ELFじ~さんのほっつきある記(キャンピングカー アラモのたび)

アラモで走る無計画のたびと車中泊。たび先で温泉を楽しみ、ちょっと山登りと自転車。あとは快適化、ときどきじ~さんの日常。

Campingcar Festa 2016 in HIROSHIMAで見たクルマ 3 (2016/5/18)

2016年05月18日 | キャンピングカー
 5月15日の Campingcar Festa 2016 in HIROSHIMAで見たクルマの3番目は国産バンコン。今回の出展の数も一番多く、価格帯も幅が広い。小さなお子さんを連れたファミリーが見ていた。どんな時でも使えるファーストカーとして考えているのだろう。外から見るとちょっと大きいワンボックスワゴンというイメージがいいようだ。

 シンプルなものは後部荷室にコの字型シートを作りこんだだけだ。ハイエースワイドミドルルーフの「リラックスワゴン」が本体価格338万円で一応リーズナブルかな。





 シートを通路にはめ込んで広大なフルフラットベッドが作れますという、ハイエースのWALK-MCWが400万円。自分としてはどうしてこれがそんなに高いの?と思ってしまう。



 一昨年からそうだが、バンコンでもマルチルームを設けるものが増えてきた。ウチもそうだが道の駅でも深夜や早朝はクルマから出てトイレに行くのは面倒なんだよね。





上の2つはハイエースの最後尾を仕切ってマルチルームを作っている。このスタイルは一昨年あたりから出てきたスタイルだと思う。OMCの「銀河」とレクビーの「カントリークラブ」だ。

共に横置きのソファを寝台車の2段ベッドのように展開して、ソファの向かいには2人分の対座テーブルになっている。(写真はレクビー カントリークラブ)



こういうタイプは夫婦のたびにぴったりで、どちらかが先に眠るときでもダイネットは確保されるのがいい。
価格は車両本体価格で520万円する。バンコンで心配なのは断熱だが、レクビーは天井・壁とも外板側からアルミ膜付きの発泡シート、ロックウールで断熱しているそうだ。ここまでしていると価格にも納得できる。

 最近はキャブコンのように独立したマルチルームをつけるバンコンも増えてきた。



これはかなり前からあるがキャンピングカー広島の「PLACE」。NV350ベースで本体価格430万だ。





もう一つホワイトハウス「エスコート Basic」車両本体価格560万円。運転席と助手席が回転して後ろ向きになる。

 もっとキャブコンに近いのがフィールドクラフト「クラフトキャンパー GT」で、バンクベッドのない2段ベッドのキャブコンのような配置だ。ただし2段ベッドは長さ方向が足りないので子供用ということになっていて2+2の家族向けというところか。



 最後にほとんどキャブコンのようなバンコンで、カトーモーターの「DD(ディーディー)」。なんと本体価格692万円だ。



 ハイエースの天井だけカットして大きなFRPのルーフを乗せて、スライドドアと窓は撤去して、キャンカー用のドアと窓にしている。内部は横ソファタイプのキャブコンそのもので、もちろんバンクベッドもある。最後尾にはダブルの常設ベッドと、子供用の二段目ベッドがある。





 価格的にもここまで来ればあっさりとハイエースボディカットキャブコンの「セレンゲティ」にすれば内部がもっと広いような気がするが、ボディカットをしていないので強度の面で安心できるということなのかな。



写真はハイエースのボディカットキャブコンでファンルーチェ「セレンゲティ」本体価格670万円。見た感じも美しく、パワーもありトラックよりも乗り心地はいいだろう。運転席を除いたボディを大胆にカットして、フレームを組み上げて外板を作っている。自分もALMOを購入する前にこの車に心を動かされたが、後部のフレーム部分がアンバランスで何となく強度的に不安があったので、トラックベースにした。よく考えてみれば古いボディカットキャブコンでも、強度不足で歪みが出ているという話は聞かないので、最新のものならさらにきちんとしているだろう。

 自分としては現在のALAMOに細かい不満はあるが、余程のことがなければ買い替えることはないだろう。それでもキャンピングカーフェスティバルは見ているだけで楽しい。何か面白いアイデアがあれば参考にしたいとも思う。今回は残念ながらそこまでのものはなかった。広島は規模が小さいから出展車両も限定される。来年はどこかに遠征してみようかな。



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