強い北風が吹き付ける中、鬼ヶ城山系を三本杭まで登山してきました。
走れるところは走るつもりでしたが、
今回はお一人様なんで安全なところだけちょこっと走りました。
(ケガすると帰れなくなるもんね・・)
登山口は一番楽なコースで、スーパー林道から入ります。
鉄の階段を上って入山です。
ミヤコザサが足元を這っています。
ミヤコザサは再生能力が高く、鹿に食べられてもすぐに生えるらしい・・。
あっという間に猪のコル。
八面山に向かいます。
これは、どうしたことでしょうか・・。
大久保山です。
天気が良ければ一望できるのですが・・、少し残念です。
八面山(やつづらやま)です。
ここは最初からあまり景色を楽しめません・・。
これは確か苔類ではないらしいですが・・、緑が美しいですね。
熊のコルに到着です。
直進して三本杭を目指します。
ここからはひたすら山登りですが、途中横にそれて寄り道です。
苔むした岩がたくさんありました。
いい苔具合ですね。
拡大すると結構美しいんです。
幾何学模様のようです。
綺麗ですね~
天然の苔玉です!
元のルートに戻り、上ります。
だいたいコッチかな・・という勘も大事です(笑)
登山者が迷子にならないように石を積み上げて「目印」にしてくれています。
ゲートに到着。
自分で開け閉めします。
ゲートで守られているのはこの「笹」。
鹿の食害から保護しているのです。
「山の保水力がなくなると川も枯れる」
大河四万十川、実は豊かな山々から生まれているのです。
三本杭に到着です。
ササの風景。
こんなところで食べるオニギリは美味しいにきまってますね。
少し走ってみました。
ここは長い距離は走れません・・。
帰路に向かいます。
登山口が既に山の頂上付近なので、三本杭までは山の稜線を縦走することになります。
登山としては比較的安全なコースではないでしょうか・・。
大きなブナの木で休憩です。
ブナは大変保水力のある木で、近くに居るだけで水の音が聴こえるような気がします。
何かの若木ですが、大きな木に育ってほしいものです。
晴れてきたので、一番の癒しコースに突入です。
やっぱり走らないと・・ね。
また曇りました。
(宇和海が見えているようです)
何とも充実した休日となりました。
山は面白いですね・・。
昔、とてつもない高値で取引されていたという土佐寒蘭。
乱獲が相次ぎ、山は掘り返され、今現在でも草も生えない土地があるのだそうだ。
しかし大量に出回った蘭は値崩れをおこし、寒蘭バブルは徐々に下火になりました。
(それでも愛好家は意外と多い)
今回、完全な好奇心で山に入ってみました。
どんな場所に寒蘭は存在しているのか?
ご年配の方々から情報を収集して、ヘビやら虫やらがおとなしくなるこの時季に出掛けました。
(軽装なんでマダニだけが怖い・・)
安易な気持ちで山を駆けずり回ってみたが、当然まるで見つけることが出来ない・・。
それどころか、ジョギングシューズは滑りまくって全く山には不向き(笑)。
こんな事ならもう少しマシなところをトレイルランでもして遊べばよかった・・、
などと疲れてきた頭でぼんやりとしていたところ・・、
ついに出会いました。
いや~、かなりな幸運です。
大きな木の近くに人差し指程度の寒蘭がいました。
慎重に掘り起こすと、当たり前ですが綺麗な「根」をしています。
完全なビギナーズラックですが、マラソンで鍛えた運動量の勝利ですね(笑)。
自宅に持ち帰り、亡き親父の空鉢と土を使って鉢植えにしました。
上手く育てても、花が咲くまで10年コースです(笑)。
10年後も健康でいられるように、これからもジョギングは続けていきたいと思います!
前日の強めの雨が見頃のはずの紅葉を散らしてしまったかもしれない・・。
そんな事を考えながら、ふたたび黒尊渓谷へと車で向かいました。
今回はランの予定はなく、お弁当持参で紅葉散策です。
四万十川周辺の樹々も色付いています。
奥屋内・黒尊地区は柚子栽培も盛んで、露地売りもしています。
いい感じのモミジ。
車なんで、あっという間に神殿橋。・・からの景色。
これは、大きな岩からの木がまるで盆栽のよう・・
渓流に降りてみました。
赤い落ち葉がいいアクセント・・
川の落ち葉。
空も映し込んでいい感じです。
紅葉の階段。
落ち葉の風景が綺麗でした。
いい色付きです。
空に向かって・・
こういう色もあります。
最後は圧巻の色絵具・・
今シーズンも思う存分楽しめた黒尊渓谷でした。
四万十市最大のお祭り、「一條大祭」。
その昔、応仁の乱を避けた一條教房公が下向し、土佐一条家の基をつくったと云われており、
四万十市(旧中村)は土佐の「小京都」と呼ばれています。
(街並みが碁盤の目であったり、大文字の送り火を焚いたりもします)
そんな一條氏を偲び建立されたのが「一條神社」。
「いちじょうさん」と呼ばれるお祭りは、秋の大祭として幡多一円から人が集まります。
稚児行列や神楽などもありますが、
何といっても屋台が立ち並ぶ風景は「お祭りムード」一色となり、
大人になっても結構ワクワクするものです。
初日(祭りは3日間)の夜店を覗いてみました。
出店は夜の方が雰囲気ありますね。
懐かしのお面です。
子供が小さい時によく買わされました。
(ビミョーに偽物っぽい感じが・・)
射的です。
実はやったことないんです・・
(ビミョーに倒れにくいんです・・)
うなぎ釣り。
(ビミョーに糸が切れやすくなっています・・)
ガムの型抜き。
これは上手に型を抜くと配当金がゲットできます!
配当金表。
1000円のヤツ何故か簡単そう(笑)、3000円のヤツってホントにある?
一條神社は石段を登ります。
一條神社です。
昔は「おきゃく」と言って、町の家は遠方から祭りに来る人を皿鉢料理やお酒を無礼講でおもてなしをしました。
どの家にも知らない酔っ払いおじさんが上がり込んで、私の家でも祭りのときはトイレに列が出来たもんです。
この酔っ払いおじさん達は家のおもてなしに気を遣って、その家の子供達にお小遣いを渡してくれました。
子供達はそのお金を握りしめて出店に足繫く通うわけです・・。
今現在はもう「おきゃく」をしている家も少なく、祭りの出店の数もかなり減りました。
いいお洋服を着て、小遣いを握りしめ、出店のクジをひき、学生相撲を見たり、イベントに参加したり、
賑やかだったお祭りが随分と懐かしいものです・・・。
夜の出店の甘~い匂いの中で、少しだけ売り上げに協力しました・・。
明日も何か買いに行こうかな・・。
先日、森の中で足元に現れたヤツ・・、
調べてみると「ザトウムシ」らしい。
見た目はクモですが、実はクモではないようで、
どちらかというとダニに近いのだとか・・。
そんな事はともかく、何とも不気味な動きに思わず動画を録りました。
(※クモ系が苦手な方は見ない方がいいかも・・)
ザトウムシ(座頭虫)
森にはいろんな生き物がいるもんですね~