英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

小田原・箱根・東京紀行 その10「東京スカイツリー」

2023-08-13 11:17:13 | 日記
「その1」「その2」「その3」「その4」「余話」「その5」「その6」「その7」「その8」「その9」の続きです。

 前記事の「その9」から、早、25日過ぎてしまった。(旅行から、もうすぐ二カ月……)
(復習も兼ねて書きますね)
 1日目も結構ハードだったが、2日目もそれ以上にハードで、箱根駅伝コース(箱根登山バス)、海賊船(芦ノ湖)、ロープウェイ(桃源台→大涌谷→早雲山)、箱根ケーブルカー(→強羅)、箱根登山ケーブルカー(→箱根元湯)と、起伏に富んだ行程だった。しかも、途中の「彫刻の森博物館」では、芸術感覚的にも、アスレチック的にも起伏に富んだ感覚を味わった
 さらに、総武本線の列車内の“人口満”感、さらに、遠くなのに近くに見えるスカイツリー、目の前にあるのに気がつかないホテル、チェックインでも手間取り、本来なら、夕食を食べて、風呂…と行きたいところだが、重大イベントが控えていた。
 本来なら、素晴らしい夜景とディナーを満喫……と行きたいところだが、上記の行程をこなして、予約時間にレストランに辿り着くという自信はなかった。

 ともかく、ホテルからスカイツリーは“目と鼻の先”
 ホテルに入るまでに、もたついたが、時間は十分余裕がある。展望デッキや展望回廊に行く前に、少し”ソラマチ”を観たかったが、妻はズンズン、タワーの方へ歩を進める。
 《まあ、明日の午前中もソラマチに行く時間はありそうだし…》と妻に追従。
 4階のチケットカウンター→エレベーターへ直行。
「急がないと…」(妻)
 《なんで、急ぐんだ?》
「日が暮れてしまう」(妻)
「いや、日が暮れてからの夜景が見所だと思うけれど……」
「………なるほど!」
 《”なるほど”…って…(笑)。まあ、いいか…》

 それにしても、速い!
 展望デッキ(350m)まで、僅か50秒弱で到着。一気に350m……ん?…4階からなので、その分差し引かなければならないが、分速600mと云われている。しかも、40人乗り。ほとんど揺れないのが凄い。(気圧の差で耳が少しおかしくなるが)
 我が町が誇る村国山(240m)を24秒で下方に追いやってしまうことになる。

 ↑おそらく展望デッキからの眺め。村国山より、100m以上も高い。
 麻布台ヒルズ森JPタワー(325 m)、あべのハルカス(300m)……この両者は塔ではなく、“超高層ビルディング”。これはこれで、凄い!

 以下の画像は、展望デッキで撮ったのか、天望回廊で撮ったのかあやふや。記憶と同じくらい画像もぼやけているので、申し訳ありませんが、画像をアップさせていただきます。(本当は、もっと撮ったのですが……辛うじて載せられるかな?と思うものだけ、アップしました。(やはり、舞い上がっていたのだろう。“夜景モード”に切り替えることも忘れていた)


 

 展望回廊は、地上約450m。武生が誇る村国山の倍近い。武生の誇る日野山(795m)の6合目付近だろうか?

(日野山の左手前の山が“村国山”)

 そう思うと、やはりすごい高さだ。
 登山はしないし、軽井沢(約1000m)などの高地の地を踏むことはないので(通過することはあるかも)、もう、味わえない高さでのG(重力)かもしれない。
 それに、450mの“高さ”を実感できることが凄い。

 『透明な床』に乗ったが、透けて見える光景が、高すぎて、怖さはあまり感じなかった。
 怖さを感じたのは、夕景、夜景を撮る時、手を伸ばしてスマホのシャッターを押すのだが、その時に、隣の人とぶつかるなどして、《斜めになっている天望ガラスの下方に、スマホを落としてしまわないか》の方が怖かった。
 とにかく高いので、地上の建物がミニチュア。《もしかすると、天望回廊より、展望デッキや東京タワーの方が、情景としては良いのかもしれない》と、不敬なことを考えたりしていた。
 

 現代テクノロジーの結晶のひとつのスカイツリーを味わったが、午後はリアルな味わいをしていないことに気がついた。
 かなり歩いたはずだが、いろいろな非日常体験で、胃袋の神経は休止していたのかもしれない。
 そこで、日常に戻すため、フードコートでラーメンを食べた。スカイツリータウンであるが、普段のショッピングセンターと大差はない。価格も大差がないので助かる。
 ふと気がつくと、すぐ近くで少年がラーメンを食べていた。この少年……高校1年生ぐらいだろうか……歳はともかく、無茶苦茶、美少年。おそらくハーフ。
 並の○ャニーズメンバーなら霞んでしまうくらいのレベル。
 平日の火曜日の夜8時頃に、美少年がひとりでフードコートのラーメンを食べる絵は、少しシュール。(じっと見るのは失礼だし、当人にとっては気分が良くないので、”チラ見”程度に留めた)

 ちょっと得した気分(そういう方面の嗜好はないです……ん?こういう書き方は“LBBT”や“性的マイノリティ”の考え方にとっては、問題があるのかな。深い意味はないので、突っ込まないでください)
 とにかく、得した気分でホテルに戻ったのである。
 (「スカイツリーの夜景はどこに行ったんだ!」と突っ込むところです)
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ちょっと困った状態……大して困っていないかも

2023-07-23 11:12:33 | 日記
記事のタイトル通り……《ちょっと困った状態(大して困っていないかも)》

 ちょっと気になること……政治・経済・コロナその他感染症などの時事、将棋、気象、スポーツ、ドラマなど気になることや書いておきたいことが多い。
 仕事がかなり忙しいうえ、この暑さ。体調は悪くないけれど、消耗が……

 なので、書きたいことが流れてしまうのは、少しずつフラストレーションが溜まるので、気になったものからアップしている状態。

 取りあえず、備忘録として
・TBS『バレーボール ネーションズリーグ』中継への不満・批判
・BSジャパン『卓球ジャパン』の武井壮氏の功罪
・アニメ『AIの遺伝子』の問題点

 それと、『小田原・箱根・東京紀行』を完結したいなあ。既に、ひと月経過……
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風景ではなく“情景”を感じるブログ ~エーデルワイスブログ~ 【箱根紀行・特別編】

2023-07-22 08:52:27 | 日記
小田原・箱根・東京紀行 その7「箱根フリーパス」で、”あじさい電車”(箱根登山電車)で画像を使用させていただいた『エーデルワイスブログ』様。

 「画像を使用した」と書きましたが、画像(画)ではなく、“絵”なのです。撮り手の意思を感じます。
 “風景”ではなく”情景”なのです。心を動かされます。
 “あじさい電車”の情景には、あじさい電車への愛を感じます。


 私のつたない言葉では、伝わらないと思います。
 リンクをたどって、あじさい電車や他のたくさんの情景を感じてくださると、嬉しいです。
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小田原・箱根・東京紀行 その9「スカイツリーは動かない」

2023-07-19 17:54:21 | 日記
「その1」「その2」「その3」「その4」「余話」「その5」「その6」「その7」「その8」の続きです。

 錦糸町駅に到着。あとは、東京メトロに乗り換えて、押上駅に行くだけ。
 ホームに降りるのも苦労するほど、車内が非常に混んでいた。それで、もう一回、あの混雑の中に行くのにはためらいを感じた。
 “メトロ”だよ…近未来的響き……地下鉄…少し怖い。
 路線図を見ると、総武本線とは垂直に伸びている。乗り換えも大変そう(勝手な想像です)

 ……で、《ひと駅ぐらい歩けるだろう》《目標物のスカイツリーは、この上もなく目立ち、方向を誤ることはないだろう》
 スカイツリーへ出発!(しゅっぱぁ~つ!)



 この画像は浅草から撮ったもの。錦糸町~押上(スカイツリー)までの写真は撮らなかった。
 おそらく、四ツ目通りを歩いたと思われるが、その時のイメージに近い画像を載せているブログがあり、使わせてほしいとお願いをしました(つい先ほど、その方のブログにコメントでお願いしました)
 許可がいただければ、画像を差し替える予定です。


 駅を出て通りに出ると、スカイツリーが見える。
 ホテルも“スカイツリーとは目と鼻の先”らしいので、スカイツリーに向かって歩けばよい。
 そのスカイツリーは、もう間近だ。

 間近だ…間近だ……間近だ……………全然、スカイツリーが大きくならない。近づかない。動かない……動かないのは当然なのだが、ほとんど、大きく見えてこないのだ。それだけ、スカイツリーが巨大で、少しぐらい近づいても、姿に変化はないということなのだろう。
 荷物もあり、これまでの旅での消耗もあり、歩みも鈍い。
 感覚的には、40分…50分ぐらい歩いた気がする。さすがに、スカイツリーに接近した感覚がある。
 スカイツリーの麓に到着。ホテルもこの近くにあるはず。しかし、見当たらない。
 スマホのナビで確認すると、少し通り過ぎてしまったようだ。
 ああ、そうか……都会のホテルは、ある階から上がホテルということが多く、一見、普通のビルに見える。
 ビジネスビルの通用口のようなところにエレベーターがある。ここの5Fがフロントのようだ。

 この記事を書くにあたって、道のりを検証。Google地図で地図上の長さを計り、縮尺を換算すると、1.5㎞。
 ちなみに、「錦糸町駅からリッチモンドホテルプレミア東京スコーレまでの距離」で検索すると、「四ツ目通り/都道465号経由で1.7㎞(22分)」とある。
 さらに、ブログ『おひとりゆかこ』さんの記事「JR錦糸町駅から徒歩で東京スカイツリーへ!行き方やかかる時間は?」という記事がヒット。
 ああ、どうせ歩くのなら、”タワービュー通り”を歩けばよかった》と……(記事では《Googleマップで調べたところによると、『JR錦糸町駅から徒歩で24分』との表示》されたと記されている)

 《あの疲労と長時間間隔は、何だったのか?》と今でも不思議だが、スカイツリーの“動かない佇まい攻撃”に幻惑されたということにしておこう。

 リッチモンドホテルプレミア東京スコーレ(長い名称だなぁ)の隠れ蓑の術にも惑わされたが、フロントに着いて、ようやく安堵……できなかった
 係の男性がサッとやってきて「お泊りでしょうか?」と尋ねられた。
 名前と宿泊日を確認して、フロントへ行った。しばらくして「お待たせしました。もう一度、お名前の確認をしてよろしいでしょうか?」……
 《発音が悪かったのかな?よく間違えられる姓でもあるし》
 フロントの様子を見ていると、先ほどの係りの男性と、同僚(先輩?)の女性が何やら相談している……いやな予感。
 「予約した時の画像か何かありますか?」
 「いえ、旅行代理店に手配していただいたので、ありません」
 この返事に、係の男性が少し困った顔をしている。
 「あ、そうだ。これが見積書です……(見積書ではダメらしい)。それから……申込書もあります」
 「恐れ入ります。拝見します」
 表情が変わったので、何とかなりそうだ。そのあと、旅行代理店の領収証(レシート)も出てきたが、申込書で確認できたらしい。
 念のため、旅行代理店関連の書類などを持ってきておいてよかった。
 それにしても、旅行代理店の不手際だったのか、ホテルのチェックミスだったのか?……追及する気はないが……

 客室で少しくつろいだあと、スカイツリーに向かった。
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何か書かねば……

2023-07-16 21:27:09 | 日記
 群馬県桐生市(桐生観測点)で39.7 ℃など、猛暑、酷暑を通り過ぎて、“高熱”の一日だった。
 最高気温の9位タイ(3地点)でも、38.9℃。関東と比べると、福井などはぬるま湯かもしれないが、36.3℃で、冷房を切ってある部屋に入ると、息もできない暑さだった。
 甲子園の県予選は大丈夫だったのだろうか?

 ここ10日間はとても忙しかった。雨もかなり降ったり、雑用もいろいろあり、仕事も忙しかった。
 明日は海の日。飲食業関連の商売でありながら、昨日まで3連休だったことに気づかず、《なぜか忙しいなあ》と。
 ブログ記事もかけずにいたが、今日は書けるかなと思っていたが、暑さに加えて、ウインブルドンテニスのテレビ観戦で、寝不足気味(まあ、フェデラーがいないので、以前ほどは疲れない)もあり、録画しておいたドラマやスポーツを観ていた(とは言え、日中は有り難いことに、お客さんが来てくれるので、分断されて、感覚的にはボリュームアップ。

 明日も暑そう。更に暑くなるとの話も……
 そんな訳で、少し、文章を書いて、助走をつけておくことにした。
 一応、予定としては、旅行記の続きと、今朝のNHK『日曜討論』の感想を書くつもり。『アストリッドとラファエル 2』の感想も書きたいのだが、無理かも。

 この後9時から、TBSで出演者がやたら豪華なドラマが始まるらしい。
 これだけ揃えると、視聴率とれなかったら……プロデューサーや企画者のプレッシャーも大変なものだろう。

 ウインブルドン男子決勝は、楽しみなカード。(アルカラスの勝ちと見ている)
 
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小田原・箱根・東京紀行 その8「都内乗り換え事情」

2023-07-11 22:02:54 | 日記
「その1」「その2」「その3」「その4」「余話」「その5」「その6」「その7」の続きです。

 旅行を終えて既に3週間が経とうとしているのに、未だ、旅行記を書いている……おかげで、旅行気分が抜けない……


 箱根登山電車で小田原に着いたのが、2時20分頃。
 小田原から新幹線ひかりに乗車し、東京駅に着いたのが3時ごろだったと思う。
 時間に余裕があったので、一旦、丸の内中央口に出る。『鉄道捜査官』(主演:沢口靖子、原作:西村京太郎)気分を味わいつつ、ひと休み。

 2日目は、箱根登山バス(箱根駅伝)、海賊船(芦ノ湖)、ロープウェイ(大涌谷)、ケーブルカー、箱根登山電車、新幹線とバラエティーに富んだ交通手段に、ハイキング(箱根の森美術館)と盛りだくさんであったが、《スカイツリー登頂?》という大きな目的が残っている。
 そして、その目的を果たすのに、大きな難題が待ち構えていた。

・ICOCAを支障なく使いこなせるか?
・乗り換えをスムーズにこなして、押上(スカイツリー付近)まで午後6時までに到達できるか?

 「その4」で、「難題があったのだが、それは後ほど(「その5」か「その6」辺りで)」と書いたのが、これ。(「その8」になってしまったが)

 何しろ、「自動改札」でさえ、緊張する田舎者。何しろ、地元は最近まで、自動改札がなかった。それより、一段階進化した「ICカード切符」である。
 《青白く光る部位に、カードをかざす(置く? タッチする?)》という光景は、映像で観たことはあるので、その真似をすればよいのだろう。
 しかし、《どっちの面を向ければよいか?》《触れなければならないのか?かざすだけでよいのか?》など不安要素が心を覆う。
《バツ印が出て、ゲートが閉ざされる》のは嫌だ。

 【ICOCA:JRおでかけネット】によると、
01
自動改札機・簡易型自動改札機のカード読み取り部にICOCAを水平にして確実にタッチしてください
タッチ部が青く光っているときにタッチしてください。
自動改札機の乗車券投入口に入れないでください。カードが破損する恐れがあります。
02
「ピッ」または「ピピッ」などの音がします
自動改札機がカードの情報を読み取れない場合は、「ピピピピピ」と音が鳴り、ゲートが閉まります。
ディスプレイに「もう一度ふれてください」と表示されますので、再度、カード読み取り部にタッチしてください。


 《きちんと水平にしないとダメなの?》 《確実にタッチ》って??

 それに、「ゲートは通れたけれど、“ピッ”という音がしなかった。次は使えるの?」という質問に、「使えないことがある」という情報も。
 単に、次の人のICカードを使用するタイミングが早くて、音が鳴らなかっただけということもあるらしいし、きちんと読み取っていなくて「入場(出場)」したと認識されずに、次に使用する際に使えないという可能性もあるらしい。

 それから…
・入場(乗車)して、割と遠距離を乗った場合、残金が足りなくなって“×印”という可能性もあるのでは?……
・(多分大丈夫だと思うが、)ICOCA(JR西日本)が都内で使えるか?←2013年に交通系ICカード全国相互利用サービスが開始交通系ICカード全国相互利用サービスが開始
・私鉄は大丈夫なの?
 ……など、心配し始めると、キリがない。
 (実は、3日目も少し悩んだ事項がある・後述)

 実は、自動改札で“×印”の洗礼を受けたことは、これまでの東京旅行で、数回あったので、《そんなことで、都民は嘲笑をしない》ということも承知している。
 なので、大した問題ではない(でも、改札の流れが停止してしまうのは迷惑なんだろうなあ)。
 《嫁さんに恥をかかせたくない》……、いや、《嫁さんの前で失敗したくない》というのが本音

 
 ピッと音が鳴って、無事通過できた時は……嬉しかった。


 
 で、もう一つの難題は押上駅までの乗り継ぎ
 「東京駅からスカイツリーまでの経路」とかで検索したところ、一番上に表示されたのが
《東京駅~[総武本線]~錦糸町駅~[東京メトロ半蔵門線]~押上駅》。他のルートもあると思うが、よく分からないので、一番上のこのルートを信じて採用。

 実は、前夜(ホテルおかだ泊)にガイドブックでこのルートを確認したら、「総武本線」ではなく「総武線」となっていた。
 ……「総武本線」と「総武線」は違うの?もし違う路線で、全く違うところに行ってしまったら……
 でも多分、同じだろう……実際に東京駅に行けばわかるだろう。(今ネットで調べたら、『「総武線」と「総武本線」の違いとは?正式には「総武本線」だけしかない!』に詳しく書かれていた……詳しすぎて、分からなかった(笑))

 取りあえず入場して、「総武本線(総武線)」への”矢印”を探す…………
 ……………………(はっきり覚えていないが)、総武線への矢印が途絶えるのだ
 どういう事かと言うと……”路線記号”の「JO」横須賀・総武快速線、「JB」中央線・総武線各駅停車が使われていて、案内表示も「JO(横須賀・総武快速線)」という風になっていたところがあり、最初の“JO”しか目に入らなかったと思われる。何しろ《“JO、あるいはJB”=総武線》という思考回路がない。
 なぜ、”路線記号”を使用するのかと言うと……思うに、案内に日本語、英語、中国語、韓国語と4か国語で表記するので、略号を使用して字数を減らす為なのかもしれない。
 田舎者の私にとっては、《「総武本線」と「総武線」》、《路線記号》は障壁となってしまった。
 この難局を打開したのが、妻。
 「“JO”っていうのが、“総武線”なのよ!」(実際は、こんな標準語ぽくはない)
 「お手柄だよ。ワトスン君」(なんてしゃれたことを言う余裕はなかった・笑)

 ともかく、総武本線(総武線)に辿り着くことができたのだが、これが、超満員
 「キャリーバック」「錦糸町経由の列車」ということで、行き先がスカイツリーと言うのが見え見えだったが、この時は、窮屈さの中で立っているのがやっとという状態。周囲の目を気にする余裕はなかった。
 ようやく、錦糸町に到着(10分弱だったと思う)。
 今度は、東京メトロに乗り換えて、押上駅に行く……予定だったが……
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小田原・箱根・東京紀行 その7「箱根フリーパス」【画像追加】

2023-07-08 18:45:22 | 日記
「その1」「その2」「その3」「その4」「余話」「その5」「その6」の続きです。

 「彫刻の森美術館」でハイキング?を満喫した。
 かなり奇妙で個性的な彫刻や施設が多かったし、会場も起伏に富んでいたので、『名探偵コナン』の舞台になりそうだなぁ…

 今、気づいたけれど、“幸せをよぶシンフォニー彫刻”って彫刻だったんだ……

 彫刻の森駅から箱根登山電車に乗車
 箱根駅伝(山登り・山下り)コース付近を走り、コースを横切る箇所もある(中継で登場する踏切)。
 “あじさい電車”としても有名。たくさんの紫陽花が綺麗に咲いていた。


 画像は『エーデルワイスブログ』様「箱根登山鉄道 あじさい電車」の画像を使わせていただいています。(画像の使用を。快くご了解くださいました)
 リンク記事の他の画像、さらに、ブログの他の記事の画像がどれも素晴らしく、魅了されました。

 勾配が急なので、スイッチバック走行も3箇所(大平台駅付近)。
 
 電車は小田原まで行くので、このまま箱根湯本を通過すればよい。しかし、駅のコインロッカーに荷物を預けてあるので、それだと、「しまったぁ!」と言う羽目になる。


今回の箱根の旅では、「箱根フリーパス」を利用した。
 箱根登山電車、箱根登山ケーブルカー、箱根ロープウェイ、箱根海賊船、箱根登山バス(指定区間)、小田急ハイウェイバス(指定区間)、東海バス(指定区間)、観光施設めぐりバス(箱根登山バス)
で乗り降り自由。小田原から利用の場合、2日間パスで5000円(3日間パスは5400円)。

 さらに、温泉施設や美術館で割引もあるらしい。………しまったぁ! 「彫刻の森美術館」でも使えた美術館でも使えたのに

 スタンプを押す路線もあったが、ほぼ、チケットを見せるだけで済むので、便利で非常に重宝した。
 何度もその恩恵を受けたので、非常に得した気分。
 
どのくらい得なのか?……
 
箱根登山電車(小田原→箱根湯本) 360円
箱根登山バス(箱根湯本→元箱根港) 1080円
箱根海賊船(元箱根港→桃源台港) 600円
箱根ロープウェイ(桃源台→早雲山) 950円
箱根ケーブルカー(早雲山→強羅) 430円
箱根登山電車(強羅→箱根湯本) 410円
箱根登山電車(箱根湯本→小田原) 360円
  計 4190円


 ……得してないじゃん。
 まあ、初日に箱根神社往復でも使用しているので、

箱根登山バス(箱根湯本→元箱根港) 1080円
箱根登山バス(元箱根港→箱根湯本) 1080円
  総合計 6350円


となり、得したことにはなる。(財布は消費しなかったが、時間と体力は消費した気がする)
 利用しなかった路線もあるので、3日間フリーパスで、利用路線や施設が増えれば、かなり得だろう。(宿泊費は掛かるが)
 それはともかく、非常に便利だった

 その“箱根フリーパス”を使用するのも、箱根湯本→小田原が最後。ありがとう。
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小田原・箱根・東京紀行 その6「彫刻の森美術館」

2023-07-07 20:20:55 | 日記
「その1」「その2」「その3」「その4」「余話」「その5」の続きです。

 大涌谷の噴煙を後にして、ロープウェイで早雲山駅へ。
 タイトな行程なので、すぐ、箱根登山ケーブルカーに乗り換えた。

★“ロープウェイ”と“ケーブルカー”の違い
 ぶら下がるゴンドラと電車のような車両と見た目は大きく異なるが、《ワイヤーロープなどでけん引して動かす》という原理は同じ
 イギリス英語では、日本で言う“ロープウェイ”を“ケーブルカー”と言うらしい。では、日本で言う“ケーブルカー”は何と言うかというと、“フニクラー”と言うそうだ(『キニナルネット』:「ケーブルカーとロープウェイの違いって何?」より)
 ああ、そう言えば『フニクリ・フニクラ』という歌があったなあ。……「とざ~ん電車(登山電車)が降りてくる……行こう、行こう、火の山へ~……フニクリ、フニクラ フニクリ、フニクラ フニクリ、フニクラぁ~
 男性から女性へ熱い愛の気持ちを歌ったイタリア・ナポリの楽曲『フニコラーレ』の愛称が「フニクリ・フニクラ」だそうだ。

 ケーブルカーで終着・強羅駅まで行く
 強羅付近で一か所観光ポイントに行く予定だったが、候補地は「箱根美術館」(“公園上駅”下車)、「箱根強羅公園」(“公園下駅”下車)、「彫刻の森美術館」(箱根登山鉄道・“彫刻の森駅”下車)の3つ。
 《少しでも先に行きたい》という理由で「彫刻の森美術館」に決定!(ガイドブックの“美術館・博物館”のコーナーでは、トップに紹介されていた)
 実は、この「彫刻の森美術館」は……インパクト十分。今回の旅行で、最も印象に残った観光ポイントだった。

 箱根登山鉄道に乗り換えて、“彫刻の森駅”で下車。
 徒歩2分(by サイトやガイドブック、体感だともう少し…気のせい?)
 入館料は1600円。……初っ端から、インパクト!
 入り口を過ぎると、いきなり、下りのエスカレーター。しかも、かなり長い。
 エスカレーターを降りたところは、地下駐車場のような趣き。《通路を間違えたのか?》と思わせる風情。
 とは言え、分岐点はなかったと思うので、地下駐車場…野外展示場へ。緑と芸術空間が広がっていた。
 インフォメーションで受け取ったパンフレットのガイドマップに従って、会場を散策し始めたのだが……

←↑パンフレットのガイドマップ

 ………実は、このガイドマップ、非常に雑。イラストは手抜き、縮尺や位置関係もいい加減。
 お陰で、通り過ぎたり、同じ場所に戻ったり……けっこう坂道が多く、急勾配だったのに!
 何しろ、パンフレットの地図の対象物が目の前にあるのに、気がつかない!
 マップの中央やや左寄りに4つの柱のようなイラストがあるが、実はこれ。

「作品の主題を神話に求め、造形的にはアルカイック期のギリシャ彫刻と、ロマネスク彫刻の素朴な剛健さに惹かれて、両者を自分の作品の中に融合しようと試みた」(サイトの解説より)

 美術館サイトの「屋外展示場マップ」の方が遥かに正確で丁寧。

←クリックすると拡大図。こちらの方が鮮明です。
 地図では平面的に見えるが、かなりの高低差があり、坂道が多い。

 すべての作品を撮らなかったのが残念?(笑)だったが、いくつかご紹介。

 先ほどのギリシア彫刻風の像は、美や技巧を感じることができたが、こちらは、下○く○な落▼きの羅列にしか見えず、幼▽園の教室を観ている気がした。(個人的な感想です)


 寝そべっている人がいた……


 パワーは感じる……

 その他、多くの作品が展示されていた。詳しくはこちら
 私が気がつかなかった作品も紹介されている。私が気がついた作品で、紹介されていないものもあるような気がする。
 撮るのを忘れたが、「サン・ヴィゴール・ド・ミュー礼拝堂箱根バージョン」は、どこかの造りかけの遺跡(製作を放棄した作品)かと思った。


 ガイドブックや観光スポット記事で、良く紹介されるのが“幸せをよぶシンフォニー彫刻”であろう。



 よく目にする情景が

 《ステンドグラスではなく、螺旋階段を撮ってどうするんだ!》とセルフ突っ込みを入れておく。

 螺旋階段が結構大変だった。ぐるぐると長く登らねばならないし、けっこう高い。
 外観はパッとしないが、内部にライトが設置されているので、夜は綺麗なのだろう。


 塔の上部で撮ったのがこれ


 この他には、「星の庭」


 上から観ると、星の形になっているらしい。
 展示作品?そのものは迷路になっているが、挑戦するエネルギーはなかった。

 この他、ピカソ館も鑑賞したが、私には理解困難だった。
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小田原・箱根・東京紀行 その5「大涌谷」

2023-07-05 14:37:53 | 日記
「その1」「その2」「その3」「その4」「余話」の続きです。


 


 海賊船航路の桃源台港から箱根ロープウエイの桃源台駅は隣接している。
 桃源台駅~蛯子駅~大涌谷駅~早雲山駅の4㎞・約30分の空中散歩とガイドブックに記されている。ただ、同じガイドブックには各駅間8分とあり、計算が合わないと思ったが、大涌谷駅で別のゴンドラに乗り換える必要があり、その時間を含めての記載と考えられる。ただし、箱根ロープウエイのサイトの路線図には「各駅間15分(計45分)」とある。意識しなかったので実際の所要時間は分からないが、移動ではなく“空中散歩”なので、ゆっくり味わえるという意味で、時間がかかることは得なのかもしれない。
 駅名も風情がある。“桃源台”、“早雲山”など天女や仙人が住んでいそうなイメージを抱かせる。ちなみに、「姥子駅」は“うばこ駅”と読む。ずっと、“えびす駅”だと思っていた(今、気づいた)。横道に逸れるが、「えびす」にはいろいろな漢字表記がある……恵比寿、恵比須、夷、戎、蛯子、蛭子、胡、胡子………

 ロープウェイは1分おきに運行するらしいが、桃源台駅には乗車待ちが50人ぐらいいたので(もう少しいたかも)、10分ぐらいは待ったかもしれない。
 ゴンドラの定員は18人となっていたが、座席には詰めて座っても12人が良いとこだろう。
 自分たちふたりにと、あとは外国人観光客が8人ぐらい乗車。
 ………杞憂だと思うが、もしかしたら危険な状況かもしれない。
 《小遣いをせがまれたら、どうしよう。痛い目に遭うのは嫌なので、一人1000円ぐらいで勘弁してくれないかな》などと、心の片隅で計算していた。
 もちろん、そういう種類の人たちではないだろう。そんな心配を気取られたら、せっかくの観光気分が台無しになってしまう。……けっこう気疲れした(笑)

 それはともかく、空中散歩を堪能。移動を兼ねての”非日常体験”は嬉しい。



 さらば、芦ノ湖。


 大涌谷は標高1044m。通常、100m標高が高くなると0.6℃気温が下がる(天候や季節などで多少異なる)ので、平地とは6℃低いということになる。箱根湯本駅の標高は94m、桃源台の標高は741m(芦ノ湖725m)。桃源台では寒さを感じなかったが、大涌谷では何か羽織らないと寒いかもしれない。
 この日の小田原の午前10時の観測データは22.5℃。アメダスには箱根湯本や芦ノ湖、大涌谷の気温観測はない。なので、単純に計算すると、箱根湯本は22℃、芦ノ湖付近は18℃、大涌谷は16.5℃となる。
 大涌谷駅で別のゴンドラに乗り換える。折角なので、駅外の広場に。


 
 あちらこちらに噴煙が上がっている。
 感動の景色と言う訳ではないが、かなりの“非日常”だ。
 ここは、土産物も充実。ゴンドラ乗り換えは、観光協会の戦略かもしれない(笑)

 土産物も買って、ロープウェイに。

 
 黄色い地面も斬新だった。
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小田原・箱根・東京紀行 余話

2023-07-03 18:17:41 | 日記
「その1」「その2」「その3」「その4」の続きというか……閑話というか…

 箱根は初めてではない。と言っても、前に訪れたのは相当、昔……中学校の修学旅行。
 三泊四日で、日光、東京、箱根の行程。


 初日は日光。覚えているのは、いろは坂の急カーブ日光東照宮の三猿
 と言っても、長押(なげし)の三猿を観ながら、「見ざる、言わざる、聞かざる」の説明を聞いたという記憶があるだけ。その説明の《「不見・不聞・不言」……「理由もなく悪く言うな」という教義で、素直な心のままに成長させよという戒め》というのは、今、知った。何となく「軽々しく人の秘密を知りたがったり、知ったことを迂闊に話すな」という“家政婦の心得”(笑)みたいなものだと思っていた。
 宿泊は鬼怒川温泉。旅館名は覚えていない(“鬼怒川温泉旅館”というような名称だと思っていたが、違うようだ)。斜面に沿ったというか、崖にへばりついた建物構造で、木造。大部屋で部屋に備え付けのトイレが臭かったという記憶があるが、朧気で、真偽は怪しい。

 2日目~3日目は東京。例年なら、後楽園遊園地を楽しむ日程が組まれていた(先輩に遊園地のエピソードを聞いて楽しみにしていた)が、この時の学年主任(担任だった)堅物で、代わりに行ったのが“東芝科学館”。まあ、悪くはなかったが……ちなみに、翌年は後楽園遊園地に行ったらしい。
 当時は、東京ドームはなく、後楽園球場。スカイツリーも当然なく、東京タワー。ディズニーランドもなく、後楽園遊園地……時の流れを感じる。
 国会議事堂皇居東京タワーに行った記憶がある。と言っても、議事堂では《あちこち歩いた》というイメージだけ、《皇居を観て、何が面白いんだ?》と思った記憶だけ、東京タワーでは、展望景色は覚えてなくて、帰りの集合場所に最後に到着して、《学年主任の冷たい視線を感じた》記憶だけ。
 宿泊は“本郷館”……だと記憶していたが、これも怪しい。ネットで検索すると、“本郷館”…「明治時代に文京区本郷に建てられた下宿屋」としか出てこない。
 修学旅行の食堂としては、やたら狭かった記憶がある。

 三泊目の宿は“芦ノ湖ホテル”……と記憶していたが、ネット上には痕跡がなかった……私の記憶って(笑)
 
 4日目は箱根大涌谷の噴煙を観たという記憶がある(情景は覚えていない)。
 最後に寄ったのは、十国峠
 十国峠の名前の由来は《昔の国名で「伊豆」「駿河」「遠江」「甲斐」「信濃」「相模」「武蔵」「上総」「下総」「安房」の十の国がここから見渡せたことから来ている》とのこと。
 それはともかく、その名の由来から、素晴らしい景色が観られると期待したが、白い霧しか観ることができなかった。残念な思いも残っているが、これに関しては、《白いモヤモヤした景色》を覚えている。
 当然、富士山を観た記憶もない。

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 芦ノ湖の次の目的地の大涌谷の噴煙を観ながら、修学旅行のことを思い出していた。
 ちなみに、隣地区の中学校は“河口湖ホテル”に宿泊したという情報を記憶しているが、当然定かではない。“河口湖ホテル”は実在しているようだが、河口湖ホテルの宿泊したという情報自体が怪しい。
 河口湖ホテルに泊まったとしたら、富士山が良く観えたんだろうなあ……
コメント
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