カンボジアの中央銀行NBCは、4月から現地通貨リエルの対ドルレート低下を防ぐために、小口ながら断続的に為替市場に介入(リエル買いドル売り)を続けています。これまでに3000万ドル(約26億円)を投入しましたが、NBCによれば、8月は1300万ドル規模(約11億円)の介入を行う予定とのことです。昨年の介入規模は総額5400万ドルでしたので、まだそのレベルまでは行っていません。カンボジアの外貨準備は6月末で29億ドル(約2500億円)に達した模様ですので、この程度の介入でしたら、当面問題はないものとみられています。
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