ネタバレを含むストーリーの詳細ですのでご注意ください。

Mistyさんからご指摘いただいた部分を修正しています。青字部分です。
Mistyさん、毎度ありがとうございます!前文まるっと頂いちゃいました。
今回も会話ばかりです。
シャーロックとユースタスの会話と、
後に出てくるジョンとシャーロックの会話が難しくて3日くらい悩みましたが、
多分こんな感じじゃないかと・・・
他にもちょっと違う?な部分がたくさんありましたが、
100年悩んでも答えが出なさそうなので気にしない事にしました(いい加減)
もし映画を観る事ができたらこっそり修正しようと思います。
(S3の時も同じこと言ってたなー・・・進歩してないのね。)
列車に乗ってカーマイケル家に向かうシャーロックとジョン。

JW:君は言わないだろうけど・・・
SH:僕は言わないし、君もそうするべきだ。
JW:私が何を言うつもりだったのか君は知らないだろう。
SH:君はこの件を扱っている超自然現象の機関があるかもしれないと提言しようとしていた。
君がそれを言ったら僕は笑い飛ばしていただろうね。
JW:だけどまた花嫁だよ、ホームズ。エメリア・リコレッティだ。大地を歩く死んだ女性。
SH:君には驚くよ、ワトソン。
JW:なんで?
SH:君はいつからその手の創作をするようになったんだ?
JW:おそらく一般読者に無節操な麻薬中毒者を紳士だと思わせた時からだな。
SH:君が今その話を出してくるのには感動すら覚えるよ。
だが、この世にゴーストはいないから安心しろ。
(小声で)自分たちで生み出したもの以外は。

JW:え?何て言ったんだ?ゴーストは自分たちが生み出すってどういう意味?
カーマイケル家でユースタスと話しをしています。
ユースタス = Eu

Eu:夢遊病だ。
JW:今、何と?
Eu:私は夢中歩行する、それだけだ。ありふれた病気だよ。
あなたは医者だったはずだ!すべては悪い夢だったんだ。
JW:あなたが受け取った封筒の中身もですか?
Eu:そうだ、あれはグロテスクな冗談なんだ。
JW:あなたが奥さまに与えた印象とは違いますね。
Eu:彼女はヒステリックで、よく妄想するんだ。
SH:違う。

Eu:失礼だが、今何とおっしゃった?
SH:違うと言ったんです、彼女はヒステリックではありません。
類まれな見識のあるとても聡明な女性です。
Eu:妻はオレンジの種に何か恐ろしいものを見たんだ。
SH:あなたの妻は誰ひとりとしていかなる価値も見出せないものを理解する事ができます。
Eu:妻が?どうやってそれを証明するんです?Mr.ホームズ。
SH:あなたと結婚したからです。彼女は動機を見つけ出す事ができたんですよ。
シャーロックに皮肉られちょっと怒り気味のユースタス氏。

SH:今夜、あなたを守るべく最善を尽くしますが、
最初にあなたがリコレッティの事件との繋がりを説明してくれると助かります。
Eu:リコレッティ?
SH:詳しく話してください。
Eu:彼女の事など聞いたことが無い。
SH:興味深いですね。僕は女性だとは言っていませんよ。
さて、我々は外にいます。朝に再び会えるといいですね。
Eu:そうはならないよ。
SH:そうなれば残念ですが僕があなたの殺人を解決することになるでしょう。
ではこれで。
部屋を出て使用人に「カーマイケル夫人に渡してくれないか。」とメモを渡すシャーロック。
JW:何だったんだ?
SH:カーマイケル夫人は今夜は激しい頭痛がすると言ってひとりで眠ることになる。
家のドアと窓は全て鍵をかけてね。
JW:は!君は亡霊・・あー、花嫁が再びユースタス卿を外に誘い出すと思ってるのか?
SH:当然だ。これ以上に不吉な脅しはないよ。「今夜あなたは死ぬ。」だ。
JW:彼女を追っていかないんじゃないか?
SH:彼が何をするのかを一言で言うのは難しいな。罪の意識が彼の魂を蝕んでいる。
JW:罪の意識?何に対して?
SH:彼の過去の何かだよ。オレンジの種がそれを思い出させるんだ。
JW:冗談ではないのか?
SH:まったく違う。オレンジの種は死によって報復するという伝統的な警告でアメリカに由来している。
ユースタス卿がなぜ罰せられるのか、彼は痛いほどよく分かっている。

JW:エメリア・リコレッティに関係しているのか?
SH:恐らく。誰にでも過去はあるよ、ワトソン。ゴーストだよ。
それらは幸せな日々につきまとう影なんだ。
ユースタス卿は自分がマークされていることを知っている。
彼は殺されるよりも恐れている何かがある。
亡きリコレッティ夫人の死体が蘇った事によって地獄に引きずり込まれると思っているんだ。
JW:そんなのすごくバカげてないか。
SH:まったくだ。君、リボルバー持ってきたか?
JW:ゴーストに効力があるのか?
SH:そうだな。で、持ってきたのか?
JW:もちろんだとも。
SH:ではいくぞ、ワトソン。The game is afoot.

夜。
物置小屋のようなところで屋敷を見張るシャーロックとジョン。
画面が非常に暗いです。

ワトソンがうめきながら立ち上がるので小声で怒るシャーロック。
SH:かがんでろ、ワトソン、頼むよ、ホントに!
JW:悪い。けいれんだ。灯りはまだついてる?
シャーロックは部屋の様子を見ながらついてる、と答えますが
その時、ユースタス卿の部屋の灯りが消えました。
SH:ユースタス卿の部屋が消えた。カーマイケル夫人もだ。家中が眠りについたな。
JW:やれやれ、私の人生で一番長い夜になるよ。
SH:忍耐だよ、ワトソン。
JW:ようやく夜中だ。我々がこうして一緒に座るのは珍しいよな。
SH:僕も座るべきだな。膝を痛めそうだ。
JW:旧友ふたりのおしゃべりタイムだな。1対1で。

何か嫌な予感がするのかキョドるシャーロックが(笑)
何だか気まずそうな雰囲気のふたりなんですけど。
JW:その、素晴らしい女性だな。
SH:誰が?
JW:カーマイケル夫人
SH:女性は君の得意分野だ、ワトソン。君が言うなら確かだろう。
JW:君だって彼女が好きだろう。「とても聡明な女性」って。
SH:それに、土踏まずが非常に発達している。彼女が部屋に入ってすぐに気づいた。
JW:彼にはもったいない女性だよ。
SH:そう思うのか?
JW:いや、君がそう思ってるんだろう。僕にはわかる。

SH:それどころか、それに関しては何の見解もないけど。
JW:いや、あるね。
SH:結婚は僕が論じるテーマではないよ。
JW:そうか?
SH:今夜の君はどうかしたんじゃないのか?
JW:君が身につけている懐中時計の内側に写真があるだろう。
以前、ちらっと見たんだ。あれはアイリーン・アドラーだよな。

SH:ちらっと見たんじゃない、君は僕が眠るまで待って、それを見たんだ。
JW:確かにそうだ。
SH:僕が気づかないとでも思ってたのか?
JW:アイリーン・アドラー。
SH:手ごわい相手だった、驚くべき冒険だ。
JW:すごくいい写真だよね。
SH:君はなぜこんな話をするんだ?

JW:なぜ君はそんなに独りでいようとするんだ。
SH:どこか具合が悪いのか?ワトソン。
JW:そんなに妙な質問か?
SH:ウイーンの精神科医ならともかく、退役軍医の質問としては、全く妙だ。
(ウィーンの精神科医はフロイトの事なんでしょうね。ホームズVSフロイトとかいう話もありました。
このあたりの会話も訳がかなり怪しいです。大事な場面なのに多分に間違いがあると思います・・・すみません。)
JW:誰ひとりとして異議を唱えることはないと確信しているが、私たちは親友なんだ。
SH:それは認める。
JW:私は今、君とごく普通の会話をしようとしてるんだ。
SH:やめてくれ。
JW:なぜ孤独になる必要があるんだ。
SH:君が恋愛問題に言及するなら、ワトソン、残念だが、
以前から説明している通り全ての感情は僕にとっては忌まわしいものなんだ。
「The crack in the lens.」だよ。
(※「The crack in the lens.」は物語のタイトルですがタイトルのセンス皆無なので訳しませんでした。
「The crack in the lens.」という本は実在するようです。日本語版はなさそうですけど)
※※「The crack in the lens」はボヘミアの醜聞からの引用との事でした。
確かにアイリーンと彼の感情についてワトソンが言及していました。なるほどです。
なのでThe crack in the lensは「拡大鏡のひび割れ」なんですね。
JW:ああ、「The crack in the lens.」か。
SH:そうだよ、そこでも同じことを言っているだろう。
JW:違うよ、私がその話を書いたんだ。君は自分でストランドマガジンから引用したんだよ。
SH:確かにそうだな。
JW:私の言葉であって、君のではないんだよ!
君についての考察を私が読者に公表したんだ。心のない頭脳。計算機。
私がそのすべてを書いてるんだ、ホームズ。そして読者がそれを楽しむ。
だが私は君がそうだとは思ってないぞ。

SH:では、僕は君の編集者に手紙を書くことにしよう。
JW:君は生きて、呼吸をしているんだ。君は人生を送ってるし過去もある。
SH:何だって?
JW:だから君にもあったはずだ・・・・
SH:何が?
JW:わかるだろう。
SH:わからない。
JW:経験だよ。
SH:リボルバーを貸してくれ。急に必要になった。
JW:ホームズ、君は生身の人間なんだよ、感情もあるし、君は・・・欲求だってあるはずだ。
SH:頼むからやめてくれ、僕は今ほど殺人ゴーストに襲われたいと思ったことはない。
JW:君の友人として、君を心配する者として言ってるんだ。何が君をそうさせる?

SH:何を言っているんだ、ワトソン・・・僕は僕の意思でそうしているんだ。

その時、あたりを動き回る物音と気配がし、シャーロックは思わず、
「レッドベアード?」と呟きます。
ワトソンが「何だ?」と言い、視線のほうを見ると花嫁衣裳の女性が現れ宙に浮いていきます。

JW:どうする?
SH:話をしようじゃないか。

外に飛び出すシャーロックと後を追うジョンでした。
続きます。
最後の会話はトレーラーの時もかなり悩みまして、
そんなに間違ってはいないと思うのですが(・・・間違ってないよね・・・??)
何だかしっくりこないのはやっぱりセンスなんでしょうか。
良い日本語が思いつきません(涙)
そして、出てきましたねーレッドベアード。
そういえば御大たちがレッドベアードについて言及したことがありました。
シャーロックはREDBEARDが死んだときマイクロフトに
「REDBEARDは幸せの谷に行ったんだよ」と言われそれをずっと信じていたという話です。
そしてマインドパレスでレッドベアードと再会したときのセリフ、
「They're putting me down, too, now」は僕も殺される、とか死んじゃうとか、
そんなニュアンスだと思われるのでレッドベアードに何らかの秘密がありそうな・・・・予感です。

Mistyさんからご指摘いただいた部分を修正しています。青字部分です。
Mistyさん、毎度ありがとうございます!前文まるっと頂いちゃいました。
今回も会話ばかりです。
シャーロックとユースタスの会話と、
後に出てくるジョンとシャーロックの会話が難しくて3日くらい悩みましたが、
多分こんな感じじゃないかと・・・
他にもちょっと違う?な部分がたくさんありましたが、
100年悩んでも答えが出なさそうなので気にしない事にしました(いい加減)
もし映画を観る事ができたらこっそり修正しようと思います。
(S3の時も同じこと言ってたなー・・・進歩してないのね。)
列車に乗ってカーマイケル家に向かうシャーロックとジョン。

JW:君は言わないだろうけど・・・
SH:僕は言わないし、君もそうするべきだ。
JW:私が何を言うつもりだったのか君は知らないだろう。
SH:君はこの件を扱っている超自然現象の機関があるかもしれないと提言しようとしていた。
君がそれを言ったら僕は笑い飛ばしていただろうね。
JW:だけどまた花嫁だよ、ホームズ。エメリア・リコレッティだ。大地を歩く死んだ女性。
SH:君には驚くよ、ワトソン。
JW:なんで?
SH:君はいつからその手の創作をするようになったんだ?
JW:おそらく一般読者に無節操な麻薬中毒者を紳士だと思わせた時からだな。
SH:君が今その話を出してくるのには感動すら覚えるよ。
だが、この世にゴーストはいないから安心しろ。
(小声で)自分たちで生み出したもの以外は。

JW:え?何て言ったんだ?ゴーストは自分たちが生み出すってどういう意味?
カーマイケル家でユースタスと話しをしています。
ユースタス = Eu

Eu:夢遊病だ。
JW:今、何と?
Eu:私は夢中歩行する、それだけだ。ありふれた病気だよ。
あなたは医者だったはずだ!すべては悪い夢だったんだ。
JW:あなたが受け取った封筒の中身もですか?
Eu:そうだ、あれはグロテスクな冗談なんだ。
JW:あなたが奥さまに与えた印象とは違いますね。
Eu:彼女はヒステリックで、よく妄想するんだ。
SH:違う。

Eu:失礼だが、今何とおっしゃった?
SH:違うと言ったんです、彼女はヒステリックではありません。
類まれな見識のあるとても聡明な女性です。
Eu:妻はオレンジの種に何か恐ろしいものを見たんだ。
SH:あなたの妻は誰ひとりとしていかなる価値も見出せないものを理解する事ができます。
Eu:妻が?どうやってそれを証明するんです?Mr.ホームズ。
SH:あなたと結婚したからです。彼女は動機を見つけ出す事ができたんですよ。
シャーロックに皮肉られちょっと怒り気味のユースタス氏。

SH:今夜、あなたを守るべく最善を尽くしますが、
最初にあなたがリコレッティの事件との繋がりを説明してくれると助かります。
Eu:リコレッティ?
SH:詳しく話してください。
Eu:彼女の事など聞いたことが無い。
SH:興味深いですね。僕は女性だとは言っていませんよ。
さて、我々は外にいます。朝に再び会えるといいですね。
Eu:そうはならないよ。
SH:そうなれば残念ですが僕があなたの殺人を解決することになるでしょう。
ではこれで。
部屋を出て使用人に「カーマイケル夫人に渡してくれないか。」とメモを渡すシャーロック。
JW:何だったんだ?
SH:カーマイケル夫人は今夜は激しい頭痛がすると言ってひとりで眠ることになる。
家のドアと窓は全て鍵をかけてね。
JW:は!君は亡霊・・あー、花嫁が再びユースタス卿を外に誘い出すと思ってるのか?
SH:当然だ。これ以上に不吉な脅しはないよ。「今夜あなたは死ぬ。」だ。
JW:彼女を追っていかないんじゃないか?
SH:彼が何をするのかを一言で言うのは難しいな。罪の意識が彼の魂を蝕んでいる。
JW:罪の意識?何に対して?
SH:彼の過去の何かだよ。オレンジの種がそれを思い出させるんだ。
JW:冗談ではないのか?
SH:まったく違う。オレンジの種は死によって報復するという伝統的な警告でアメリカに由来している。
ユースタス卿がなぜ罰せられるのか、彼は痛いほどよく分かっている。

JW:エメリア・リコレッティに関係しているのか?
SH:恐らく。誰にでも過去はあるよ、ワトソン。ゴーストだよ。
それらは幸せな日々につきまとう影なんだ。
ユースタス卿は自分がマークされていることを知っている。
彼は殺されるよりも恐れている何かがある。
亡きリコレッティ夫人の死体が蘇った事によって地獄に引きずり込まれると思っているんだ。
JW:そんなのすごくバカげてないか。
SH:まったくだ。君、リボルバー持ってきたか?
JW:ゴーストに効力があるのか?
SH:そうだな。で、持ってきたのか?
JW:もちろんだとも。
SH:ではいくぞ、ワトソン。The game is afoot.

夜。
物置小屋のようなところで屋敷を見張るシャーロックとジョン。
画面が非常に暗いです。

ワトソンがうめきながら立ち上がるので小声で怒るシャーロック。
SH:かがんでろ、ワトソン、頼むよ、ホントに!
JW:悪い。けいれんだ。灯りはまだついてる?
シャーロックは部屋の様子を見ながらついてる、と答えますが
その時、ユースタス卿の部屋の灯りが消えました。
SH:ユースタス卿の部屋が消えた。カーマイケル夫人もだ。家中が眠りについたな。
JW:やれやれ、私の人生で一番長い夜になるよ。
SH:忍耐だよ、ワトソン。
JW:ようやく夜中だ。我々がこうして一緒に座るのは珍しいよな。
SH:僕も座るべきだな。膝を痛めそうだ。
JW:旧友ふたりのおしゃべりタイムだな。1対1で。

何か嫌な予感がするのかキョドるシャーロックが(笑)
何だか気まずそうな雰囲気のふたりなんですけど。
JW:その、素晴らしい女性だな。
SH:誰が?
JW:カーマイケル夫人
SH:女性は君の得意分野だ、ワトソン。君が言うなら確かだろう。
JW:君だって彼女が好きだろう。「とても聡明な女性」って。
SH:それに、土踏まずが非常に発達している。彼女が部屋に入ってすぐに気づいた。
JW:彼にはもったいない女性だよ。
SH:そう思うのか?
JW:いや、君がそう思ってるんだろう。僕にはわかる。

SH:それどころか、それに関しては何の見解もないけど。
JW:いや、あるね。
SH:結婚は僕が論じるテーマではないよ。
JW:そうか?
SH:今夜の君はどうかしたんじゃないのか?
JW:君が身につけている懐中時計の内側に写真があるだろう。
以前、ちらっと見たんだ。あれはアイリーン・アドラーだよな。

SH:ちらっと見たんじゃない、君は僕が眠るまで待って、それを見たんだ。
JW:確かにそうだ。
SH:僕が気づかないとでも思ってたのか?
JW:アイリーン・アドラー。
SH:手ごわい相手だった、驚くべき冒険だ。
JW:すごくいい写真だよね。
SH:君はなぜこんな話をするんだ?

JW:なぜ君はそんなに独りでいようとするんだ。
SH:どこか具合が悪いのか?ワトソン。
JW:そんなに妙な質問か?
SH:ウイーンの精神科医ならともかく、退役軍医の質問としては、全く妙だ。
(ウィーンの精神科医はフロイトの事なんでしょうね。ホームズVSフロイトとかいう話もありました。
このあたりの会話も訳がかなり怪しいです。大事な場面なのに多分に間違いがあると思います・・・すみません。)
JW:誰ひとりとして異議を唱えることはないと確信しているが、私たちは親友なんだ。
SH:それは認める。
JW:私は今、君とごく普通の会話をしようとしてるんだ。
SH:やめてくれ。
JW:なぜ孤独になる必要があるんだ。
SH:君が恋愛問題に言及するなら、ワトソン、残念だが、
以前から説明している通り全ての感情は僕にとっては忌まわしいものなんだ。
「The crack in the lens.」だよ。
(※「The crack in the lens.」は物語のタイトルですがタイトルのセンス皆無なので訳しませんでした。
「The crack in the lens.」という本は実在するようです。日本語版はなさそうですけど)
※※「The crack in the lens」はボヘミアの醜聞からの引用との事でした。
確かにアイリーンと彼の感情についてワトソンが言及していました。なるほどです。
なのでThe crack in the lensは「拡大鏡のひび割れ」なんですね。
JW:ああ、「The crack in the lens.」か。
SH:そうだよ、そこでも同じことを言っているだろう。
JW:違うよ、私がその話を書いたんだ。君は自分でストランドマガジンから引用したんだよ。
SH:確かにそうだな。
JW:私の言葉であって、君のではないんだよ!
君についての考察を私が読者に公表したんだ。心のない頭脳。計算機。
私がそのすべてを書いてるんだ、ホームズ。そして読者がそれを楽しむ。
だが私は君がそうだとは思ってないぞ。

SH:では、僕は君の編集者に手紙を書くことにしよう。
JW:君は生きて、呼吸をしているんだ。君は人生を送ってるし過去もある。
SH:何だって?
JW:だから君にもあったはずだ・・・・
SH:何が?
JW:わかるだろう。
SH:わからない。
JW:経験だよ。
SH:リボルバーを貸してくれ。急に必要になった。
JW:ホームズ、君は生身の人間なんだよ、感情もあるし、君は・・・欲求だってあるはずだ。
SH:頼むからやめてくれ、僕は今ほど殺人ゴーストに襲われたいと思ったことはない。
JW:君の友人として、君を心配する者として言ってるんだ。何が君をそうさせる?

SH:何を言っているんだ、ワトソン・・・僕は僕の意思でそうしているんだ。

その時、あたりを動き回る物音と気配がし、シャーロックは思わず、
「レッドベアード?」と呟きます。
ワトソンが「何だ?」と言い、視線のほうを見ると花嫁衣裳の女性が現れ宙に浮いていきます。

JW:どうする?
SH:話をしようじゃないか。

外に飛び出すシャーロックと後を追うジョンでした。
続きます。
最後の会話はトレーラーの時もかなり悩みまして、
そんなに間違ってはいないと思うのですが(・・・間違ってないよね・・・??)
何だかしっくりこないのはやっぱりセンスなんでしょうか。
良い日本語が思いつきません(涙)
そして、出てきましたねーレッドベアード。
そういえば御大たちがレッドベアードについて言及したことがありました。
シャーロックはREDBEARDが死んだときマイクロフトに
「REDBEARDは幸せの谷に行ったんだよ」と言われそれをずっと信じていたという話です。
そしてマインドパレスでレッドベアードと再会したときのセリフ、
「They're putting me down, too, now」は僕も殺される、とか死んじゃうとか、
そんなニュアンスだと思われるのでレッドベアードに何らかの秘密がありそうな・・・・予感です。