エルソル飛脚ブログ ~Run 4 Fun~

四万十川周辺をチョロチョロしている飛脚の記録です。

枯れアジサイでリース作り

2020年08月24日 | 創作

お盆を過ぎると朝晩が涼しくなる。

日中でも渓谷なら涼しいはず・・・、ということで休日は弁当持ちで涼しい渓谷へ向かいました。

涼しい渓谷といっても、いつもの愛する黒尊渓谷です。

渓谷の涼しさが伝わるでしょうか・・

渓流は透き通ったブルー。

新スマホを川に浸けてみました(笑)。

魚がいますね~

トンボの種類は分かりませんが、きっと○○ヤンマとか○○サナエでしょう~

今、私を夢中にさせているミヤマカラスアゲハ。

個体数も減ってきたので、夏ももうすぐ終わりですね。

あ!ウリ坊!

こっち向け!・・・・かわいい。

昼飯食って退散ですが、リース作りの材料集めで枯れ残ったアジサイを探しに向かう。

人の手が入るところは、花が終わると同時に切られるが、

少し遠い所は自然のまま枯れたアジサイが残っている。

アジサイの花は小さな虫達の住み家、強めに振るい落して持ち帰る。

少し涼しくなった夕方は久々の10kmラン。

ラン後に汗まみれのままリース作り。

リース作りといっても簡単なもので、100均の土台に差し込んでいくだけの作業。

10分で完成!

お店に飾ります。

こういうのは、狙いすぎずにパパっとやるのが一番の秘訣。

自然素材の¥110の簡単リース、季節ごとのお楽しみでもあります。

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さ・し・す・せ・そ(4)~戴き物~

2020年08月18日 | さ・し・す・せ・そ

故郷に帰ってきて二十数年、

田舎の良いところは美味しい空気と美しい自然と人の温かさだ。

さらに客商売などをやっていると、野菜などの戴き物も多くて食べることには困らない(笑)。

今回のシリーズ4は「戴き物シリーズ」です。

では・・、

ピーマンを大量に戴きました。

やっぱり、一番は「ピーマンの肉詰め」。

合挽きミンチがジューシー!ナンボでもイケまっせ~~!

ピーマンはこの料理のために生まれてきたのでは・・・と勘ぐってしまう、

それほどの相性の良さを感じた。

「ナポリタン」。


タコさんになり損ねたウインナーが微笑ましい(あえて自分で言う)。

軽食喫茶の定番メニューだったナポリタン、ここでもピーマンはいい仕事をしてくれる。

マスター!アイスコーヒーおかわりっ!

豚ロースをブロックで戴きました。

即行で「トンテキ」です。

んん~~!ザマに旨い!(※方言 「凄く」の最上位形=「ざまに」)

さらに用意されたキンキンに冷えたビールで、血中脂質を上げて悪玉コレステロールと仲良くなる(笑)。

これは仕方のないこと、豚は脂が旨いのだ~。

「豚肉の生姜焼き」。

定食屋のオバサンの顔まで浮かんできそうな一品。(たぶんオバサンはパーマあててる)

ちなみに生姜も以前戴いたものを冷凍保存して使っている。

私が作る料理の中でも登場回数が多い・・B定食かな(笑)。

「チンゲン菜と豚肉の炒め物」。

チンゲン菜を戴いたときは路頭に迷った。

この野菜はどうすればいいのだ?・・・答えはいつもWEBの中(笑)。

豚肉と炒め、鶏がらスープで何ともあっさり本格中華に早変わり。

チンゲン菜は野球でいうと「代打の切り札」ないい仕事をするヤツだ。覚えておこう~

大葉を戴きました。

先ずは、浸けダレ(醤油・ごま油・いりごま・にんにく)で・・

「シソ御飯」。

これは・・ごはんが進む。

食欲が落ちる暑い夏、そんな時期に大葉は現れる。

「季節のものを季節に食べる」、健康と食事の関係に考えさせられるな~~、

またひとつ大人になれたワイ。

ブログ友達からもらった「とろろ昆布」で「シソおにぎり」。

これはもう「おにぎり」の範疇を越えて「料亭の品」。

めちゃくちゃ美味しいものに出会えてしまった・・・、ああ、今すぐコレ持って山に向かいたい・・、

もう、ね、完成品ですワ。(感動)

「親子丼」。

シソをひいただけで上質になる。

大葉・・・恐るべし。

「小夏」。

少し前ですが、小夏も大量に戴きました。

冷やして薄皮付きでそのまま食べると一流のスイーツに変身!

薄皮がいい!

って、これは料理なのだろうか?・・むむ、すまぬ。

シラスを戴いたので、シラス御飯(炊き込み)に挑戦。

昆布だしで、酒・薄口醤油・濃口醬油のみ、あとはシラスの旨味が勝手に仕事をする。

「シラス御飯」。

「お母さん、おかわり!」、そんな一品となった・・・。

 

そういえば母が他界して結構な年月が経つな~と、盆も近づいてきたころに改めて遺品を整理していた時の事、

一冊の小さなノートに目がとまった。

それはどうやら料理のレシピノートらしく、それぞれの料理に調味料の配合が記されていた。

しっかりと研がれた鉛筆で書かれた丁寧な記録は、母が案外几帳面だったことを思い出した。

私自身も五十路を過ぎて料理をするようになり、興味深くノートをめくってみた。

しかし、ノートは進むにつれてだんだんと乱筆になっていた。

母は手先の器用な美容師だったが、

晩年にパーキンソン病を患い、手足はしだいに硬直して最後は歩行も困難な車椅子になった。

乱れた文字でも書き続けられたノートは、進行性の病の恐怖に対抗する強い意志が感じられた。

だが、ノートは次第に文字も読み取れなくなり、最後は曲がり連なった多くの線になった。

母の無念を思うと思わず涙が溢れだした。

そのレシピの中から、書かれている通りに肉じゃがを作ってみた。

もう食べられない「おふくろの味」である。

出来上がった肉じゃがを高ぶる気持ちで口にしてみた。

そうそう、そうだった、「お母さん、ちょっと辛い」。

亡き父は味の濃い料理が好きで、母の料理は少し辛めだった。

味覚には記憶装置のようなものがあるらしく、

当時の食卓の風景まで蘇り、温かくて何だか満たされたような気持ちになった。

暑かった今年のお盆、帰ってきた両親に、今度は私が作った薄味な肉じゃがを供えてみた。

「天国からのレシピ」は最高な「戴きもの」だった。

・・・で、

またまた勢い余って高知新聞(地元紙)に投稿してみたら、

今朝、掲載されました。

・・・やっぱりちょっと恥ずかしいな~

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山に行かない山の日

2020年08月11日 | ジョギング

山の日という慣れない休日、

いつも元気に山で遊んでいる私ですが、朝から墓掃除と盆の準備に追われました。

午前中とはいえ炎天下な陽射しで、霊園では草刈りと掃除で汗まみれになります。

午後は家での掃除と盆の準備、

この日のために鉢植えで育てていた鬼灯も剪定します。

鬼灯は死者を迎える提灯の代わり、墓から出てくる両親の道標です。

母は鬼灯が好きで、インテリアとして飾ったり、絵を描いたり、笛のように鳴らしたりしていました。

私は葉肉を落した「透かし鬼灯」がお気に入りで、今年も盆に飾った後に作る予定です。

白い小さな花が実となり、膨らんで大きくなって赤く染まる・・・

まるで紙風船のような鬼灯は母と同じで私もお気に入りなのです。

鉢植えで育てるには水を多く欲しがる植物で、長かった梅雨は鬼灯にとっては有難い環境だったのでしょう、

今年はたくさんの実が付きました。

そして、お米屋さんに頂いたのは新米!

もう稲を刈ったんですね~、季節はちゃんと進んでいますね~。

それにしても、新米ご飯は楽しみ!

同じく先日もらった大葉で・・・

これはもうシソ御飯かな。

夕方に小雨の堤防を5kmラン、

コロナ過で帰省を控えるであろう家族の面々、今年は随分静かなお盆になりそうです。

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夏の昆虫

2020年08月04日 | 野外学習

ミヤマカラスアゲハの標本作りに失敗し(何かの虫に胴体食べられた)、

休日は再度蝶の捕獲に渓谷に向かう。

夜は人に頼まれたクワガタ採集の予定(かなり久しぶり)。

何かを捕まえるという作業が楽しいのは、少年もオッサンも同じ(笑)。

夏は夏らしく、人の居ない自然で健全に過ごすのだ!

早速、オニヤンマ。

かなり大型なこのトンボはスズメバチも捕食するらしい。(スゲー)

人の気配を察し、高く舞い上がってしまったイシガケチョウ。

まるで古代地図のような羽根の模様を持つイシガケチョウは渓流に現れる。

お目当てのミヤマカラスアゲハ。

飛んでいる時は高速で、渓流をまたいで大きく移動するので、吸水に現れるのをひたすら待った。

崖から溢れ出た岩清水が地面を濡らす、

こういう場所にキセキレイなどの鳥やトンボ、そして蝶は吸水をしに現れる。

捕獲!

案外簡単に出会えたので時間を持て余し、山の上まで車で上り弁当を食べた。

子犬サイズの超かわいいウリ坊が現れたが、近くに親イノシシがいるはずだ。

結構最近に大きなイノシシを目撃してしまったんで、恐怖心もある。

ヤマドリ、タヌキ、アナグマ、鹿、山は自然の宝庫で退屈はしない。

帰り際、驚きの光景を目にした。

何と、ミヤマカラスアゲハが集団でいた。

アオスジアゲハの集団はよく見るが、これは初めて見た・・

バラバラに飛び去って行くが、同じ場所に少しずつ舞い戻ってくる。

綺麗な蝶の集団は圧巻な風景だった。

帰宅後、堤防を10kmラン。

夕方とはいえ、熱のこもった空気は息苦しい。

キロ6分台だったがゴール後はグダグダになった。

そして夜はクワガタ採集。

知り合いに頼まれて、久しぶりの出動です。

夜の森は一人ではかなり危険なので、お店のお客N君にお供を頼みました。

昼間に樹液が出ているのを確認しておいたクヌギ林に到着。

大きな蛾は樹液への道先案内人。

あっさりとカブトムシ。

カブトムシが森に出始めると、エサ場争いで負けてしまうクワガタムシはシーズン終盤。

今年は梅雨が長かったせいでクワガタの出番は少なかったのかな・・。

小さな子供達が喜びそうな風景。

山のカブトムシは赤みがある。

何とか頼まれていたノコギリクワガタのペアとミヤマクワガタを捕獲して退散。

夜のクヌギ林の虫捕り、

足元にはマムシがいたりするし、ムカデやスズメバチ、そしてワケも分からない奴もいたりして危険を伴います。

この大物はナメクジ?ひえーーっ

ノコのペアは小型。

ミヤマはオスのみ。

走って遊んで、人混みさえ避ければこの夏も楽しめる。

こうしてオヤジは子供のように少し興奮して眠りについたのだった・・・(笑)

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