エルソル飛脚ブログ ~Run 4 Fun~

四万十川周辺をチョロチョロしている飛脚の記録です。

再度の堂ヶ森

2024年09月24日 | ジョギング

ボロボロで不甲斐なかった先週の56km走。

さすがに走力の無い者が挑戦するのには無理があった。

今回は毎年この季節にやっている本番コースの往復だけの42km走にしてみた。

2週連続で堂ヶ森を走る理由は、やはり今回で100kmマラソンを最後にする寂しさに他ならない。

今後、来月の本番以外はもうこの堂ヶ森も走ることもないだろう・・・。

蕨岡地区、来月の四万十川ウルトラマラソンのスタート地点から走り始める。

(写真はアップ中のもの)

キロ7分を意識しながら走る。

もう知っているが、スタートからすでに少しずつ上り勾配。

9km地点の自販機までは給水はしなかった。

今回はその自販機で500㎖のペットボトル2本をリュックに入れた。

前回は、過疎地の自販機が撤去されているかもという不安もあって自宅から3本も持って行った。

今回、リュックの中の1㎏の負荷は慣れもあってあまり気にならなかった。

天気は曇り空、10km過ぎて山に入ると涼しい感じで快適。

13kmあたりから坂道になり、17km過ぎのヘアピンカーブあたりから一気に峠走となる。

本番は山登りをキロ9分台で行く予定だが、練習なので自重して12分ほどかけてゆっくりと上った。

標高600mを越える堂ヶ森は、頂上までの残り4kmがキツイ。

残り2kmからはクネクネ道のカーブを曲がるたびに頂上を期待するようになる。

もしも、四万十ウルトラの出場者でこのブログを見てる方は「頂上は21km地点」と記憶しておいた方がいい。

本番では「20km」と勘違いするランナー達が、残りの500m~1kmで心が折れてしまうものだ。

最後のたったの500mほどがとてもキツイのだ。

ゆっくりだが歩かずに頂上到着。

いつもここでバテバテ、やはり堂ヶ森はキツイ。

本番はこのまま下りに進み続け、9km下って四万十川に合流する。

折り返し、帰路に向かう。

下りは惰性でも脚が進むが、それなりにちゃんと走らないと前モモが焼けだす。

本番は6分台で下りたいが、今の自分にそんな走力は無さそうだ・・・。

7分台を意識しながら下る。

30kmを過ぎで峠は終わったが、若干な下り勾配に身をゆだねて進む。

37km、自販機給水で脚を止めたことで疲労がどっと出てしまう。

自販機では毎回その時欲しいものを買う、今回は何故かコーヒー。

これが面白く、復活して粘れるようになった。

カフェインと糖分が良かったのかも・・・。

結局、歩きも入らずに42.195kmのフルマラソンをゴール出来た。

最後の5kmはとにかくメンタルで、8分台に落ちたタイムも7分台に戻せた。

メンタルとはいえ本番はこれの2倍以上の距離・・・、

我ながら、こんなバカげたマラソンをよく2回も完走出来たものだ。

とりあえず、翌日の今日の立ち仕事がとてもしんどい(笑)。

あとひと月、調整頑張ります。

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56km走

2024年09月22日 | ジョギング

四万十川ウルトラマラソンまであと約ひと月、

例年なら本番コースの試走を兼ねた堂ヶ森の頂上までの21kmを往復する42km走をやる頃。

100kmの部の出場を最後と公言している今回、

練習くらい今までやったことのない事をやってみよう~!

本番のスタート地点は蕨岡地区で自宅からは7㎞、

自宅から堂ヶ森の頂上を往復してみることにした。

リュックに500㎖のペットボトルを3本入れて朝6時に自宅を出発。

重い・・・、リュックが重い。

今月はここまで30kmのロング走が2回で月間300kmに達する勢い。

ではあるが、加齢とともにタイムは遅くてキロ7分台がメイン。

様子見を兼ねた前半の7kmは荷物の重さもありキロ8分だった。

本番スタート地点に到着したが割と元気でうれしい。

この日、同じく本番コースを走っているチーム飛脚女子のアベはもうだいぶ前を走っているだろうな・・。

足元にハンミョウが現れた。

この美しい虫は魅力的だ。

安部公房「砂の女」の主人公は、確かこの虫に導かれるように蟻地獄集落に向かったはず。

ハンミョウは目の前にいるが、近づくと少しだけ先に飛ぶ。

近づいては逃げるを繰り返す思わせぶりなヤツだ。

峠の入り口あたりは陽も高く、気温は33℃。

汗が噴き出すが水分を採るたびに背中は軽くなる。

24km走った峠の中盤で勢いよく下ってくるアベに会った。

奴は今回3回目の40km走らしい。

今回も完走は無理だろうと後ろ向きな私の態度に幻滅ぎみのアベ、

前回初100kmを完走した彼女は今回も当然完走予定らしいが、

目的が私の最後を見届けるために同じ同級生のセイシとエントリーしたらしい。

「いやいや、人のためじゃなく自分のために走りなさい(笑)」

つれない言葉を投げかけてお互い先に進みだした。

100km引退の理由は加齢による夏場の練習の厳しさと、何よりモチベーションの低下にある。

16年間、12回も100kmマラソンを走ってきて、「もう十分だ」という気持ちにウソ偽りはない。

そんな私に何かを期待するよりも、勢い増すランナーは自分の想いのままに進んでほしいのだ。

峠の頂上付近は歩きが入った。

頂上、ここまで28km、やはり堂ヶ森はキツイ。

へばりにへばって道端に腰を下ろす。

おにぎりを食べながらしばらく休憩する。

あ、コラ!蟻!米粒返せ!

さて、下り帰路に向かう。

アベからラインが入り、下りは楽しいと言っている。

下りはどうしてもブレーキの前太ももを酷使する。

本番では60km以降にふくらはぎと前モモが焼けるように痛み出す。

スピードを落とさずに上手く進める方法ってあるのだろうか・・・。

目の前に大きな蛾が現れた。

ヤママユ。

繭は天蚕で有名だが、実際の天蚕は品種改良されたもので、野生のものはあまり糸を吐かないらしい。

それどころか見た目よりも弱くて、木から落ちるともう戻れなくなり死んでしまうのだそうだ。

地面でバタバタしているこいつもそういう運命なのだろうか・・。

下りが終了した下界は暑い、

35kmあたりからはバテもあり歩きが入り始めた。

45km以降は止まっては走り、また止まって・・・、これはまるでハンミョウじゃないか(笑)。

やはり30℃を越えると暑いな~、熱中症アラート出てるし・・。

50km以降はおおかたウォーキング大会となった。

最後の1kmだけ意地で走ってみたが、案外走れることに驚いた。

そうだった、メンタル、これが一番大事なのだ。

いやもうそのメンタルがないのが引退の理由なのだが・・・。

初めての56km走はボロボロだったが、本番でも間違いなくあるハンミョウ走りを経験出来たのは収穫かな。

あとひと月、もう少し頑張りますよ~!

コメント (3)
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とらほー

2024年09月21日 | 旅行・観光・名所・ショップ

9月某日、

徳島で働く息子のアパートで前泊、

翌日、念願の目的地へと出発!

鳴門海峡大橋を渡り、

ポートタワーを横目にしながら、

西宮に辿り着いた目的地は、

甲子園球場。

昭和のイケオジ・・、いやイケオジはまだか・・、昭和のオッサンは野球好き。

巨人ファンの家庭で育った私は当然ジャイアンツファンだった。

テレビは巨人戦しか映らないし、それが当たり前としか思っていなかった。

少年時代は左投手の新浦が好きで、学生時代は篠塚の大ファンだった。

高校を出て大阪に出向いてカルチャーショックを受けた。

巨人ファンでなければならない理由などひとつもなく、好きな球団を応援すればいい、

変な呪縛から解放された私は、一番弱いチームを応援してみることにした。

その時弱かったのがヤクルトスワローズ、

選手の名前を覚え、応援してみると親しみも沸き始め、負けてばかりだったが楽しくなった。

赤鬼ボブホーナーが目の覚めるホームランを打ち続け、

そのうちボヤキの野村監督とメガネ捕手古田の活躍で、ついに優勝した。

弱いチームが強くなる過程の魅力にとりつかれた私は、次の弱いチーム横浜ベイスターズを応援するようになった。

グラウンドに乱入したファンに片膝をついてサインをするレイノルズに惚れたり、

その後の外人ローズ、ブラックスは、頼もしくてカッコよかった。

洗練されたユニフォームで躍動する選手たち、大魔神佐々木の活躍でついに優勝した。

そして、私が大阪を離れ地元高知に帰る頃、ついに阪神タイガースを応援するようになった。

関西人たちが弱くてもこよなく愛するタイガース、

それは大阪の文化と同じで、熱くて少しだらしなくて、そして優しい。

この球団は応援しだすとドハマりしてしまう禁断の果実とでもいうか・・・、そんな感覚。

しばらく優勝から遠ざかっていたが、ついに去年、頂点に上りつめた。

阪神ファンは居心地がよく、もうずっとここでいいか・・・。

さて、私は仕事柄月曜日がお休みでプロ野球観戦には縁がなく、(近年パリーグは月曜開催もある)

甲子園で野球観戦といえば高校野球ばかりだった。

今回、月2回の火曜日の休みを利用して念願の甲子園でのタイガース観戦。

ついに来たぞ!

歴史を感じさせる雰囲気たっぷりな球場。

今夜の相手は打線が強烈なベイスターズ。

久しぶりの青柳と左のエース東とのマッチアップ。

う~ん、大丈夫だろうか・・・。

PM4:00開門。

席は3塁側、しかもポール際しかとれなかったが案外グランドは近い。

まずは腹ごしらえ、

運転手は息子なので飲んでも大丈夫。

いや、・・・浜地の実家は確かに酒屋だが、このヨーグルト梅酒はメチャ旨やんっっ!!

甲子園焼きそばはフツーです。

暗くなり始め、そろそろ試合が始まります。

お、トラッキー!

姉さん達も盛り上げてくれます。

テル!頼むぞー!(私はこの規格外の男のファン)

いや~、甲子園は最高だな~!

近本のタイムリー!!

イケイケのムードに思わず「ビールください!」。

見事、勝利!ホームランも2本も近くに飛び込んできたし・・満足。

六甲おろしまで合唱できて、やっぱり現地は最高でした。

束の間の異空間も終わりを迎え、早朝から車をとばしてお仕事に・・・、

日常はいつも変わらないものではあるが、体が元気なうちは好きな事を楽しもう~!

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イケオジを目指そう

2024年09月19日 | 雑記

たくわえた髭も白くなり始めた今日この頃・・・。

もう若作りなんかしない!

イケオジを目指すのだ!

第一弾、嫁ぐ娘にモモイロサンゴのネックレスをプレゼント。

第二弾、マイフレグランスを身にまとう。

そして今回の第三弾は「花を贈れる男になろう!」

9月某日、嫁さんの誕生日、

オシャレな花屋さんに出向き、


おもむろに「花を贈れる男を目指すのでよろしくお願いします!」と、

「では、秋をテーマに花束をお作りしましょうか?」

なるほど、花束にもテーマがあるとは・・奥深くて面白い。

よ~し、これから徐々に知識をつけてイケオジ化を目指そう。

秋をテーマにした花束、吾亦紅がアクセントでオシャレ。

「お誕生日おめでとう~!」

思わぬ花束なんかを受け取って目を丸くする嫁、

嫁「どうした?なんか悪い事(浮気)でもした?」

イケオジ「・・・」

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オリジナルフレグランス

2024年09月06日 | 旅行・観光・名所・ショップ

夏の終わり、

少し足を延ばして「大分香りの博物館」に行ってきました。

以前から興味のあったところです。

映えますね~。

世界中のたくさんの香水が展示されています。

ゆっくり楽しめます。

入れ物も大事な要素ですね。

説明書きを見て回るのも勉強になりますね。

ムスクってジャコウ鹿だったのか・・。

香りも楽しめます。

植物系の香料も・・。

これはウチのサロンでも昔から取り扱ってます。

シャネルのNo.5。

クラクラするな~。

入れ物までが独特です。

これは勝負時のやつですね。

念願の調香体験(有料)参加です。

マイ香水づくりの体験教室ですね。

気に入った香りを選び、インストラクターの指導のもと調合します。

結構本格的で感性が問われます。

世界に一つだけのマイフレグランス誕生です!(もらえます)

結果、少しオッサンくさい香水となりましたが、

これでイケオジ目指すぞ~~!(笑)

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