昨日は中医薬勉強会。話題の中心はやはり新型コロナ肺炎。
武漢で活動している医師からの情報を聞くことができました。
マスクや手洗い、患者と2m以上の距離を保つなどは徹底して行われているそうです。
症状の傾向としては、感染者の6割ぐらいは高熱が出ない。
高熱が出るまでに数日かかる。肺細胞にとりついたウイルスにより肺の機能が低下して体内の酸素濃度が低下し、急に呼吸困難に陥る。
感染者の半数以上は症状が軽いという事実から考えれば、免疫力とか自己治癒力が充実していればしのげるということですね。
現在、抗ウイルス薬はないのですから、生活リズムを調え、充分な睡眠で疲労解消し、野菜や旬の食材をあたたかく調理して食べるなどの養生は必須です。
舌診では痰濁瘀血の状態がみられるとのことで、痰濁を取り除く勝湿顆粒などを半量ずつお茶のように飲んでおくのも予防になるかもしれません。
時期的には山菜が次々と旬を迎えます。これらの香りを味わうことでも邪気を払うことができるでしょう。