英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

小田原・箱根・東京紀行 その6「彫刻の森美術館」

2023-07-07 20:20:55 | 日記
「その1」「その2」「その3」「その4」「余話」「その5」の続きです。

 大涌谷の噴煙を後にして、ロープウェイで早雲山駅へ。
 タイトな行程なので、すぐ、箱根登山ケーブルカーに乗り換えた。

★“ロープウェイ”と“ケーブルカー”の違い
 ぶら下がるゴンドラと電車のような車両と見た目は大きく異なるが、《ワイヤーロープなどでけん引して動かす》という原理は同じ
 イギリス英語では、日本で言う“ロープウェイ”を“ケーブルカー”と言うらしい。では、日本で言う“ケーブルカー”は何と言うかというと、“フニクラー”と言うそうだ(『キニナルネット』:「ケーブルカーとロープウェイの違いって何?」より)
 ああ、そう言えば『フニクリ・フニクラ』という歌があったなあ。……「とざ~ん電車(登山電車)が降りてくる……行こう、行こう、火の山へ~……フニクリ、フニクラ フニクリ、フニクラ フニクリ、フニクラぁ~
 男性から女性へ熱い愛の気持ちを歌ったイタリア・ナポリの楽曲『フニコラーレ』の愛称が「フニクリ・フニクラ」だそうだ。

 ケーブルカーで終着・強羅駅まで行く
 強羅付近で一か所観光ポイントに行く予定だったが、候補地は「箱根美術館」(“公園上駅”下車)、「箱根強羅公園」(“公園下駅”下車)、「彫刻の森美術館」(箱根登山鉄道・“彫刻の森駅”下車)の3つ。
 《少しでも先に行きたい》という理由で「彫刻の森美術館」に決定!(ガイドブックの“美術館・博物館”のコーナーでは、トップに紹介されていた)
 実は、この「彫刻の森美術館」は……インパクト十分。今回の旅行で、最も印象に残った観光ポイントだった。

 箱根登山鉄道に乗り換えて、“彫刻の森駅”で下車。
 徒歩2分(by サイトやガイドブック、体感だともう少し…気のせい?)
 入館料は1600円。……初っ端から、インパクト!
 入り口を過ぎると、いきなり、下りのエスカレーター。しかも、かなり長い。
 エスカレーターを降りたところは、地下駐車場のような趣き。《通路を間違えたのか?》と思わせる風情。
 とは言え、分岐点はなかったと思うので、地下駐車場…野外展示場へ。緑と芸術空間が広がっていた。
 インフォメーションで受け取ったパンフレットのガイドマップに従って、会場を散策し始めたのだが……

←↑パンフレットのガイドマップ

 ………実は、このガイドマップ、非常に雑。イラストは手抜き、縮尺や位置関係もいい加減。
 お陰で、通り過ぎたり、同じ場所に戻ったり……けっこう坂道が多く、急勾配だったのに!
 何しろ、パンフレットの地図の対象物が目の前にあるのに、気がつかない!
 マップの中央やや左寄りに4つの柱のようなイラストがあるが、実はこれ。

「作品の主題を神話に求め、造形的にはアルカイック期のギリシャ彫刻と、ロマネスク彫刻の素朴な剛健さに惹かれて、両者を自分の作品の中に融合しようと試みた」(サイトの解説より)

 美術館サイトの「屋外展示場マップ」の方が遥かに正確で丁寧。

←クリックすると拡大図。こちらの方が鮮明です。
 地図では平面的に見えるが、かなりの高低差があり、坂道が多い。

 すべての作品を撮らなかったのが残念?(笑)だったが、いくつかご紹介。

 先ほどのギリシア彫刻風の像は、美や技巧を感じることができたが、こちらは、下○く○な落▼きの羅列にしか見えず、幼▽園の教室を観ている気がした。(個人的な感想です)


 寝そべっている人がいた……


 パワーは感じる……

 その他、多くの作品が展示されていた。詳しくはこちら
 私が気がつかなかった作品も紹介されている。私が気がついた作品で、紹介されていないものもあるような気がする。
 撮るのを忘れたが、「サン・ヴィゴール・ド・ミュー礼拝堂箱根バージョン」は、どこかの造りかけの遺跡(製作を放棄した作品)かと思った。


 ガイドブックや観光スポット記事で、良く紹介されるのが“幸せをよぶシンフォニー彫刻”であろう。



 よく目にする情景が

 《ステンドグラスではなく、螺旋階段を撮ってどうするんだ!》とセルフ突っ込みを入れておく。

 螺旋階段が結構大変だった。ぐるぐると長く登らねばならないし、けっこう高い。
 外観はパッとしないが、内部にライトが設置されているので、夜は綺麗なのだろう。


 塔の上部で撮ったのがこれ


 この他には、「星の庭」


 上から観ると、星の形になっているらしい。
 展示作品?そのものは迷路になっているが、挑戦するエネルギーはなかった。

 この他、ピカソ館も鑑賞したが、私には理解困難だった。
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小田原・箱根・東京紀行 その5「大涌谷」

2023-07-05 14:37:53 | 日記
「その1」「その2」「その3」「その4」「余話」の続きです。


 


 海賊船航路の桃源台港から箱根ロープウエイの桃源台駅は隣接している。
 桃源台駅~蛯子駅~大涌谷駅~早雲山駅の4㎞・約30分の空中散歩とガイドブックに記されている。ただ、同じガイドブックには各駅間8分とあり、計算が合わないと思ったが、大涌谷駅で別のゴンドラに乗り換える必要があり、その時間を含めての記載と考えられる。ただし、箱根ロープウエイのサイトの路線図には「各駅間15分(計45分)」とある。意識しなかったので実際の所要時間は分からないが、移動ではなく“空中散歩”なので、ゆっくり味わえるという意味で、時間がかかることは得なのかもしれない。
 駅名も風情がある。“桃源台”、“早雲山”など天女や仙人が住んでいそうなイメージを抱かせる。ちなみに、「姥子駅」は“うばこ駅”と読む。ずっと、“えびす駅”だと思っていた(今、気づいた)。横道に逸れるが、「えびす」にはいろいろな漢字表記がある……恵比寿、恵比須、夷、戎、蛯子、蛭子、胡、胡子………

 ロープウェイは1分おきに運行するらしいが、桃源台駅には乗車待ちが50人ぐらいいたので(もう少しいたかも)、10分ぐらいは待ったかもしれない。
 ゴンドラの定員は18人となっていたが、座席には詰めて座っても12人が良いとこだろう。
 自分たちふたりにと、あとは外国人観光客が8人ぐらい乗車。
 ………杞憂だと思うが、もしかしたら危険な状況かもしれない。
 《小遣いをせがまれたら、どうしよう。痛い目に遭うのは嫌なので、一人1000円ぐらいで勘弁してくれないかな》などと、心の片隅で計算していた。
 もちろん、そういう種類の人たちではないだろう。そんな心配を気取られたら、せっかくの観光気分が台無しになってしまう。……けっこう気疲れした(笑)

 それはともかく、空中散歩を堪能。移動を兼ねての”非日常体験”は嬉しい。



 さらば、芦ノ湖。


 大涌谷は標高1044m。通常、100m標高が高くなると0.6℃気温が下がる(天候や季節などで多少異なる)ので、平地とは6℃低いということになる。箱根湯本駅の標高は94m、桃源台の標高は741m(芦ノ湖725m)。桃源台では寒さを感じなかったが、大涌谷では何か羽織らないと寒いかもしれない。
 この日の小田原の午前10時の観測データは22.5℃。アメダスには箱根湯本や芦ノ湖、大涌谷の気温観測はない。なので、単純に計算すると、箱根湯本は22℃、芦ノ湖付近は18℃、大涌谷は16.5℃となる。
 大涌谷駅で別のゴンドラに乗り換える。折角なので、駅外の広場に。


 
 あちらこちらに噴煙が上がっている。
 感動の景色と言う訳ではないが、かなりの“非日常”だ。
 ここは、土産物も充実。ゴンドラ乗り換えは、観光協会の戦略かもしれない(笑)

 土産物も買って、ロープウェイに。

 
 黄色い地面も斬新だった。
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小田原・箱根・東京紀行 余話

2023-07-03 18:17:41 | 日記
「その1」「その2」「その3」「その4」の続きというか……閑話というか…

 箱根は初めてではない。と言っても、前に訪れたのは相当、昔……中学校の修学旅行。
 三泊四日で、日光、東京、箱根の行程。


 初日は日光。覚えているのは、いろは坂の急カーブ日光東照宮の三猿
 と言っても、長押(なげし)の三猿を観ながら、「見ざる、言わざる、聞かざる」の説明を聞いたという記憶があるだけ。その説明の《「不見・不聞・不言」……「理由もなく悪く言うな」という教義で、素直な心のままに成長させよという戒め》というのは、今、知った。何となく「軽々しく人の秘密を知りたがったり、知ったことを迂闊に話すな」という“家政婦の心得”(笑)みたいなものだと思っていた。
 宿泊は鬼怒川温泉。旅館名は覚えていない(“鬼怒川温泉旅館”というような名称だと思っていたが、違うようだ)。斜面に沿ったというか、崖にへばりついた建物構造で、木造。大部屋で部屋に備え付けのトイレが臭かったという記憶があるが、朧気で、真偽は怪しい。

 2日目~3日目は東京。例年なら、後楽園遊園地を楽しむ日程が組まれていた(先輩に遊園地のエピソードを聞いて楽しみにしていた)が、この時の学年主任(担任だった)堅物で、代わりに行ったのが“東芝科学館”。まあ、悪くはなかったが……ちなみに、翌年は後楽園遊園地に行ったらしい。
 当時は、東京ドームはなく、後楽園球場。スカイツリーも当然なく、東京タワー。ディズニーランドもなく、後楽園遊園地……時の流れを感じる。
 国会議事堂皇居東京タワーに行った記憶がある。と言っても、議事堂では《あちこち歩いた》というイメージだけ、《皇居を観て、何が面白いんだ?》と思った記憶だけ、東京タワーでは、展望景色は覚えてなくて、帰りの集合場所に最後に到着して、《学年主任の冷たい視線を感じた》記憶だけ。
 宿泊は“本郷館”……だと記憶していたが、これも怪しい。ネットで検索すると、“本郷館”…「明治時代に文京区本郷に建てられた下宿屋」としか出てこない。
 修学旅行の食堂としては、やたら狭かった記憶がある。

 三泊目の宿は“芦ノ湖ホテル”……と記憶していたが、ネット上には痕跡がなかった……私の記憶って(笑)
 
 4日目は箱根大涌谷の噴煙を観たという記憶がある(情景は覚えていない)。
 最後に寄ったのは、十国峠
 十国峠の名前の由来は《昔の国名で「伊豆」「駿河」「遠江」「甲斐」「信濃」「相模」「武蔵」「上総」「下総」「安房」の十の国がここから見渡せたことから来ている》とのこと。
 それはともかく、その名の由来から、素晴らしい景色が観られると期待したが、白い霧しか観ることができなかった。残念な思いも残っているが、これに関しては、《白いモヤモヤした景色》を覚えている。
 当然、富士山を観た記憶もない。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 芦ノ湖の次の目的地の大涌谷の噴煙を観ながら、修学旅行のことを思い出していた。
 ちなみに、隣地区の中学校は“河口湖ホテル”に宿泊したという情報を記憶しているが、当然定かではない。“河口湖ホテル”は実在しているようだが、河口湖ホテルの宿泊したという情報自体が怪しい。
 河口湖ホテルに泊まったとしたら、富士山が良く観えたんだろうなあ……
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小田原・箱根・東京紀行 その4「海賊船」

2023-07-02 18:04:50 | 日記
「その1」「その2」「その3」の続きです。

 2日目の行程は、


箱根湯本→(登山バス)→芦ノ湖・元箱根港→(海賊船)→桃源台駅→(箱根ロープウェイ)→大涌谷→(箱根ロープウェイ)→早雲山駅→(箱根登山ケーブルカー)→強羅駅→(箱根登山鉄道)→小田原駅→(新幹線)→東京駅→(JR総武線)→錦糸町駅→(東京メトロ半蔵門線)→押上駅→徒歩でリッチモンドプレミア東京スコーレホテル(チェックイン)→スカイツリー

 ……かなりの強行軍……大丈夫なのか?

(↑こちらをクリックした地図の方が鮮明かも)

(↑こちらの地図の方が分かりやすいかも)

 順調に乗り換えなどがうまくいけば、2時間半ぐらいの余裕があるはずで、強羅付近で1か所、観光スポットに寄れればいいなあと考えていた。
 実は、上記の行程の中で、難題があったのだが、それは後ほど(「その5」か「その6」辺りで)。

 で、上記の行程を果たすには、まず、箱根湯本8:53発の登山バスに乗る必要がある(その次のバスでも、何とかなりそうだが…)。となると、8時30分前にはホテルをチェックアウトしなければならない。で、朝食も早く摂らないと……
 チェックイン時に、朝食時間を決めたのだが、早い時間を要望したら、7時15分しか空いていないという。ちょうどよかった。(朝食も希望時間は予め旅館に知らせておくべきだったと反省)

 翌朝(2日目の朝)は早起きか……でも、普段の時間に起きれば十分。女性はそうもいかないかも……
 そう言えば、ちょっとしたトラブル……いや、大きなトラブルかも
 旅館につき部屋に入ってしばらくして……「ああっ!」と大きな声。「化粧品を入れ忘れたぁ。下地(ファンデーション)も作っておいたのに…」と。
 一式用意して、キャリーバックに詰めようとした矢先に、「これ(Tシャツ)も入れておいて」と私が声をかけたらしい。それで……
 その上、「準備物一覧」(チケット、免許証、保険証、現金、ガイドブック、予定表、スマホバッテリー、マスク……)作って妻に渡しておいたのだが、その中に、「化粧品」の記入がなかったのも……

 ホテルでコンタクトレンズケースは購入できたものの、化粧品類はコンビニまで行かないとダメなよう。コンビニまでは800mほどあるという。知らない夜道はちょっと無理。
 ということで、マスクをするのでごまかしがきくだろうと、2日目に購入することにした。

 朝食(和食懐石)もおいしかった。
 でも、量も品数も十分すぎる。確かに朝食は大事で、特に観光であちこち歩くので、エネルギーを十分補給する必要はある。
 しかし、10~12品目は多すぎで、品目が増えると当然量も多くなる。朝から、刺身もちょっと……“ホテルおかだ”に限らず、朝食に関しては、大概の旅館で同様な思いをする。料理のおもてなしは旅館としての矜持かもしれない。
 チェックイン時に、アンケート用紙を渡されたので、その旨を書いたし、お礼のメールでも、ホテル出立の際に大変お世話になった件や、部屋係がいないことについてなどの旨を書いた。(あくまでお礼がメイン。コロナ禍で人員削減をして部屋係がいないのはやむを得ないと思う)

 何の返信もなし……
 「お問い合わせのフォーム」から送り、それに対して「お問い合わせありがとうございます。以下の内容でお問い合わせ内容を承りました。担当より返信させていただきます」という返信はいただいた。しかし、宿泊の手配をしてもらった友人(ホテルの従業員)から、友人としてのショートメールはもらっただけ。


 話が横道に逸れてしまった。
 朝食後、準備を整え、内線でチェックアウトを伝え、タクシーの手配をお願いした。(正規の時間ではないが、8:30からチェックアウト可能と部屋の説明書きに書かれていた。ホテルのホームページには“チェックイン時に、スタッフに希望のチェックアウト時刻を伝えれば、何時でも対応”と書かれていた。……今、気がついた)
 フロントに行ったのは8時20分頃だったと思う。バス発車時刻(8:53)までの余裕がないが、8時30分頃にホテルを出れば、コインロッカーに荷物を預けれ時間を考えても、ぎりぎり間に合うはずだ。
 しかし、フロントで「タクシーは、あと1時間ほど待たなくてはならない」と。そう言えば、フロントへ内線を掛けた時、少し、戸惑った様子で「タクシー会社に電話してます」という返事だった。
 《昨夜のうちに、フロントに相談しておけばよかった》と後悔。
 仕方がないので、歩いていけばその次のバス(9:28発)に間に合うだろうと、駅までの地図をもらうことにした。地図の縮尺から、ほぼ1.3㎞と推定。土地勘のない道、妻の歩く速さを考慮しても、30分で到着できるはず。(今、ネットで調べたら、1.5㎞だった)
 《朝っぱらから、遠足か》……妻は……「仕方ないね」と同意。

 玄関で地図を確認していると、フロント係が駆け寄ってきて、「手の空いているものが降りますので、駅までお送りします」と言ってくれた。
 当然、「是非、お願いします」と。本当は忙しかったのかもしれない。《ありがとう!ホテル岡田さん!》(←現金な奴)

 ホテルのご厚意により、バス発車時間に間に合うことができた。
 昨日、箱根神社に参拝したつもりだけに終わった経験が役立ち、コインロッカーやバス停までもスムーズにたどり着けた。

 昨日に続いて、箱根駅伝山登り区間。
 バスの運転士が素晴らしかった!
 アナウンスは明瞭で、換気や車酔いへの配慮(「気分が優れなくなったら、手を挙げてください」など)、乗降する乗客へはもちろん、歩行者や対向車や進入車への心遣いなど細やかだった。箱根駅伝のポイント情報、乗り換えや停留所に降りた後の観光ポイント案内など、的確だった。初日の運転士も良かったが、この日の運転士は、今どきの言葉で言えば、“神対応”。
 

 気持ち良い気分でバスを降り、いよいよ、芦ノ湖、海賊船だ。



 旅行の意義(長所)のひとつが、”非日常の体験”
 もちろん、素晴らしい風景や展望もそうだが、船に乗ることも、かなりの非日常体験だ。
 しかも、移動を兼ねており、楽ちん(強制アスレチックは勘弁…)。
 船上からの湖面や湖岸の風景もなかなか良いし、身体が受ける風も心地よい。




 元箱根港から桃源台港まで、約25分で到着。
 この日も、上空の寒気の影響で大気がやや不安定。曇天で(平野部は晴れていたかも)、富士山が見えなかったのが、少し残念。妻は、かなり残念そうだった。
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「紀行・その4」を下書きにしたつもりが、投降してしまいました

2023-07-01 16:16:29 | 日記
「紀行・その4」を下書きにしたつもりが、投降してしまいました。

今、将棋日本シリーズの山崎八段-羽生九段戦をネット観戦中で、紀行の記事は、少し後になりそうです。


………「ぐはっ……」という結末だったので、紀行の記事は、遅れそうです。
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小田原・箱根・東京紀行 その3「ホテルおかだ」

2023-06-28 17:33:38 | 日記
「その1」「その2」の続きです。

 「ホテルおかだ」に到着したのは5時40分ぐらいだった(予定は5時ごろ)。「少し遅れそう」と連絡はしたが、夕食の関係もあり(6時45分)、気を持たせたのではないだろうか。
 《夕食前に温泉に浸かって汗を流す》という心づもりだったが、《温泉→夕食》が《夕食→温泉》の手順前後となってしまったが、ほぼ、影響なし。(将棋では、ちょっとした手順前後で形勢を損ねるということがよくある)

 箱根は外国人観光客が非常に多かった。
 中国人、韓国人と日本人の区別はつきにくいが、中国語はよく耳にした。中国人、欧州・米州の人たちもマスクをしている人はいたが、日本人が圧倒的にマスク着用率が高かったように感じた。
 

 料理は非常においしかった。
 ……《記述はそれだけなの?》  という突っ込みは甘受します。
 将棋、スポーツ、ドラマ、アニメ、気象、草花、時事と多趣味(多興味)なので、食事にまでエネルギーが回らない。妻には申し訳ないと思っている。(結婚記念日などに、食事には出かけているが、おそらく、いや、間違いなく、不満を持っている……
 一応、毎年、誕生日、クリスマス、ホワイトデーにはプレゼントを贈っているが、普段が普段なので……
 もちろん、おいしいものを食べたいという欲求はある。でも、行列に並ぶくらいなら、空いている店を選ぶという“うつけ者”である。

 本来なら、実際の料理を撮影し、画像をアップすべきですが、ご容赦ください。
 刺身、八寸(前菜)、椀物、煮物、焼き物など、すべておいしかったです。(献立を見ないと、品目が分からない“うつけ者”です)
 

 料理を堪能した後、浴衣に着替えて大浴場に。
 ここで、小さな不満を一つ。
 コロナ禍で人員削減を余儀なくされた観光業界。
 コロナも沈静化して(”第9波”に入っているという話もある)、活気を取り戻してきているが、飲食、旅館、タクシー、観光バスなど多くの業界で人手不足(タクシーやバスそのものも足りないと聞いている)。
 すべての旅館がそうではないかもしれないが、部屋係がいない。箱根の観光スポットやバスなどの運行状況などを聞きたかったが、叶わず。
 浴衣も部屋に置いてあるだけ。サイズの確認もなし。
 ホテルには、女性のみ色浴衣を550円(税込)に貸し出しもあるらしい(サイズは、フリーサイズとLサイズ)。ホテルおかだ公式サイトからご予約の客は、予約特典として無料で利用できるらしい。ホテルに勤務している友人に手配してもらったので、浴衣貸し出しはあとで気がついた。おそらく、特別に割引していただいたと思われるので、友人には感謝、不満などあるはずない。

 脱衣所につくと、先着者と目が合った。……少し驚いたような感じがした。
 周りを見ると、ほとんどの人が脱衣を終えかけていたが、薄い紺の丹前を羽織っていた。え?、私の丹前は、明るいエンジ色なんだけど……《もしかしたら、女性用?》
 少し動揺しながら脱衣を急ぐ。間違えていても、脱いでしまえば問題ない。
 浴場は数人いるだけ。湯舟には一人もいない。
 かけ湯をした後、湯船に入水。
 ジェットバスのところに行き、背中に程よい感触………!
 …………ここで、大きな過ちを犯していたことに気がついた!





 ……………………マスクを……付けたままだった。

 幸いなことに、浴場に入ってから、他のお客さんと正面から相対してはいない。
 マスクに気づいても、相対しないように気遣ってくれていたのかもしれない。
 すぐさま、身体を拭き、脱衣所のくず入れの中にマスクを隠した(笑)のは言うまでもない。
 大概の失敗は、嫁さんに話して、恥ずかしさを発散させてしまうのだが、さすがに話せなかった(内緒である)


 思い返すと、先ほどの脱衣所での驚いた様子だったのも、浴衣にマスクという“出で立ち”だったからかもしれない。無粋な姿だったかも。
 無事?温泉に入り、部屋で明日のプランの確認をした後、テレビを観ると、ビートルズのドキュメントをしていた。
 興味深く観ていたが、番組終盤の記憶がない。寝落ちしてしまった。1時間ほど畳の上で寝ていたのかもしれない。ベッドに入り、すぐ眠りに。やはり、疲れたのだろう。
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小田原・箱根・東京紀行 その2「箱根登山バスと箱根神社」

2023-06-27 21:45:41 | 日記
「その1」の続きです。

 箱根湯本についたのは3時過ぎだったろうか?
 ここで、今日の方針を決めなければならない。
・宿泊先の「ホテルおかだ」に直行し、ゆっくりくつろぐ
・2日目がタイトなスケジュールなので、2日目の目的地のひとつの箱根神社に行く

 将棋で言うと、戦型が決まり、駒組の第一段階が終わり、急戦で行くか、持久戦で行くかなど、今後の展開・方針など構想を練る……といった辺りか。
 ここを深く考えずに、何となく進めてしまい、後で後悔するというパターンを何度経験したことか!

 と言う訳で、駅近くのカフェで、水分補給と休憩を兼ねて、夕食までの予定を決めることにした。
 で、やはり、《時間に余裕があるのなら、少しでも回っておこう》ということになり、箱根神社に行くことにした。
 事前調査では、箱根登山バスで「箱根神社入口」停留所まで32分。参拝に30~40分かかったとしても、チェックイ予定の5時頃には間に合うだろう。

 ……この選択は疑問手だった(いろいろ要因はあったが、当然、この時は気づいていない)

 駅のコインロッカーに荷物を預けて、いざ、登山バスへ!
 「大平台」「宮ノ下」「小涌園」など、箱根駅伝でよく聞く地点を通過。………よくこんな上り坂を走れるなあと、感心というか驚く。
 芦ノ湖が見えてきたが、ここまでで第一の誤算が既に生じていた。45分ほどかかっていたのだ。
 更に、箱根神社の最寄り駅の「箱根神社入口」は、昼間は停まらないとのこと。第2の誤算だ。
 まあ、バス停1つ分なので大した距離ではないだろうと気を取り直して、降りる。
 箱根神社を目指しては急ぐが、なかなか到着しない。
 ようやく、第三鳥居(←たぶん)に辿り着いたのが、4時40分頃。参拝をしていたら、絶対チェックインが遅れてしまう。夕食の予定は6時45分。ホテルに迷惑を掛けるわけにはいかないので、第3鳥居を観て、参拝したことにして、すぐ来た道を引き返す。


 バス停に引き返す道中、おそらく、ふたりとも幾分かの後悔はあったと思うが、それほど、失敗したという雰囲気はなかった。“徒労”とも思える40分の徒歩、そして、小田原城での消耗もあったはずだが、芦ノ湖からの風が慰めてくれて、苦にはならなかった。芦ノ湖畔を二人で歩くのも、観光なのである。
 《「初日の内に周れるとこは周っておきたい」と言ったのが嫁さんで良かった》と内心思っていたことを、ここで白状しておく(笑)

 そもそも、箱根神社は“できれば周ろう”という候補地で、旅館でリサーチするつもりだった。なので、《所要時間や停留所の誤算はやむを得なかったのだ》と密かに言い訳。

 大山十五世名人も「悪手は続けて指してはいけない」という金言を残しているではないか。
 悪い手を指してはいけないのは当然の理で、一手でも形勢を損ねる悪手を続けてはいけないのは当たり前ではないか!と、最初読んだ時には思ったものだが、《悪手を指して、失敗したと悲観や後悔したり、失敗を挽回しようとして無理な手を指して、傷口を広げてしまう愚を犯してはいけない》という戒めだ。それに、最初の悪手はそれほど深手になっていないことが多く、2度目の悪手が致命刺傷になるのである。
 とは言え、内心、《カフェでレモンスカッシュなど飲むんじゃなかった》などと後悔していたことは、内緒である。

 すぐ引き返したこと、帰りのバスは1号線ではなく、新道だったの往きで往きほど時間は掛からなかったのが、功を奏して、チェックインは6時前だった。帰りのバスは混んでいて、ずっと立たねばならなかった。それでも、全く気にならなかった。“旅の力”だろうか。
 箱根神社案内図を改めて見ると、すぐ引き返してよかったなあと。ネットなどの情報では所要時間30分とあったが、それでは済まないだろう。それに、停留所からの所要時間も考慮していなかった。
 箱根神社に行ったのは多少の疑問手だったが、初日に経験しておいてよかった。2日目に寄っていたら、相当、厳しい2日目になっていただろう。
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小田原・箱根・東京紀行 その1「小田原城」

2023-06-25 15:22:16 | 日記
 6月18日6月22日の記事でご報告しましたが、旅行に行ってきました。
 1泊以上の旅行は5年ぶり(詳しくは6月18日の記事で)。
 いつもと違うのは、嫁さん帯同ということ。……あ、そうだ!4年ほど前に、ふたりで“なばなの里”にイルミネーションを観に行ったっけ(長島温泉の宿泊代が高いところに一泊)。ごめん、忘れていた。
 この時も、《私の賞味期限が3年ほど延びたかな》と思ったが、今回は《5年は大丈夫かな?》と。

 午前10時前に”しらさぎ”に乗車、米原で“ひかり”に乗り換えて、小田原駅に12時半ごろ到着。
 福井は晴れていたが、上空の寒気の影響で静岡県に入った辺りから、曇り空に。富士山は見えず、妻は残念がっていた。
 小田原は陽が射していて、暑いくらいだった。この3日間、平野では青空が広がることが多かったが、上空に寒気があると、山に雲が発生しやすくなる。箱根湯本、芦ノ湖(2日目)でも富士山を観ることはできなかった。でも、3日とも雨は降らなかったので良かった。

 初日は箱根湯本泊だが、観光のメインは芦ノ湖や大涌谷付近になるので、2時過ぎに箱根湯本に入っても、中途半端になる。そこで、小田原城へ。
 小田原駅を降りて、駅付近にあった、街の地図で方角を確認して歩くと、すぐに小田原城の天守閣が見えてきた。しかし、次の交差点では、天守閣とは違う方に曲がれという標識。
 《さては、誤情報で本丸に近づけさせないという策略か?さすが“難攻不落の小田原城だ》(←「んなこたぁ~ない」(タモリ調でお読みください)

小田原城公式サイト園内マップより】


 城址公園(小田原城の敷地)はとにかく広い……と思ったが、江戸時代に縮小され、三の丸以内が城域となり、さらに二の丸以内の部分に縮小されてたのが現在の城址公園らしい。
 それでも、城付近についてからが長かった。「駅から歩いて10分」というネットの情報だったが、どこまでを指して言っているのだろう?
 ようやく、正面入り口に辿り着いたと思ったが、馬出門銅門(あかがねもん)常盤木門(ときわぎもん)が丁寧に出迎えてくれる。

    銅門


    常盤木門

 3つの門を通過して、ようやく本丸。
 お腹の要求に応えて、本丸茶屋で昼食。メニューに「小田原どん」(とある。《これは食せばなるまい》と注文するが、“販売停止”とのこと。
《ぬぬっ!またしても計略か?》(←「んなこたぁ~ない」)
 この記事を書く際に調べてみたが、小田原挙げての企画メニュー
【小田原どん……定義】
一 小田原の海と大地で育まれた新鮮な食材を、一つ以上用いること
二 伝統工芸品・小田原漆器の器に盛って饗すること
三 お客様に満足していただき小田原をさらに好きになっていただけるよう、おもてなしすること

 15店舗それぞれの創意工夫と心を込めての”おもてなし”とのこと。
 ちなみに、本丸茶屋の“小田原どん”の正式名称は「小田原戦国武将 茶漬け丼」という気合の入ったもの。
 《自家製だしまき卵に小田原名産の板わさ》《無農薬米の茶飯おにぎりに 幻の杉田梅の梅干を合わせた茶漬け》で、”限定10食”とのこと。
 まさに幻のお茶漬けであった……

 腹ごしらえを済ませ、いざ、天守閣!

 とは云うものの、天守閣までの石段もなかなか手強い。一段ごとの幅と高さがある。
 さらに、天守閣自体も5階建て。

 石垣からの高さは27.2mで、全国第7位!
 お陰で、見晴らしはなかなかのモノ。



 小田原城で観光気分(“アスレチック気分”かも)を盛り上げ、箱根登山鉄道に乗り込む。
 箱根湯本までは約15分。しばらくすると、景色も温泉郷ぽくなってきた。いよいよ、箱根だ。
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無事、帰りました

2023-06-22 17:14:29 | 日記
 昨夜、旅行から帰りました。
 「旅先から帰る」と記した方が、趣がありそうですが、何となく大袈裟です。それに、“旅先”と言うと、《ある程度狭い範囲を指すような》気もします。今回は、箱根、東京の2か所で、広範囲のようなそうでないような微妙さがあります。それに、東海道新幹線(米原周り)、北陸新幹線(長野、金沢周り)と周回コースなので、“旅先”という言葉を使用するのに、若干抵抗があります。
 「旅から帰る」と言うと、《気の赴くまま》の意味がありそうな気がします。
 で、結局、「旅行から帰る」に落ち着きました。もっと、風情を感じさせる表現をしたかったのですが。

 たった3日間ですが、1年分歩き、5年分の人を見て(30年分の外国人を見て)、1年分の緊張をして、1か月分の感動をした気がします。(←実感で、正味ではありません)
 ストレスは霧散しましたが、心身が大量に動いたので、ふわふわ、ゆらゆらしています。

 大小いろいろトラブルがあったのですが、小トラブルがほとんどで、《ブログ記事のネタになるなあ》という程度で、楽しい旅行でした。
 本当は、すぐにでも報告したいのですが、多少仕事が溜まっていたのと、ゆらゆら状態なので、書き始めるのは少し先になりそうです。
 取りあえず、旅行記より先に、書き終わっていない「和田はな女流1級考」を書きあげるつもりです。
 
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明日から旅行

2023-06-18 20:47:48 | 日記
 昨日で、毎日更新が途切れました。
 それは、別に良いのですが、途切れた原因というのが、昨日(17日・土)の未明に、目が覚めてしまうほどの胸のムカつきです。
 いつも服用している胃薬を飲んで、一時的にマシになるのですが、また、ムカついてくる……

 ムカつきの原因は、ストレス。
 仕事でトラブルが続いたせいだと思いますが(大きなトラブルではありません)、ちょっと、根を詰めてブログ記事を書いていたのも原因のような気がします。
 それで、取りあえず、昨日は記事を書くのはやめて、疲労しないように努めました。一応、仕事はしました(三日も休むので、旅行に行く前に済ませられることは、済ませておかねばなりません)

 午後には85%ほど回復したので、旅行には行けそうです。
 行先は、箱根とスカイツリー。1日目、早朝の仕事を終えて箱根へ。昼過ぎに小田原に到着。予定では小田原城に行った後、箱根へ。
 2日目は箱根観光後、東京・押上のホテルにチェックイン後、スカイツリーへ。2日目がハードスケジュールです。
 3日目は浅草かソラマチを巡って、帰路へ。

 実は、2009年、2013年、2018年、そして今年(2023年)と、ほぼ5年ごとに上京。
 でも、どんどん、支払い(改札)などのシステムが進化してきており、特に、最近は進化の速度が急激で、田舎者の私が無事行程を消化できるのか非常に不安。
 実は、初めてICOCAを使用します。これまでの上京の際に、自動改札でもドキドキしていたのに、大丈夫なのか?
 《ICOCAって、首都圏でも使えるよね?》というレベルで、うまく、読み取り機にタッチできるか心配です。ICカードを切符挿入口に入れようとする人はいないのかな?
 今回は嫁さん同行。と言うか、嫁さん孝行です(半分、命令?)。
 おそらく、嫁さんは私より初心者。あ、でも、7~8年前、息子と北海道に飛行機で行っているから、大丈夫かも。見栄を張らずに、相談して行動しよう。

 そんな訳で、明日からしばらく、ブログはお休みします。
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