ELFじ~さんのほっつきある記(キャンピングカー アラモのたび)

アラモで走る無計画のたびと車中泊。たび先で温泉を楽しみ、ちょっと山登りと自転車。あとは快適化、ときどきじ~さんの日常。

電気がなくなってきたのでしばしの充電運転、その後は洗濯時間 (2016/5/26)

2016年05月26日 | 2016/5 南紀のたび 2
 昨日の走行は26キロ、その前から100キロ程度の走行なのでサブバッテリーの残量が気にかかっていた。昨夜はインバータの電源を落として眠りについたが、今朝はほぼ無負荷の状態で23.8Vと残量はおそらく20%を切っている。今日もあまり走らない予定なので、まずは駐車場の国道よりの所に行って、1,200rpmくらいで2時間ほど充電運転だ。



例によってアクセルに突っかい棒をしてエンジン回転を保っていたが、終わりごろになって暑くなってきたのでエアコンを入れたところ、途端にエンジン回転が900rpmくらいまで落ちた。なるほどそのくらいコンプレッサーの負荷が大きいわけだと納得した。その後突っかい棒を直して1,100prmくらいにしたのが上の写真だ。
当初の充電電流が60A弱で最終的には15A程度だったので、ざっと60AHくらいは入ったのかなあ。これで明日のお昼くらいまで保つかな?

 今日は朝からかなりまとまった雨が降るという予報だが、雨は来ないで蒸し暑い。南からの湿った空気が入り込んでいるので、そのうち降り出すだろう。予定通り今日は洗濯日にしよう。昨日も行った新宮イオンの駐車場の片隅のコインランドリーで洗濯だ。



ここは洗濯・乾燥一貫機がないので面倒ではある。

 お昼も近くの店で魚定食を食べたりして、今日一日この近辺で過ごしてしまった。奥はイオンでいろいろと買っていたようだ。雨は降ったり止んだりで予報ほどの降りではなかった。

 17時前に明日の行程を考えて移動する。明日は大門坂を歩いて那智大社だ。そこで今夜は大門坂駐車場に行っておこうというわけだ。

 今日の温泉として大門坂の手前にある、那智天然温泉というところをネットで見つけていたが、現地に行っても何もない。改めてネットで検索したら災害で被災した後にまだ再建されていないとのこと。残念だが仕方ない。ここまで来たのだからこの先の那智山 蓬莱乃湯というところにでも行こう。ここは那智かまぼこセンターの2階ということで、あまり期待していなかった。ごめんなさい、しっかりしたいいお湯でした。たしかにかまぼこお土産センターの2階にあるし、浴室は中級ホテルのお風呂といった感じだが、お湯はいい。アルカリ性低張性中温泉で無色透明のお湯は肌がつるつる、指先がちょっとぬるぬる。成分総計は0.23グラム/kgで少ないが、いままでヌルヌルの素だと思っていた炭酸水素イオンは6.1mgしかなく、あまりおなじみでないメタケイ酸水素イオンが37.0mgでpHは何と10.0なのだ。気持ちよくお風呂から出てきた。

 このすぐ先が大門坂駐車場だ。雨の中、この時間は無人、無車だ。あすは早朝から?大門坂を上がる。


本日の走行は26.7キロ、燃費は7.8km/Lだった。





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熊野速玉大社と阿須賀神社に参拝して道の駅「紀宝町うみがめ公園」に (2016/5/25)

2016年05月25日 | 2016/5 南紀のたび 2
 今日の午後からは雨で、明日は一日中かなり降るようだ。こうなると今日は午前中に速玉大社に行く程度にとどめて、明日は洗濯と休養という感じだな。

 ということで早めに出発して途中にあるある道の駅「紀宝町うみがめ公園」をちょっと様子見。国道沿いだが平らな駐車場でトイレもそこそこきれいだ。隣にウミガメのプールがあるようだ。



 ついでに海岸の七里御浜に出てみた。



石ころの海岸なので打ち寄せる波で巻き上がる砂がなくて、波もきれいだ。こんな石ころの浜でウミガメは産卵できるのかなと心配になる。

 さて、熊野速玉大社に参拝。







3年前の記事を見返してみたら同じようなアングルから写真を撮っている。

これは違うぞ。





このカーテン状の布にプリントされた絵も熊野速玉大社の独特のしるしだろうな。真ん中の枝はたぶん御神木の梛(なぎ)の枝で、鳥は八咫烏なのかな? 枝がオリーブで鳥がはとなら平和の象徴だね。

 いつ雨になるかもしれないので石段のぼりの長い神倉神社はパスして、阿須賀神社に行ってみた。ここには訪れる人もなく静かだ。





速玉大社と同じように彩色された社殿だが、速玉大社よりもかなり簡素な感じではある。
背後の山は不老長寿の薬を求めて日本にやってきたという、徐福伝説で知られる蓬莱山で、入山禁止だそうだ。徐福の墓も近くにあるそうだ。


 この後、イオンショッピングセンターで食事と買い物。少し雨もあったが、思っていたより小雨だ。

 道の駅「紀宝町うみがめ公園」で車中泊するので、戻ってきた。



 隣建物のウミガメプールには4匹のウミガメが泳いでいる。近寄ると餌をくれると思うのか全員がこちらによって来た。



館内の展示によればここ数年上陸するウミガメはどんどん減ってきて、ここ2年間は産卵するものは0だそうだ。海岸の浸食が進んで産卵適地の砂浜がなくなってきたためだそうだ。それは残念なことだ。


 本日の走行はわずかに26.4キロ、燃費は9.3km/Lだった。





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湯の峰温泉に入って次は丸山千枚田、そして七里御浜まで出てきた(2016/5/24-2)

2016年05月25日 | 2016/5 南紀のたび 2
 「奥熊野古道ほんぐう」でしばらく考えたのちに、道の駅「おくとろ」は止めて湯の峰温泉に行ってから丸山千枚田に向かうことにした。

 湯の峰温泉は世界遺産つぼ湯で有名だ。温泉街への分岐から道が狭くなるし反対側から普通の路線バスもやってくる。ブラインドカーブの向こうから何が来るか、気にしながら低速で坂道を降りていく。途中ですれ違ったバス2台、普通車は10台くらいだ。



 温泉街の入口に広い公共駐車場があるので、そこに停めて500メートルくらい歩いていく。湯の峰温泉公衆浴場は95度の源泉を冷ました「薬湯」¥390と加水した「普通湯」¥250がある。



もちろん薬湯にした。浴槽は小さく、内湯だけで少し熱い。そして石鹸もシャンプーも使用不可。炭酸水素イオンとナトリウムイオンが主成分で成分総計は1.6グラム/kgぐらいだった。浴槽に湯の花がふわりふわりと舞っていた。

 公衆浴場を出て前の谷を少しさかのぼったところに世界遺産つぼ湯がある。入浴は先の公衆浴場で受け付けて、交替制だ。




 次は丸山千枚田。地図で確認すると本宮方面からは、国道168号線から分岐した国道169号線が狭いようなので山の中の酷道かと警戒していたが、その後の国道311号線もおおむね2車線道路で快調に走行できた。もちろん最後の3キロくらいは1車線の県道。
上がり切ったところで路側が広くなって左の谷の眺望が開ける。



 おお、これは素晴らしい。少し前に田植えが終わったところかな。千枚田の中ほどに駐車場と展望施設があるようなので、ここからもう少し先に行ってみよう。
 ところが中の道に入りかけて気づいた。道の上から木の枝が2.6メートルくらいまで下がっていて、ALAMOでは入っていけない。仕方なしに上の道の広い路側に停めて歩く。これがうねうねと結構長かった。







こういう田んぼの石垣の維持も大変だし、農作業は手押しの農業機械や手仕事、加えて電気柵も張りめぐらされているなあ。なかなか苦労が多いだろう。
 帰り道に気が付いたが、ここの田んぼの上側1/3は耕作放棄か畑になっている。農作業が大変なことに加え、上側は水の便が悪いようだ。

 千枚田を後にして海岸方面に下っていく。こちらの道は県道に至るまで順調だ。
 
 道の駅「パーク七里御浜」で車中泊だ。



 


国道42号線のすぐわきにあり、その向こうは太平洋。そして隣はミカンジュースの加工工場。中に入ったら、内部で向こうのショッピングセンターとつながっていた。



 この日の走行は94.3キロ、燃費は10.3km/Lだった。





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熊野古道中辺路をちょっと歩いてから熊野本宮大社に (2016/5/24)

2016年05月24日 | 2016/5 南紀のたび 2
 昨日、道の駅で聞いてみた。熊野古道を本宮方面の継桜王子まで歩いてから、どこでバスに乗ってここに戻ってきたらいいかと。そうするとバス停としては野中の一方杉バス停だが、バスの本数が少ない上歩く時間が読めないので、先にバスに乗って行って帰りに熊野古道を歩く方がいいと勧められた。(地図にあった「野中の清水バス停」は路線が廃止されたそうだ。)それもそうだね。その方が時間が有効に使える。熊野詣での人たちも帰りは逆方向になるのだから、こだわりはない。

 そういうことで今朝は7時33分のバスに乗ることにした。このバスを逃したら次は12時38分なのだ。





 今日も晴天で暑くなりそうだ。

 バスは途中で近露の集落に立ち寄ってまた国道に戻り、20分少々で野中一方杉バス停に到着。



ここから向こうの山を上がって行く。こんな坂道だ。



 旧街道に出たが先に野中の清水、継桜王子に行ってから折り返してこよう。
 以前バスが走っていた道路を進んでいくと、先に赤い橋の欄干が見える。この下が野中の清水だ。





名水百選に選ばれており、冷たくておいしい。持って行った1.5Lの水を詰め替えた。

 このすぐ上が継桜王子ということなので、すぐ先の狭い道を上がって行った。一応王子神社があるがこれは明治以降のものだ。



そしてこの周りに杉の大木が何本かある。それらの枝はことごとく谷に向かって伸びているために、一方杉と呼ばれているそうだ。一「本」杉ではない。



 ここからいよいよ熊野古道の逆走だ。



地元の生活道路にもなっている道を歩いていくと、比曽原王子。ここも跡を示す石碑があるのみ。



さらに緩やかに下っていく。向かいの山もかなり険しい。





途中から道が急傾斜になってきた。そして道路から分かれて山道を下っていく。





これは登りだったら大変だったな。

降りきったところからまた車道になった。その道路の石垣にたくさん咲いた花。これはえびねかな。



少し行ったところにある近野小学校の素晴らしい芝生張りの校庭で7人の低学年の児童が体育の授業中だ。児童の背丈がそろっているので、複式ではないようだ。



近野小学校から道を下ると、近露の集落に出てくる。この道は先ほどバスで走ってきた道だ。(観音寺前バス停)



こんな店もあった。





 近露の集落のはずれの橋のたもとに近露王子跡がある。近露は開けているので宿泊できるところだったようだ。



 近露王子を出て橋を渡ると山越えの登りになる。最初は石畳の道で期待したが、それも長くは続かなかった。





振り返ってみる近露の集落。丘の上にあるのが近野小学校だろう。



山道を登り切ったところを左に折れると、宝篋印塔がある。



そしてその後ろにあるのが、牛馬童子像と役行者像。





もっと大きなものかと想像していたが高さが50センチくらいの小さなものだ。

ここを過ぎると道の駅まで下るだけ。800メートルだ。





10時50分に道の駅に戻ってきた。


 ここまで来ているので熊野本宮大社に参拝していこう。今日は平日なのですぐ横の駐車場もガラガラだ。







門の中は撮影禁止。


 今夜は道の駅「おくとろ」で車中泊のつもりなので、本宮近くで夕食を買う必要がある。ナビで調べてみると道の駅「奥熊野古道ほんぐう」の向かい側にAコープがあるようだ。ところが行ってみると閉鎖されている。

 がっかりして道の駅にクルマを停めて、道の駅に入ってみると道の駅がそのまんまスーパーマーケットだった。
ここで13時前だ。このまま「おくとろ」に行っても暑いだけだ。予定を変更だ。
 ここまで来て今日の予定もグズグズになってしまった。



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白浜のとれとれ市場と三段壁、千畳敷などを回って、道の駅「熊野古道中辺路」に(2016/5/23)

2016年05月23日 | 2016/5 南紀のたび 2
 道の駅「白崎海洋公園」を出てすぐの道路の擁壁のところから、水道の蛇口が一つ突き出して水が出ている。上に白崎の自然水と書いた表示がある。バックしてここで水を補給していこう。



この上の崖は石灰石なので期待したが、それほど美味しい水でもなかった。冷たくもない。まあ名水でなくても飲用にできればいいだろう。

 ここから見る白崎海洋公園は白い岬だ。



 海岸線から離れて国道42号線を通って白浜に向かう。バイパスから降りて信号待ちをしていたら、すぐ左に軽油が75円の看板がある。これは安い。



残念ながら昨日有田で給油したばかりでほぼ満タンなので、悔しい顔をして通り過ぎた。

 丘の上に上がって行ったら広大な駐車場がある。ここがとれとれ市場だ。



魚市場だから海の/漁港の近くだと思い込んでいたが、丘を切り開いた新観光地だ。ちょうどお昼時でまず食事ということだが、大きなドライブインの食堂のような感じでイメージがよくない。



 天丼とうに丼を注文。



どちらも千円でおつりがくる値段で、それぞれ価格なりの食べ物だった。その中で天丼のあなごは衣はサクサク、魚は肉厚でほくほくしていて、これだけは美味しかった。あなご天丼があればお買い得だが、それはない。



場内は鮮魚、貝類はかなりいいが、水産加工品はちょっと高めの値付けだ。



ぐるりと回って夕食用にサーモン・かんぱち・たいの造りの盛り合わせを買った。この柵は店で刺身に引いてくれるので、しばらく待ってから受け取りだ。冷蔵庫があるのでこんな物でも躊躇なく買えるのがキャンカーのいいところ。

 おなかも満足したところで、白浜の眺望が楽しめるという「平草原公園」にやってきた。丘の上の広大な市営の公園で、展望台がある。

ところがこの展望台は遠くの海が木々の向こうにちらちら見える程度で、眺望というには全く不足していた。



園内を散策するには少しアップダウンがあっていいところだ。地元の人にはいいコースだろう。バラ園の案内があったので行ってみた。







残念ながらもうシーズンは終わりで残っている花はわずかだった。

 園内の遊歩道の横はずっと桜並木。花の時期はきれいだろうな。その桜だが今ちょうど実がついている。





さくらんぼというほどのものではないが、小さな真っ黒い実が熟している。試しに食べたらちょっと甘いが苦みがある。これではスズメも好まないだろう。

 公園を出て三段壁まで近い。



今日は天気がいいので暑いが、海の色がきれいだ。ここは20年数年ぶりだろうか。

そして千畳敷。奥はどう見ても千畳はないとやたらこだわっていた。



 白浜の最後に温泉に行こうと思い、最初は海のそばの露天風呂「崎の湯」にするつもりでいたが、今日の照り付ける太陽の下では暑いのではないかと思い、内湯の牟婁の湯にした。



2つの源泉が引いてあって、少し熱いのでいつもの長湯はできなかった。

 夕食は買ってあるのでこのまま車中泊地に向かう。明日は熊野古道を歩くつもりで、今日は道の駅「熊野古道中辺路」やってきた。ここは国道311号線に沿った細長い狭い駐車場だ。おまけにかなり傾斜している。どこに停めるべきかしばらく悩んだ。

 夕食は刺身だけでおなか一杯になるほど。ここまで来てサーモンというのもちょっアレですが、甘くておいしかった。




 本日の走行は116.4キロ、燃費は10.1km/Lだった。





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