エルソル飛脚ブログ ~Run 4 Fun~

四万十川周辺をチョロチョロしている飛脚の記録です。

さ・し・す・せ・そ(3)

2020年02月20日 | さ・し・す・せ・そ

またまた前回のヤツの続きです。

料理ド素人親父の奮闘記にお付き合いください。m(__)m

令和になって料理を覚えた、いや、料理をやり始めた。

50を過ぎた今ここで、新たな扉を開きつつある!(大袈裟)

とはいえまだまだド素人、「初めての作業が面白いだけ」・・・コレに尽きる。

「ピザトースト」

「その3」にしてこのクオリティーの低さ、

世の女性陣に「安心感」を与えるのも素人オヤジ料理の醍醐味。

シェフ顔負けの域に達すると「引くぅ~~~っ」となるはず(妄想)、

このクオリティーはキープしたいところ・・・(ただの言い訳)。

ここは素直にバジルソースを使っていることだけで満足することにする。

鉄のフライパンが我が家にやってきました。

一緒に育っていこうな・・お前・・(遠い目)。

「かつおダシ」

水出しだがこれで十分。

「土佐の男」としては常に「カツオ」で勝負する!

「すき焼き」

関西風は基本ダシをとらないらしいが、せっかくなのでダシも使う。

ついに、ついに「鍋」まできた。なんかうれしい・・

え?豆腐がちゃんと切れてない?

フフ、ちゃんと掌の上で切った証拠や!(恐る恐る!)

さて、このすき焼き、高知ならではの食材が使用されています。

「何でしょう?」

フフフ、「ファイナルアンサー?」

答えは・・・

「葉ニンニク」(高知県人が愛する食材)。青ネギの代用として「葉ニンニク」を使いました。

これがね~、旨いんですワ。(香りも味もニンニク)

え?少ない?慌てるでない、他の料理にも使い回す。

ちなみにこのすき焼きの豆腐は「梶原豆腐」

県西部に住む者は必ず口にしているソウルフード。

四万十市のお隣宿毛市の梶原食品の「梶原豆腐」。

実はこの豆腐屋さん、大相撲で人気力士の「豊ノ島」の実家でもあるのです。

ケガから再起して一度は幕内に戻りましたが、先場所は十両下位で残念ながら負け越し。

来場所は幕下陥落確実で引退も危ぶまれましたが、娘さんの激励でもう一度頑張ってみるのだそうです。

36歳は現役関取でも最年長、その勇気に敬意を表して豆腐を食す・・・なんてロマンがあっていい。

「葉ニンニクとベーコンきのこのバター醤油炒め」

「プシュッッ!」

ビール開けてもうたがな・・

この料理に説明など不必要!題名だけで・・・「プシュッッ」。

「葉ニンニクのチャーハン」

もうチャーハンは安定の味が出せるようになってきた。

さらに葉ニンニクを投入して「闘う男の一品」に早変わり。

見えない角度からの右フックのパンチが効いた・・まさにそんな味。

「ブロッコリーとジャガイモを炒めたもの」

「炒めた」といってもレンジでチン。

甘いトマトを乗せて渋いバジルソースで。

なんかオシャレな一品になった・・

「鳥の照り焼き」

照り焼きチキン、

・・・「プシュッッ!」

「玉子を茹でる」

・・・半世紀も生きてきて、玉子を茹でたことが無かった。

これは鳥類に謝る、ゴメン。

ゆで卵のほうが保存期間が圧倒的に短いという事実を知ったのも今、

無関心なまま玉子を扱っててゴメンよ。

黒尊神社奥の院では、後ろ向きに下の渓流に向かって生卵を投げ入れ、割れなければ願い事が叶うという。

・・・低俗な欲望のために、もうそんな暴挙はしないことにするよ。

「ゆで卵とブロッコリーのサラダ」

茹でたブロッコリーにマヨネーズ、そしてゆで卵、

何?この感動は何?

その昔、郷ひろみと松田聖子の結婚式を見たような・・(何じゃそら)、

う・・旨い。

「鶏のから揚げ」

ついに揚げ物に挑戦した。

恐ぇぇ、ビチバチと飛び散ってくる高温度の油達。

慌てて床に新聞紙を広げたり、敵としては最強の部類だった。

「音を聴け!」(天からの声)分かるかそんなもんっ!割ってみれば少し赤かったんで2度揚げ。

危険を冒さないと手に入れられないものがある!

これは山で学んだ極意と同じだ!

結果、下味の効いたジューシーな唐揚げに辿り着けた。

これで今後の家呑みもさらに楽しくなるはずだ。

「洋食バターライス」

スパイスのパセリ買ったぜ!

一度間違えてスパイスのバジル買ってしまったぜ!(またバジル増えてしまった・・)

「ハーブミックス」、ここで再登場だぜ!

これは、昔お母さんに手を引かれて行ったデパートの食堂で食べたような・・、

そんなノスタルジックでレトロな味になったぜ~!

「マグロとアボカドをワサビ醤油で絡めたもの」

これは・・死ぬほど旨い。

高知は新鮮な魚がスーパーで簡単に手に入る。

そんな恵まれた土地ならではのイタリアンチックな料理。

ポイントは絡めるワサビ醤油のワサビ。

かなり多めに使用すること、それで味が締まる。

これは松田聖子と神田正輝が・・・もうええワ!(笑)

「ミートオムレツ」

ちゃんと肉入りです!

「さしすせそ3」やっぱり「3」ですね。

仮面ライダーもV3が一番かっこよかった(笑)

これは自画自賛の旨さ!何か本当に腕があがった気にさせてくれる(しみじみ)。

「炊き込みごはん」

 

「ブリの炊き込み御飯」

ついに炊き込みご飯に辿り着いた。

三蔵法師が天竺に辿り着いた。

オヤジ料理が行きついた先はここだった。

「季節もの」のブリとゴボウにニンジン、醤油・酒・みりん、そしてダシ。

これはもう、おふくろの味を通り越して「ばあちゃんの味」。

「旨味成分」は小学高学年頃までに食していないと、その後に舌で感知できなくなるらしい。

私の舌が「ダシの旨味」に反応出来るのは、幼少期にばあちゃんにちゃんとした料理を食べさせてもらったからだ。

私が幼い頃、美容師の母はお店も繁盛しててんてこ舞いの大忙し、

同居していた母方の祖母に背負われ、どこに行くにもおんぶ紐でくくり付けられた子供だった。

なかなか指を吸うのを止めなかったのは母にかまってもらえなかった寂しさからなのだろう。

高校一年の初夏、ばあちゃんは患った胃がんを悪化させて入院した。

お見舞いに行くと、「来てくれた」とポロポロと涙を流した。

泣かれるのが嫌で、なかなか病室に出入りしなくなったある日、ばあちゃんは死んだ。

思春期で人前で泣けなかった私は病院の階段の踊り場で一人泣いた。

あれから約40年、炊き込み御飯のダシの旨味を味わいながら走馬灯のように色んなことを思い出せた。

今一度、あらためて言おう、「ばあちゃん、ありがとう」

・・・で、

勢い余って地元紙高知新聞の読者の広場に投稿したところ、

本日付の朝刊に掲載されました。

何かちょっと恥ずかしいな~ 

コメント (4)
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冬から春へと

2020年02月19日 | ジョギング

寒波到来で初雪が舞いました。

山の氷柱など雪景色が見たくて、陽が高くなった午後から車を走らせました。

う~~甘かった・・、結構なアイスバーンで、ノーマルタイヤではどうやら上まで辿り着けそうにない・・

アッサリとあきらめてUターン。

車の外に出ると氷点下。

何か芸術的・・

退屈なので雪ダルマを作ってみた。

素手は寒いな~、カイロ持ってきて正解やった(笑)。

帰路に向かう途中、佐田沈下橋に立ち寄る。

菜の花と沈下橋の四万十川の風景。

そういえば、菜の花、もう満開じゃないだろうか・・?

名所のヤナギ林に向かう。

ちょうど見頃!

こんないいところが平日はガラガラ、ランも出来ますよ。

奥は四万十川。

黄色い絨毯。

実際は寒いけど、春を感じさせる風景ですね。

夕方に北風ビュービューな中、堤防を5kmラン。

向かい風は全く進まず、追い風は押される押される。

楽しいけどしんどい・・、そんなランでした。

今年は見られないと思っていた雪景色、満開な菜の花畑の春景色、

季節の移り変わりをちゃんと肌で感じられることができました。

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春を探して

2020年02月11日 | ジョギング

2月中旬、真冬ですが季節はちゃんと進んでいます。

日暮れが遅くなったり、日差しが少し力強くなったり、季節はしっかりと春に向かっています。

そんな早春の香りをいち早く察知しているのは草花。

久しぶりのジョギングは、四万十川周辺の春を探しての撮るランです。

毎年疲れる確定申告を午前中に済ませ、午後から後川堤防をスタートしました。

陽射しは暖かいが、冬ならではの北風が強く、露出した顔周りはかなり冷えます。

後川を下流に向かい、四万十川に合流します。

毎年、後川で越冬を決め込んでいるマガモ達、優雅に浮かんでいます。

堤防にはツクシがちらほら、やはり植物は春を感じているようですね。

四万十川に合流、例年スジアオノリを干している風景ですが、近年まれにみる不良らしく何も無かった。

菜の花が咲き始め、四万十川は暖かい風景になってきました。

今度は四万十川を上流に向かい走ります。

市街地に架かる赤鉄橋付近です。

ネコヤナギ、あ~あ、切られまくってるやん!何でやろ?

一面の菜の花畑が見えてきました。

おお!なかなかいい感じ!

見頃はもう少し先ですが、上等に綺麗ですね。

水溜りもお気に入りポイント。

癒しの風景です。

ヤナギの木がいい仕事してますね。

こんなジョギングコースはかなりな贅沢!

菜の花畑のすぐ向こうは四万十川です。

赤鉄橋も見えるくらい市街地に近い場所で贅沢ですね。

やっと見つけた河川敷のネコヤナギ。

フサフサはまだ開かず、春に向けて準備中。

ジョギングはUターンして赤鉄橋を渡ります。

赤鉄橋から上流側を見た四万十川の景色。

左側の黄色い絨毯が菜の花の名所「入田(にゅうた)ヤナギ林」です。

もう少し体力があるので、為松公園がある小高い山を上りました。

ビックリ!

早咲きで有名な河津桜がもう満開!

え~~、春やん!

異空間や~、季節間違いそう・・

結局16.4kmの撮るランでした。

結構走ったな~、走れるやん、ちょっと嬉しい(笑)。

小さな春探し、大成功なランでした。(^^)

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「こんぴらさん」(金刀比羅宮)を参拝

2020年02月05日 | 旅行・観光・名所・ショップ

「こんぴらさん、行こうや」

珍しい嫁からのリクエストに応え、車で香川県に向かいました。

四国に住むものとして一度は訪れなければならない観光スポット。
(高知に住むものとして一度は訪れなければならない「桂浜」は去年やっと行きました・笑)

つづら折りの長い長い石段。

とりあえず近年のジョギングなどで足腰だけはやたらと元気なんで、いいタイミングでの観光なのかもしれません。

コインパーキングに車を停めて、ついにスタートです。

麓はお店が軒を連ね、目移りしながら散策します。

とりあえず腹ごしらえ、香川といえばやっぱり「うどん」ですよね~!

さて、改めてスタートです。

割とすぐに100段目。

まだまだ元気。

鳥居が見えてきました。

どんどんと登りますよ~

さすが、階段だらけ・・

重要文化財でもある「旭社」に到着。

最初の参拝となりました。

ここからが最後の難関でしょうか・・

「御本宮」に到着。

ここまで「785段」の石段を登ってきたらしい。

感覚でいうと「ちょっと疲れたかな・・」という感じで、いつもの山歩きのほうがはるかにしんどい。

参拝。

さすが本宮、趣きがあるな~

絵馬の願い事、叶うといいね。

境内に大きなクスノキ、個人的には結構感動した。

人気の黄色いお守り。・・ですが、敢えてスルーしました。

景色が展望できます。讃岐富士は見えたけど瀬戸大橋までは見えずに残念・・

一息ついたところで、さらに奥社に向かって再スタートです。

またまた石段との闘いです。

その途中、あの学問の神様菅原道真の菅原神社。全国にあるのですね~。現在大学院生の嫁はここも参拝。

ここはランしたくなるな~(笑)。

ついに奥社に到着です。

ここまでくると石段は「1386段」登ったことになるらしい。

さすがに結構疲れたな~(笑)。

奥社を参拝。

確かに、だいぶ登ったな~

ここまで来ないと売っていないお守り。

購入です。

帰りはもちろん下り。

山越えを経験したことのあるランナーはご存じのとおり、下りのほうが「脚にくる」。

結構脚を酷使して、麓まで帰ってきました。

いや~楽しかった。

願を掛けるにしても、これだけ苦労した後なら願いも叶いそうな気もしますね。

その後、割と近くで働く次男と合流して、焼肉を食べる。

運動した後はやたらと御飯がすすむ。

運転手なんでビールがお預けなのが残念・・、くそ~~

あの~、実を申しますと、前回のブログ記事の牧野植物園と同じ日なのです(笑)。

高知市内牧野植物園~(約100㎞)金比羅山~(約100km)高知市内(嫁を送る)~(約110km)四万十市。

自宅に帰り着いたのは深夜1時。

牧野植物園で買ったセツブンソウを車の中に置き忘れたので、駐車場まで深夜ラン往復1km。

さすがに疲れすぎたけど・・・、それから焼酎飲みました(飲むんかいっ!)

コメント (2)
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ラン展と節分草

2020年02月04日 | 旅行・観光・名所・ショップ

牧野植物園に行ってきました。

お目当ては2つ。

その一つが2月から開催されている温室での「ラン展」。

温室の入り口付近は圧倒的な美しさ!

ラン展ならではの色とりどりランが楽しめます。

(写真撮りすぎて大変なことになってるんで、紹介は少しだけ・・)

販売もしています。

ランといえば・・・走るほうのラン、

もうすっかり冬眠中で・・5kmとか走れるのかなぁ~(笑)。

さて、

お目当てのもう一つは屋外の庭園にあります。

節分草です。

可愛いですね~

これはユキワリイチゲ。

「節分」は立春の前日。(今年は2月3日)

季節の変わり目に邪気を払って運気を呼び込むのがしきたり。

立春は季節でいうと一年の始まり。

節分の頃に咲く「節分草」は春のはじまりを告げるにふさわしい花ですね。

販売もしてたんで衝動買いです!

(地上部は枯れてなくなりますが、こまめな水やりで来年も咲くのだそうです)

我が家もこれを機に邪気を払って頑張りますか~!

コメント
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