「忌まわしき花嫁」UK版DVDの特典映像です。
いくつかパートがわかれていて最初はゲイティス御大のナビによる「シャーロックの研究」です。
何だかすごく難しくて、超超意訳でごまかしています。
もしかしたら途中で挫折するかもしれませんが・・・頑張ってみます。
もうすぐ映画が公開されますね。
私は一応友人と相談した結果21日(日)に行くことになりましたが、
さっきふと、21日って221Bの日か?もしかしてみんなこの日を狙ってる?と気づきました。(遅い)
なぜわざわざこの日に行くかなー、私。お互い空いている日がこの日しかなかったんだけど。
観れないかもしれないことも覚悟すべきかしら・・・
ナレーションはゲイティス御大です。
それぞれのインタビューは冒頭にイニシャルをつけていますが
イニシャルのない部分は御大のナレーションになります。
2010年6月10日、221Bへのドアが再び開き、サー・アーサー・コナン・ドイルの伝説の探偵、
シャーロック・ホームズの現代版がBBCで放送された。
伝統的なビクトリア時代の人物を現代の探偵に置き換え、
彼のフラットメイト、Dr.ジョン・ワトソンと一緒に現代のロンドンを舞台に犯罪を捜査するストーリーだ。
ここでピンクの研究からこの場面になります。
「名前はシャーロック・ホームズ、住所はベイカー街221Bだ。」
しかしスペシャルではビクトリア時代の舞台に戻りドラマチックな予想外の展開になる。
最後に宿敵、ジム・モリアーティの最期の謎が解けることになる事件を捜査することになる。
撮影からちょっと離れる機会ができたのでキャストと会い、
私立探偵と仲間たちの物語が世界中にいる数百万の視聴者をずっと引き付けているのか
その理由を知るためにアーカイブを振り返る。
Welcome to my "Study in Sherlock."
ここからしばらくはタイトルと各場面が入ります。
シャーロックの3シリーズが上手くいったので90分1回限りのスペシャルを作ることに決めた。
共同制作者で脚本家のスティーブン・モファットと私はこれまでシャーロックでやったことのない事をやる良い機会が持てた。
原作の熱心なファンとして我々がシャーロックスペシャルをビクトリア時代に設定したことで
アーサー・コナン・ドイルが成し遂げたものとかつてないほどに関わりを持てた。
ベネディクトのインタビュー。
MG:スティーブンと僕がアイデアを提案したとき・・・
BC:本当に僕はついにアイデアが枯れたのかと思ったよ。
MG:違うよ、最初のリアクションを教えてをおしえて
BC:あとで何か起こるかもしれないって話す前、かなり早い時期に僕にそれを言ってきたから
「リアルでやっかいなことになっちゃったよ」って思ったよ。
あの人たち気が狂ったって。
ここでSPの場面が入ります。
MrsH「Mr.ホームズ。帰ってくるなら知らせてくれれば良かったのに。」
SH「いつ帰れるかわからなかったんですよ、ハドソンさん。
バラバラにされた大地主に手こずりまして、こういう事はなかなか予定通りに事が運ばないんです。」
A「何が入っているんですか?」
JW「何でもないよ。」
A「殺人犯を捕えました?Mr.ホームズ。」
SH「捕まえたけどまだ足が見つからなくてね。引き分けという事だ。」
MrsH「あなた、また作品を発表したわね、Dr.ワトソン。」
JW「おもしろかったですか?」
MrsH「No」
マーティンのインタビュー。
MF:僕はビクトリアンが好きなんだ、新鮮な息吹を感じない?
だって、僕たちは番組にすごく馴染んでいるし。どう取り組むかとか、段取りとかその世界もね。
今でも親しまれているけど、ちょっとだけ向きを変えてみるのもすごくいいと思うよ。
僕たちはとても上手くやったと思うよ。少しだけその枠を壊して展開させていったんだ。閉じられた世界でね。
最初の週の撮影はアーサー・コナン・ドイルの最初のシャーロック・ホームズの物語にもある
主役たちの重要な出会いの場面にした。我々はバーツ病院のセットにいる。
ここは最初の原作「緋色の研究」で登場するモルグで、
若きスタンフォードは友人のDr.ワトソンをシャーロック・ホームズと呼ばれる不可解な人物に紹介した。
JW「邪魔しちゃったかな。」
SH「君はアフガニスタンにいただろう。」
我々は2度、この場面を撮影した。パイロット版と「ピンクの研究」でその場面を入れたからね。
ビクトリア時代でもその場面を入れることによって出荷時の復元されるような状態にしたんだ。
プロジェクト全体の始まりからスティーブンと僕は今までやらなかったものをドラマ化する事に夢中になった。
そして本当に、我々のシャーロックにある最初のあの場面はドラマチックだと思う。
もうひとつとても重要なのは最初の出会いだ。本当にすごく素晴らしかったよ。
SH「僕だ。今朝、僕には同居人が必要だと言ったんだ。
彼は昼食後に日焼けし、最近負った傷を抱えた軍人風の男と現れた。
そこからはアフガニスタンに従軍し、強制送還されたことが連想される。必然的な結論だ。」
デフォルトではシャーロックとジョンは50代まで続いている。
お互いをよく知っていて、一緒に暖炉の前に座り、冒険をする。もちろん、正しく正統だ。
しかし我々は再度始まりからスタートすることにしたんだ。
それは多くのイメージで展開されているがほとんど知られていない。
SH「我々ならうまく暮らせるよ。では明日の夕方7時に。
ああ。名前はシャーロック・ホームズ。住所はベイカー街221Bだ。」
MS「うん、彼はいつもああなんだ。」
シャーロックの最初のシリーズを書いた時にはこんなに評判になるなんて誰も想像していなかった。
子供の頃、僕はアーサー・コナン・ドイルや登場人物の大ファンだった。
シャーロックの優れた知性に心を奪われたことをまだ覚えている。
ベネディクトのインタビュー。
MG:読者として、子どもとして、僕は覚えているよ。
依頼人が話をする時に感じるだろうスリルを思い出すんだ。
そして物語でシャーロックが「彼がアメリカにいたことは?」のような事を言うんだ。
BC:かなり変わった見方だよね。
MG:それで相手が「それはどういう意味ですか?」って聞くんだ。
それがまさにその通りだってわかるんだけど、
実際、とても賢い方法で彼の優れた知性やエキサイティングな秘密なんかも示すんだ。
BC:始めは、彼の知性をこれ見よがしに見せてたんだと思うよ。ワトソンに友達になって欲しいからね。
ピンクの研究から出会いの場面です。
SH「バーツで学んだのなら、軍医だろう。明白だ。
君の顔は日に焼けているが手首より上は白い。君は海外にいたが日光浴はしていない。
君は歩くときにひきずる足は実際に状態が悪いのだろうが、
その事を忘れているかのように立ったままで椅子に座ろうとしないので少なくともある程度は心因性だ。
ケガの状況からトラウマが根本だと言える。戦闘中の負傷、そして日焼け。
アフガニスタンかイラクだ。」
ベネディクトの続き。
BC:彼らの関係は続いていくんだけど、シャーロックを受け入れてもらうには最初はとても重要で、
ワトソンの関心を引こうとして強い印象を与えたんだ。
ジョンと初めての捜査の場面。
SH「彼女の結婚指輪。少なくとも10年は経っている。
他のジュエリーは定期的に磨いているのに結婚指輪は磨いていない。結婚の状態を表している。
指輪の内側が外側より輝いているのは定期的に外しているからだ。
指から外すことで磨かれる。仕事のためではない。彼女の爪を見ろ。勤めている手ではない。
何のためというよりはむしろ誰のために外しているのか?
明らかに愛人はひとりではない。一定期間を超えて独身を装う事はしないから愛人を次々に作る。
簡単な事だ。」
JW「ブリリアント!」
マーティンの続き。
MG:ジョン・ワトソンはシャーロックが知力を使わない事に最初は驚いていたね。
MF:そうだね、それは間違いなく進化で、賢さのようなものがなくなってきてるんだけど
僕たちが彼を変えていった事は僕たちの友情がどう進展していくかの1点に絞るよりもも良い作り方だと思うよ。
10年前に僕を驚かせた事では今はもう驚かないから。
ジョンはある時点で立ち止まるんだ、「すごいだろう。」とあなたが言ってたような方法だ。
そしてS3E2のこの場面が入ります。
JW「黙れ。君はパズルを解いているわけじゃない、今まで一度もそんな事はしていないだろう。
君はドラマクイーンなんだ。そしてそこに今にも死んでしまう男がいるんだ。The game is on. 解決するんだ!」
続きます。