カンボジア経済

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ラタナキリへの道:その1 国道7号線

2009年05月11日 | 経済
 カンボジアの一番北東にあり、ベトナム、ラオスと接しているのがラタナキリ州です。高原地帯であり、宝石でも有名です。クメール語で「ラタナ」は宝石、「キリ」は山を意味します。4月にラタナキリに行く機会がありました。
 ラタナキリは、プノンペンから遠く、500キロ以上離れています。プノンペンから、まず国道6号線で北上し、その後国道7号線をたどります。国道7号線のコンポンチャムには、日本の支援で「きずな橋」がかけられています。また橋の東側の道路も日本の支援ですので、素晴らしい道路が続いています。国道7号線は、ベトナム国境に近いスノウルを通るため、大きく膨らむため、国道73号線がクラチエへのショートカットとなります。73号線は、現在舗装整備の工事が進んでいます。
 クラチエの国道7号線バイパスから北の区間は、中国の支援により昨年完成したものです。ストゥントレンでは、これも中国の支援による「セコン橋」が昨年完成しています。非常に早く完成しましたが、質の問題があり、舗装がめくれ返っているところもありますので走行にはご注意ください。

中国業者の基礎工事の質が悪いために完成したばかりだと言うのに舗装がめくれ上がってしまっています。このようなところが多数ありました。


セコン橋。きれいに見えますが、こちらも橋脚に早くもダメージとの報道が・・・。


コメント
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