エルソル飛脚ブログ ~Run 4 Fun~

四万十川周辺をチョロチョロしている飛脚の記録です。

たたりじゃー

2020年06月30日 | ジョギング

先日見た綺麗なカラスアゲハを捕獲し標本にしたい・・、

休日の午前中は虫捕り網を持って渓谷に向かいました。

渓流は心が落ち着きます。

アサヒナカワトンボ、かなりトンボの名前に詳しくなったな~

あ!カラスアゲハ!

何ちゅう速さ・・、あっという間に目の前から消えた。

先週、目の前にじっとしていたのは奇跡的なことだったのだろうか・・、むむむ。

諦めて、少し車で山を上る。

林で見かけたのはアサギマダラ。

旅する蝶はもうこんなところまで来ている。

北上して、南下する9月にもう一度会おう~!

目の前に現れたヤマドリのメスが走って崖の向こうに消えた。

それを追うようにチビ達もヨチヨチと小走りに消えた。

追いかけてみたが、崖に待ち構えていたのは・・・

巨大なマムシ。

過去見た中で最大級!

恐えぇーー

毒を持つマムシは他のヘビ達と違って動かない。

私のルールではマムシとムカデは速攻殺処分。

ヤマドリのチビ達を守らねば・・(正当化)、

写真を1枚撮ったあと、大きな石を頭付近に落とす。

マムシは毒を持っている関係か、基本攻撃に弱い、棒切れで頭を叩けばすぐ死ぬもの。

しかし、この巨大マムシはさすがに近づけず、石を落すという手段を選択。

大きな石の下で白目をむくマムシ、尾の先は威嚇してピンと張り小刻みに震えている。

やれやれ、これで大丈夫。

ところが帰りの車でタイヤがパンクした。

これは祟りか・・・、さすがヘビ、やってくれるな・・

何とか帰宅後、工場に修理に出して代車で用事を動き回る。

タイヤ交換中、10㎞ランしたが、さすがに草むらは避けた(笑)。

そして今朝、お店で使っているタオル蒸し器が壊れた。

マムシ・・ムシキ・・・、

やっぱり・・たたりじゃーっ!

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コバルトブルー

2020年06月23日 | ジョギング

コバルトブルー、昔から好きな色です。

蒸し暑い梅雨の季節、清涼感のある「青」は癒しですよね。

休日の渓谷で出会った「青」をお楽しみください。

黒尊渓谷の黒尊ブルーはいつもの風景。

エメラルドグリーンな川に癒されます。

水中は思いっきりブルー。

近くにはメタリックブルーな胴体のミヤマカワトンボ。

木の上で囀るのはコバルトブルーが代名詞のオオルリ。

同じくコバルトブルーなカワセミも現れました。

そして・・・、今回出会ったブルーな大物!

カラスアゲハ。

もう驚きなブルー!

こんなに美しい蝶がいたとは・・・、

約15分、異空間なひとときを堪能しました(笑)。

最後はスカイブルーな天空を眺めて帰りました。

帰宅後、夕方に10kmラン。

キロ7分半で入ると楽チン!全然疲れない。

最後の1kmだけ5分台に上げて終了。

今のところ週イチのジョギング、もうそろそろ週3位の朝ランやってみようかな~。

まあしかし、色んなものに出会う渓谷遊びが止められない・・(笑)。

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あきついお

2020年06月17日 | 旅行・観光・名所・ショップ

休日はとりあえず近場の山へ、

梅雨時な今、挿し木は根が付きやすく、ヤマボウシを探す。

地元民でも狭い沈下橋を車で渡るのは緊張する。

四万十川です。

あらかじめ場所を聞いていたのでアッサリと見つけた。

枝先をいただいて挿し木に挑戦。(なかなか難しい)

空を舞うのはサシバ(絶滅危惧種)じゃないだろうか・・

木の上ではオオルリがさえずる。

帰りに立ち寄ったのはトンボ自然公園。

公園内にある学遊館施設「あきついお」。

「あきつ」はトンボの古い言葉で「いお」は魚。

トンボと魚から環境を学ぶ施設で展示物も多い。

恥ずかしながら、今回初めての入館。(大人880円)

いきなりの展示物の多さに圧倒される。

ヒメサナエ、なるほど・・

当たり前かもしれないが、世界にもトンボはいるのだ!(笑)

私が渓流で見かけるカワトンボ系の羽化殻も確認できた。

館内はなかなか見ごたえがある。

水槽コーナー。

四万十川の下流域にいるアカメ。

時間がゆるせばもっとゆっくりと見たかったが、ここらで退散。

公園の湿地帯は簡単に多くのトンボが見られる。

トンボは蚊も捕食するので、湿地帯とはいえ半袖でも蚊に刺されない。

蓮の上を歩くヒクイナ。

学遊館にも湿地帯にも癒しがあった。

帰宅後にちゃんと10kmラン、休日くらいは走らねば・・ね。

最後の清流と謳われた四万十川、山の自然と川の自然と里の自然、

「あきついお」を通じて、守らなければならない気持ちになりました。

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#ブックカバーチャレンジ

2020年06月11日 | 雑記

先月のステイホーム週間中にFBで回ってきた「ブックカバーチャレンジ」。

1日1冊、本の紹介をするという7日間のチャレンジ。
(リレー方式でもあったが、そこは自由なようで私は繋ぎませんでした)

何でも読書文化の向上という目的もあるらしく、退屈なステイホーム時に流行るべくして流行ったものでした。

これから梅雨の雨続きで、ジョギングも出来そうにないのでFBのやつをここでもアゲておこうと思います。

1日目「鉄道員」

私が書く文章が何処か浅田次郎さんに似ていると言われたので、
代表作鉄道員(ぽっぽや)に手を出しました。
桜の季節に車の中での読書、まさかの号泣でしたよ。

2日目 「ルリボシカミキリの青」

「大切なのは、何かひとつ好きなことがあること、そしてその好きなことがずっと好きであり続けられることの旅程が、驚くほど豊かで、君を一瞬たりともあきさせることがないということ。そしてそれは静かに君を励ましつづける。最後の最後まで励ましつづける」
うう、しびれる・・
ハカセの言葉の感性に感心しっぱなしだった。

3日目 「雪国」

実は、亡き母の引き出しから出てきた小説本。
持ち出して、山遊びの休憩中に車の中で読んでいた。
ノーベル賞作家川端康成の文章は実に色気に満ちている。
とりあえず、いつの時代も「男は駒子のような女に弱いんです」

4日目 「わたしに会うまでの1600キロ」

主人公は、荒んだ現状から本来の自分を取り戻すために歩き旅に出ます・・。
「何度もやめようと思った、でも歩き続けた。人生とおんなじだ。」
これは私がウルトラマラソンで学んだ極意と同じ。
原題は「WILD」。
そう、人生は起伏の激しいワイルドなものである!
(キコちゃん、教えてくれてありがとう~)

5日目 「美人の日本語」

日めくりカレンダーのように、1日一つずつ美しい言葉と解釈が載せられています。
「紅差し指」、薬指のことです。
口紅を薬指にとり、唇にそっとつける・・・ハッとするほど色っぽい仕草・・・、
そんな「早乙女」に想いを偲ばせ「涙雲」・・
ワシは一体何を語っているのだろう・・・

6日目 「野球部あるある」

「ノックで明らかに捕れない打球を打たれるが、とりあえず飛びつく」
「代打で出たのに凡ゴロに終わった場合、せめてアピールとしてヘッドスライディングする」
社会では最近コレが出来ない若者が多い!(笑)

7日目 「哀愁の町に霧が降るのだ」

椎名誠にハマるきっかけになった作品で、私がブログで綴った大阪物語や娘の名前にまでも多大に影響しております。
四万十川が観光化される前、カヌーイスト野田知佑と共に雄大な四万十川を愛していた椎名誠、そういう意味でも身近な作家でした。
現在、私自身も愛する渓流をもっており、足繁く通う有様なのです。

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ここまでがFBで紹介したものですが、せっかくなので・・

私が読書に興味を持ち始めたのは、高校時代の国語の教科書からでした。

教科書に載っている小説などを「退屈しのぎ読む」といのが周りの女子達に流行っていて、

私も机に伏してダラダラとページをめくっていたときに出会いがありました。

「空飛ぶ男」(安部公房)

窓の外を飛ぶ男を目撃してしまったある日、「オレを見ただろ!」と飛ぶ男がキレ気味に突然家に押しかけてきます。

・・・たしかそんな始まりだった。

実に奇想天外でシュール。

当時、思春期の私が本屋で買うものといえば「ファッション誌」や「○○本」(男ですから・・笑)、

まさか自分が小説などを買う時がくるとは思わなかった・・そんな淡い記憶があります。

安部公房ワールドにハマった私は「砂の女」「箱男」「壁」「他人の顔」「燃え尽きた地図」・・

ほぼ全部に手を出した。

でもね、簡単に言うと、

「その苦境から抜け出すことが出来るのに、そこにいる存在感
を肯定する作品」が多くて、

思春期に読むと鬱のようにヘコむのです。

当時、太宰と同じように安部公房はヤバいとか一部の連中に言われたりしていました。

それから幾年月、

女優山口果林が出した、いわゆる暴露本です。

山口果林は不倫相手だったのですね~

本には奇才作家のごくごく普通な人間部分が淡々と描かれています。

引っ越しの度に処分した安部公房の小説。

今は「読みやすいもの」が第一条件になった私の読書ですが、

このチャレンジで久しぶりにいろいろと思い出せました。

まさに「安部公房とわたし」なのです。(笑)

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渓谷の時間はゆっくりと流れる

2020年06月09日 | ジョギング

舗装されている山越えの林道を教えてもらったので出掛けてみる。

地方の道路も新しくトンネルが抜けたりして、この西土佐地区のシンボルだった赤い橋も車で通ったのは久しぶりだ。

橋の向こうは四万十ウルトラのコース、62km地点のカヌー館を過ぎて少し先のところ。

四万十川の雄大さが感じられる風景。

偶然通りかかった大宮地区はユリで売り出し中。

いたる所に、約1万本のユリが植えられているらしい。

結構きれいだな~

山越えの道に入ると、目の前をチビが走った。

近くには心配そうな母さんが・・

頂上付近のトンネル、カワセミが描かれているが会えなかった。

(レンズ汚れまくり・・笑)

トンネルの向こうの素敵な景色。

下りきると、いつも遊んでいる渓谷に向かう途中の玖木地区に出た。

この道は何かの時に使えそうで、覚えておこう・・。

ついでにいつもの黒尊渓谷に向かう。

渓流は、なんかもう圧倒的な癒し。

足元の水面に映る景色もお気に入り。

水中は澄み切っている。

川エビもいますよ。

じっと座っていると、トンボが寄ってくる。

水辺が気持ちがいいのはトンボも人間も同じ。

渓谷の時間はゆっくりと流れる。

これだけゆっくりしてもまだ昼の12時。

渓谷時間は時計が要らない。

帰宅後、10.5kmのラン。

気持ちと体のリフレッシュ完了~!

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