ELFじ~さんのほっつきある記(キャンピングカー アラモのたび)

アラモで走る無計画のたびと車中泊。たび先で温泉を楽しみ、ちょっと山登りと自転車。あとは快適化、ときどきじ~さんの日常。

三重県の4つの世界遺産を訪れて道の駅「おくとろ」に (2016/5/28)

2016年05月28日 | 2016/5 南紀のたび 2
 朝になって少し上流まで行って一枚岩を見上げた。やはり大きい。垂直ではなくて80度くらいなんだろうか。この岩をクライミングした人はいるのかな。いやいや天然記念物なんだからハーケンなんか打ったら、御用かな。何しろ昼間なら人知れず登攀したということはありえない場所だ。

 

 ここまできたついでにすぐ近くの「滝の拝」に行ってみる。ところが結構遠くて、かなり山に分け入ったところだった。
すぐ手前の道の駅「瀧の拝太郎」のすぐ先だ。



この道の駅まったく人気がない。営業時間は土日祝の11時から15時だ。この滝を見に来る人のためのレストハウスのようなものだ。ついでに隅の方にこんなものが。



どうやらここはその昔中学校があったらしい。その跡地を使ってこうなっているわけだ。

 さて、滝の方は期待したイメージとはちょっと違っていた。





川の端のところで小さな滝が流れ落ちているということだが、もう少し水量が多かったならば、別の見え方がしたのかな。河床の岩が石灰岩でカルスト台地の岩どころではないすごい凸凹だ。

 この川の流れもきれいだ。



 今度は「花の窟」。世界遺産登録(『紀伊山地の霊場と参詣道』)の日本最古の神社だ。





本堂も拝殿もなく、正面の巨大な岩がご神体。



まあ、こういうのが神社の元々の姿かもしれないな。それでもここの主祭神は「イザナミ」(アマテラスの母親)というのだから訳が分からない。



そんなに理屈で考えてはいけないかもしれない。

 こんなところでも立派な土産物の店が立ち並んでいる。





 奥は喜んで飛んで行った。

 次も世界遺産登録の獅子巖。実は道路にクルマを停めて写真を撮っただけだが。



 そしてその先の世界遺産登録の鬼ヶ城。



鬼ヶ城センターにクルマを停めて歩く。





風波による浸食と隆起によって独特の景観になっているわけだ。しかし獅子巖もそうだがここが世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』の一部として世界遺産に登録されることの意味がよく分からない。(参詣道からは離れているし、宗教的意味合いもないと思う)



これは千畳敷。千畳あるかな。



そしてこの先は台風の被害のために通行できない。このルートが熊野古道ならすごいと思うがそうはいかない。



 さて、次は文句なし世界遺産の熊野古道伊勢路の松本峠。鬼ヶ城から国道42号線に出てきてすぐ先だ。



国道からの入口だ。



そして登り口の石段。ここは最近の工事だが、この先古い石段がずっと続いている。







雰囲気のある苔の石畳、石段だ。

 600メートルほどで松本峠に着いた。お地蔵さんがお出迎えだ。



そして下りにかかる。なかなかに雰囲気のある石畳だ。



200メートルも下ると木々の間から七里御浜が見えるようになる。



 このあたりで引き返すことにしたが、松本峠からの下りは神経を使う。苔の石段が滑りやすくて大変だった。
それでも、知る限り大門坂に次いで雰囲気のあるいい参詣道だったと思う。

 さて、これから紀伊山地の山中に入っていく。今日の車中泊は道の駅「おくとろ」だ。国道169号線の奥の方にある。ダム湖の周りを縫うように曲がりくねった一車線道路だ。幸い行きかう車はすくない。おくとろに近づくと山は深く、川のみずがきれいだ。



ようやく道の駅。駐車場は広いが車はほとんどいない。静かな山の里だ。国道を走る車も稀だ。



ここの道の駅は産直品の売り場もない。向こうの方に温泉とコンビニがある。



そして反対側はオートキャンプ場だ。

自然がいっぱい。



 本日の走行は115.4+15キロ程度、燃費は10.7km/Lだった。





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