後、209系も新車で投入されます(改造車も投入されました)。
そして、現在、南武線の本線(川崎〜立川)ではE233系8000番台に統一されています。上の写真は、今朝、武蔵溝ノ口駅の3番線に停車中の車両です。ダイヤが乱れていましたが、おそらく、この後に宿河原駅の電留線に回送されたのでしょう。
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