英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

新型コロナウイルス その98「ワクチン接種の検証 ~発症だけでなく、感染も予防できるのか?~」

2021-05-16 12:05:59 | 時事
ワクチン接種が進んでいるイスラエルが、ワクチンパスポートの発行を導入するにあたり、詳細な検証を行った。
(イスラエルに関しては、ガザ地区の空爆などパレスチナとの衝突が早く治まって欲しい)

 ワクチンパスポートはワクチンを接種したことを証明するもので、移動(旅行)や活動の制限が緩和されるというもの。
 金銭や設備的な理由や健康上の理由で接種が受けられない人たちとの差別が起きる危険性もあり、導入に当たっては、慎重な検証(法整備や発生するであろう諸問題)がなされるべきである。

 イスラエル政府は導入に当たって、ワクチン接種の効果について国民120万人(60万人という説もある)について、詳細な検証を行い
①ワクチン接種者の94%が発症していない
②ワクチン接種者の92%が感染していない

というデータが出た。(ワクチンはファイザー社製らしい
 特に、②が重要。
 発症の予防はもちろん重要だが、感染を防げない場合、ワクチン接種者が《もう大丈夫だ》と思い警戒を緩め、感染を広げてしまうケースが多数発生しそうだ。

 日本政府も「ワクチン接種が感染予防の切り札」と謳うなら、「ワクチン接種で感染自体を防げる」かをきちんと検証すべき。その確証がないなら、「発症は防げるが、感染の危険性はあるので、感染予防は緩めないでください」と強くアナウンスしなければならないだろう。

 また、イスラエル政府は《抗体の持続力》も検証している。
 世界各国の研究論文を検証し、アメリカの「免疫の持続期間」に関する論文で《2度のワクチン接種によって増えた“ウイルスを無効化する抗体”は、半年後もあまり減らない》というデータを確認したという。


 いろいろ大変なニュースが多い中、ちょっとした朗報だ。
 ワクチンの効果について、詳細をお知りの方は教えていただけると嬉しいです。
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