車がスタックした先週の翌日、不吉な事は続くもので・・・。
午前中、建物の保険の営業マンが訪れ、
「「家財・備品」の保険を追加しませんか?」との案内。
あっさりと断ったその日の夜、大きな地震があった。
夜11時、就寝すぐに揺れ始め、揺れはしだいに大きくなった。
聞きなれない建物がきしむ音、スマホには見たことのない警告アラート、
暗い部屋で何もできずにただ揺られるだけ。
そういえば阪神淡路の大阪のときもそうだった。いや、あの時はもっと酷かった・・。
揺れがおさまり、防災無線が街に響き渡った。
停電はなく、テレビをつけると高知県西部は震度6の表示。
スマホが鳴り、遠方に住む家族や友人から安否確認の連絡。
机の本などが落ちた程度でとても震度6とは思えない・・。
その後、詳細が分かり、四万十市は震度4。
カーテンを開けて外の様子を伺うと、近所の方々が家の外に出ていた。
私はそのままテレビで状況確認。
津波なし、震源地は豊後水道。
その後、頻繁に余震はあったが徐々に落ち着きを取り戻した。
地域柄、南海トラフの大地震がよぎったが、報道では関連はないらしい。
南海トラフの地震は今回の1000倍のパワーというとんでもないもので、
その瞬間はおそらく今回同様に「ただ揺られるだけ」で終わる。
被害を最小限に抑えるための備え、家具の固定や防災グッズの確保、
そして常日頃からの頭の準備が必要だ。
今回、最初の地震がおさまった後、やはり建物の外に出るべきだった。
何だったら商売道具の鋏だけでも持ち出してもいい。
いざという時に何をすべきか、その時にどう行動に起こすか、
頭の準備はとても大切なことである。
幸い被害のなかった今回の大きな地震で防災への意識が高まりました。
最近、各地で起こる割と大きな地震、みなさんも気をつけましょう。