ELFじ~さんのほっつきある記(キャンピングカー アラモのたび)

アラモで走る無計画のたびと車中泊。たび先で温泉を楽しみ、ちょっと山登りと自転車。あとは快適化、ときどきじ~さんの日常。

日和佐に遊ぶ (2017/4/24)

2017年04月24日 | 2017/4 四国のたび 8
 道の駅「公方の里なかがわ」の産直売り場は7時開店だ。昨日見ただけで買わなかった野菜類を見に行くと、目当てのものは昨日のままで、新しいものが入っていない。勢い込んで行ったがやはり7時というのは納品にも早すぎる。

 朝食をゆっくり食べて9時前に再び行ってみたが、先ほどのままだ。あきらめて出発だ。

 向かった先は道の駅「日和佐」で、国道55号線を快調に走る。が、走りすぎてはいけない。出発して5キロ程走った農道の入口にバンが止まっている。そこに入っていくわけではないが、曲がり角なので邪魔な所に止めるやつもいるもんだとちらりとみると、何とスピード取締り用のレーダーを設置している最中だった。バンの中か陰から監視連絡するわけだ。危ない危ない。

 国道はすいているし、少し先からは日和佐道路という高規格道があるので、楽々と道の駅「日和佐」に到着だ。





 ここは3年前に立ち寄った。足湯があるが、それはパス。



 振り返ると薬王寺の瑜祇塔が見えるので、お参りしていこう。





 仁王門をくぐって女厄坂33段、男厄坂42段の石段を上がってお参りだ。





 高野山真言宗の別格本山とされ、御本尊はもちろん薬師如来で、厄除薬師如来と言われる。隣には御大師堂があり、その前方に随求の鐘というのがある。



この鐘を歳の数だけ打つと厄払いになるということなので、数えながら小さく鐘を打った。あれ、しまった歳といっても数えだったのかもしれないぞ。満年齢で打ってしまった。

 右手の上の方に薬王寺のシンボル?である瑜祇塔がある。





鉄筋コンクリート造りで赤いペイント塗装だ。間近で見るとちょっと違和感があるのが残念だ。

 帰りがけに本堂の裏手を見ると小さな塔のような建物が続いている。神社でいうとこちらが本殿ということになるが、旧の御本尊がここに安置されているそうで、後向薬師といって秘仏となっているそうだ。



 クルマに戻って薬王寺の反対側の山の上を見ると天守閣がある。日和佐城だ。



 まずは大洗海岸に行ってから日和佐城に登ろうか。



 太平洋の波が打ち寄せるきれいな砂浜だ。ここはこれからウミガメが産卵のために上陸する場所なんだそうだ。今日の天気は今一つだが、波は静かに打ち寄せている。少し砂浜を歩いてみた。じ~さんが一人で海岸を歩いていても、あまり画にならないなあ。



 ここにあるうみがめ博物館の駐車場にクルマを停めたわけだが、博物館の屋外の浅い水槽でウミガメが飼育されている。それは駐車場のすぐ横にあって、ベンチも置いてある。そこでのんびりと、のんびりとしているウミガメを見ていた。15~16匹(頭かな?)のほとんどは水中でじっとしているが、2頭がゆっくりと泳いでいた。



ときどき頭を上げて外を覗っている。その時には鼻の穴が開く。ちょっとユーモラスな感じだ。



 ウミガメを眺めているうちにお昼時だ。駐車場の横がウミガメ館という宿泊施設でレストランで食事ができる。



 平日はランチが500円。数種類あるが地魚丼にした。



豪華ではないが、なかなかリーズナブルだし魚は新鮮でおいしい。あらの味噌汁もうまい。

 ここから日和佐城は見えないがすぐそこだ。小高い丘のふもとから1車線の道を登るわけだが上から下がっている枝が少し気にかかる。また待避所があまりないので、反対側から車がくるとキャブコンはちょっと面倒だ。上の駐車場は十分広い。



 ここに城があったのは戦国時代のころで、江戸期には城も砦もなかった。観光用の展望台として城のような建物を建てたわけだ。



入口の銘板に「日和佐勤労者野外活動施設」とある。



 ちょっと屋根が大きすぎてバランスが悪い気がする。中にはミーティング室などがあるのかと思ったら、休憩室の片隅に昭和の時代の家庭用品が展示してあった。そうだなあ、あと200年もすれば希少な資料になるかもしれない。



 そのほかは展望台として割り切って施設になっている。(要するに何もない)





 展望台としても見るようなものはないような気がする。

 再び道の駅に戻って夕食の買い物だ。ところがここでかなり激しい雨が降り出した。予報によれば14時過ぎには晴れるようなので、しばらくクルマの中でコーヒータイムにした。


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阿波一宮 大麻比古神社に参拝して、徳島に出て徳島ラーメンだ (2017/4/23)

2017年04月23日 | 2017/4 四国のたび 8
 道の駅「第九の里」は静かでいい。ただ駐車場が狭いのが難点。物産館の周りに15台程度と真ん中に大型4台分があるが、大型車の利用はなかなかないようだ。今朝になってみれば小型車はいっぱいに入っている。その車中泊の車も8時前にはほとんど出ていった。



 県道の向こう側には第二駐車場があるが夜間は閉鎖されている。

 この狭い駐車場に居座っているのもよくないので、朝食を食べて片づけを終えたら、出発だ。といってもすぐそこにある阿波一宮大麻比古神社に参拝するのだ。

 

 ここの駐車場は(失礼ながら)全国的には有名ではない神社にしては素晴らしく広い。ここの下側に未舗装の駐車場もあるので1,000台以上入るのではないかと思う。正月などはいっぱいになるのだろう。



駐車場から山を見上げると、空も青いが山の新緑がモザイクのようになってきれいだ。



 鳥居もくぐらずに横から入っていくと、拝殿の正面に御神木の樟の木がドンッと座っている。樹齢は千年以上だそうだ。高さはないが左の方に広がる枝は30メートルくらいある大樹だ。



 この神社の狛犬は表情が面白い。



こちらが拝殿。元々の主祭神も歴史上は諸説があるようだが、現在の社伝によれば大麻比古神 - 天太玉命(あめのふとだまのみこと)ということになっている。このあたりになると神様の世界はまったくわからない。

 この拝殿の右から奥に行くと奥社まで90分とある。駐車場の右奥の方に見えた山だろう。機会があれば登ってみたいものだ。

 道の駅「第九の里」の物産館もドイツ人捕虜の兵舎を復元したものだが、神社の奥に当時のものが残されている。



 それがドイツ橋だ。小さな石造りのアーチ橋で、ドイツ人捕虜たちが帰国を前にして記念として築造したものだ。現在は通行禁止になっている。

 この後、朝ぶろに入って、お昼は徳島ラーメンにした。





 徳島ラーメンはいつもここになる。町中に入り込みたくない自分としては市街地の外周を迂回するところにあるのが好都合なのだ。
 スープが濃厚そうに見えるが案外とあっさりした味だ。逆に肉はじっくりと煮込んである。こうしてみると讃岐うどんの麺処綿谷を思い出させるが、あっちは値段半分でも満足感が高いような気がする。

 この後室戸岬方面に走っていたら、コインランドリーがあった。洗濯物がかなりたまっているしこれから先は田舎に行くので、ここで全部洗っておこう。

 今日の車中泊は道の駅「公方の里なかがわ」だ。ちょうど閉店時間なので、明朝買い物をしよう。



国道55号線のすぐそばなので、裏手の駐車場にしたかったが、関係者専用と表示があったのでやめた。






せめて国道から一番遠いところと思って、第二駐車場の奥に陣取ったが、国道の走行音からは免れないようだ。






 今日も65キロ程度しか走らなかったうえに、短い距離のGo & Stopが多かった割には、10.8km/Lと燃費がよかった。今日、走行中に安いスタンドを見つけて給油したわけだが、東広島で給油してから384㎞の走行で38.8L給油した。この間は満タン法で9.9㎞/Lだ。



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うどんを離れて大串自然公園で一日中休養して次はどこに (2017/4/22)

2017年04月22日 | 2017/4 四国のたび 8
 まだ行きたいうどんの店もあるが、今回はこのくらいでいいだろう。今日はまずますの天候なので、自然の中でのんびりすることにしよう。

 地図を眺めると少し先の半島の先端に大串自然公園というのがある。ネットで見たらサイクリング道というのもあるようで、自転車で軽く流すのもいいだろう。

 途中にあるスーパーでおにぎりとおかずを買って走っていった。道幅も駐車場も余裕の広さだが、こんな天気の土曜日だというのに人が少なすぎる。先端にある大串温泉も隣のグリーンヒル大串(宿泊施設)も休業(廃業?)している。



 ただロケーションは素晴らしい。瀬戸内海に突き出した半島の先で、目の前が小豆島だ。広い芝生張りの広場がある。先端まで階段を歩いて降りてもいいが、横手に道路が続いているので下に降りてみた。





 こんな立派な野外音楽場があった。開場してすぐは自治体が威信にかけてアーティストを呼んできただろうが、こんな不便なところで商業ベースのコンサートが成り立つとは思えない。ここは壮大な箱ものではないので、空調費などはかからないので傷は浅いかな。

 少し上には江戸時代の「のろし台」の跡が保存されていた。



 再び芝生の広場に戻ってきて、しばらくベンチに座って海を見ていた。これではどうにも落ち着かない。やはりマイ・アラモの中が一番くつろげる。クルマを移動させて探していくと、サッカー場の横の駐車場が海が見えるいい場所だ。(一番いい場所はオートキャンプ場の中だったのが残念)

 



 ここは海から風が吹き上がって、クルマの中を涼しい風が吹き抜けていく。ここでお昼を食べて昼寝。コーヒーを飲んで、やまうちで買ったいよかんを食べた。外は日差しで暑いほどだが、クルマの中は21度で風も通る。気持ちよくのんびりできた。

 この後初めての道の駅「みろく」に行ってみたが、交通量の多い県道の脇の小さな道の駅で、大型車のスペースを囲むように小型車駐車場があるのも気になる。さらに物産店はベーカリーだけだ。





 これではたまらないと逃げ出して、道の駅「第九の里」に向かう。

途中の国道11号線の駐車スペースから見た海岸は波静か。



 狭いぐにゃぐにゃ曲がった県道で一山越えて道の駅に着いた。やれやれ日が暮れる前に着いてよかった。






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屋島の登山は直登ルートで (2017/4/21-2)

2017年04月22日 | 2017/4 四国のたび 8
 うどんの後は屋島の登山。登山というほどの山でもなく、歩いて登る人でもほとんどの人は表の参道を上がって行くわけだ。しかし、今回は屋島ケーブルカー跡との間にある直登ルートで登る。

 讃岐東照宮の横にあるバス用の駐車場に停めて、しばらく休憩。それから東照宮に参拝だ。


 讃岐東照宮はもちろん東照大権現(徳川家康)を祀った社で、1804年に高松藩主松平頼儀がここに社殿を造営したもの。



屋島の南側の岩峰を望む場所にある。この石柱の下の石段が急なので踏み外したら大変だ。



社殿は昭和48年に火災で焼失したが、この神門は火災を免れたようだ。

いよいよ屋島に向かう。東照宮の横は屋島ケーブルの跡地で線路は放置、ケーブルカーは記念のためか残してある。





 さらに北に向かっていくと墓地があって、そこが屋島寺の遍路道の入口だ。狭い山道を歩いていくと、直登ルート(右上)と表の参道に向かう道の分岐点だ。ここからが尾根の上を登っていく急坂になる。





坂を登り切ったところで岩壁の下に出てくる。



ここの左を少し登ってから左に巻いていくと、屋島の台地の上だ。屋島寺とケーブル山頂駅とを結ぶ道路に出てくる。昔は大勢の人がケーブルカーに乗って屋島を訪れていたのだろう。立派な道が伸びている。



 この道を屋島寺の方に進んだところから左に折れる新しい道ができている。



 ここは古代の山城、屋嶋城の跡を復元した現場に出る道だ。数年前にここを歩いた時には工事中だった。





このダムの放流口のようになっているところが城門で、入口そのものが3メートルくらいの石垣の上にある。当時はここに梯子をかけて出入りしていたということらしい。なるほど、それはそうかなと思う。岡山県の総社に鬼ノ城という同時代の古代山城跡があるが、復元したら大層立派な城門ができて、下界を睥睨している。昔にそんなものがあったとは信じられない気がしたものだ。

 東側の遊歩道を歩いて、屋島寺に参拝していこう。






 屋島ドライブウェイ山上駐車場の側から入る山門は新しい。こちらが主流になっているのだろう。



 参拝したら獅子の霊巌まで行って折り返しだ。今日は薄曇りで遠望が利かないのが残念だ。



 さて帰りは表の参道ルート。石張りやコンクリート舗装の坂道で楽々だが、ひざに来る。





途中に屋嶋城にところに上がって行く分岐があった。次回はこの道を上がってみようかな。



 この後は買い物をして道の駅「源平の里むれ」に向かう。ここで車中泊しよう。



 建物の裏手は広々した運動場。その向こうが海だが、狭い場所を琴電が走っている。急カーブなので車輪をギューギューならしながら走っていった。







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定番の池上製麺所で食べた後は、無名だが庵治の大木戸に行こう (2017/4/21)

2017年04月21日 | 2017/4 四国のたび 8
 道の駅「香南楽湯」の近くの店なら、定番の池上製麺所。



 ちょっと出遅れたのだが駐車場はガラガラ、店もガラガラだ。いつ行ってもいっぱいのイメージなんだけど調子が狂う。この店では釜たまばかり食べているような気がするので、冷たいしょうゆでいこう。天ぷらのたなを見たらあなご天がある。手をかざすとまだ熱いぞ、よしあなごも。
 しょうゆうどんをすすりながら、あなご天をさくさく食べるのもいいだろう。冷たいうどんは表面も硬くはなくコシがあってうまい。そしてあなごは正解、表面はサクサクであなごはしっとりしていてこれで120円なんだからいうことなし。だけど冷たくなったらた多分こうはいかない。うんうん、よかったよ。

 次に行くところに迷う。高松の市街地の方には入り込みたくない。そしてしっかりした温かいのが食べたくなった。宮武うどんもいいが、庵治の大木戸に行こう。40分くらいかかるが、午後から屋島に登るつもりだから方向としては好都合だ。

 大木戸はガイド本には出ていないが、なかなかいいうどんを出してくれるロードサイドのセルフ店だ。周りは庵治石の加工工場がいっぱいで、12時になるとそこの職人さんたちでにぎわうお店だ。だからその前に着かないと大変だ。



 庵治石というのは細かいきめの高級花崗岩で、すぐ裏手の五剣山で採掘されている。工場の向こうに採掘場が見えている。



 何とか店の横の駐車場に入れることができた。



 熱いかけと芝エビのかき揚げだが、かき揚げは冷めていた。でもかけの場合はつゆにどぼんと入れて崩して食べるからまあいいや。うどんは田村のようにはいかないが、温かくしても十分楽しめた。

 さあ、これから屋島に登ろう。


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