ELFじ~さんのほっつきある記(キャンピングカー アラモのたび)

アラモで走る無計画のたびと車中泊。たび先で温泉を楽しみ、ちょっと山登りと自転車。あとは快適化、ときどきじ~さんの日常。

熊野古道中辺路をちょっと歩いてから熊野本宮大社に (2016/5/24)

2016年05月24日 | 2016/5 南紀のたび 2
 昨日、道の駅で聞いてみた。熊野古道を本宮方面の継桜王子まで歩いてから、どこでバスに乗ってここに戻ってきたらいいかと。そうするとバス停としては野中の一方杉バス停だが、バスの本数が少ない上歩く時間が読めないので、先にバスに乗って行って帰りに熊野古道を歩く方がいいと勧められた。(地図にあった「野中の清水バス停」は路線が廃止されたそうだ。)それもそうだね。その方が時間が有効に使える。熊野詣での人たちも帰りは逆方向になるのだから、こだわりはない。

 そういうことで今朝は7時33分のバスに乗ることにした。このバスを逃したら次は12時38分なのだ。





 今日も晴天で暑くなりそうだ。

 バスは途中で近露の集落に立ち寄ってまた国道に戻り、20分少々で野中一方杉バス停に到着。



ここから向こうの山を上がって行く。こんな坂道だ。



 旧街道に出たが先に野中の清水、継桜王子に行ってから折り返してこよう。
 以前バスが走っていた道路を進んでいくと、先に赤い橋の欄干が見える。この下が野中の清水だ。





名水百選に選ばれており、冷たくておいしい。持って行った1.5Lの水を詰め替えた。

 このすぐ上が継桜王子ということなので、すぐ先の狭い道を上がって行った。一応王子神社があるがこれは明治以降のものだ。



そしてこの周りに杉の大木が何本かある。それらの枝はことごとく谷に向かって伸びているために、一方杉と呼ばれているそうだ。一「本」杉ではない。



 ここからいよいよ熊野古道の逆走だ。



地元の生活道路にもなっている道を歩いていくと、比曽原王子。ここも跡を示す石碑があるのみ。



さらに緩やかに下っていく。向かいの山もかなり険しい。





途中から道が急傾斜になってきた。そして道路から分かれて山道を下っていく。





これは登りだったら大変だったな。

降りきったところからまた車道になった。その道路の石垣にたくさん咲いた花。これはえびねかな。



少し行ったところにある近野小学校の素晴らしい芝生張りの校庭で7人の低学年の児童が体育の授業中だ。児童の背丈がそろっているので、複式ではないようだ。



近野小学校から道を下ると、近露の集落に出てくる。この道は先ほどバスで走ってきた道だ。(観音寺前バス停)



こんな店もあった。





 近露の集落のはずれの橋のたもとに近露王子跡がある。近露は開けているので宿泊できるところだったようだ。



 近露王子を出て橋を渡ると山越えの登りになる。最初は石畳の道で期待したが、それも長くは続かなかった。





振り返ってみる近露の集落。丘の上にあるのが近野小学校だろう。



山道を登り切ったところを左に折れると、宝篋印塔がある。



そしてその後ろにあるのが、牛馬童子像と役行者像。





もっと大きなものかと想像していたが高さが50センチくらいの小さなものだ。

ここを過ぎると道の駅まで下るだけ。800メートルだ。





10時50分に道の駅に戻ってきた。


 ここまで来ているので熊野本宮大社に参拝していこう。今日は平日なのですぐ横の駐車場もガラガラだ。







門の中は撮影禁止。


 今夜は道の駅「おくとろ」で車中泊のつもりなので、本宮近くで夕食を買う必要がある。ナビで調べてみると道の駅「奥熊野古道ほんぐう」の向かい側にAコープがあるようだ。ところが行ってみると閉鎖されている。

 がっかりして道の駅にクルマを停めて、道の駅に入ってみると道の駅がそのまんまスーパーマーケットだった。
ここで13時前だ。このまま「おくとろ」に行っても暑いだけだ。予定を変更だ。
 ここまで来て今日の予定もグズグズになってしまった。



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