漢方薬剤師の日々・自然の恵みと共に

漢方家ファインエンドー薬局(千葉県)
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湿邪の影響その1:関節や腰の重痛

2024-06-11 | 夏の養生法
梅雨入間近。湿気で大気が重く感じますね。
湿気の影響(湿邪)を体のあちこちで受けてしまうことがあります。
そのひとつが関節痛や腰痛。雨が降る前に痛みがひどくなるという話を聞くこともあります。
コサギとゴイサギ
湿邪による痛みの特徴は「重痛」
ずんと重苦しい痛み方で、こわばって動かしづらかったりもします。
(部位が固定して刺すような痛みなら瘀血、締め付けるような痛みなら寒邪、場所が定まらない痛みなら気滞の可能性)
日本は概ね梅雨から真夏にかけて湿度が高いので、湿邪対策の養生は大切です。

・湿は停滞しやすく、筋肉が強張り易いので、体はこまめに動かす
・冷房に当たりすぎない
・扇風機に当たりすぎない
・食べ物は、冷たいもの、べたつくもの(脂っこいもの、味の濃いもの)を避ける
・食べ過ぎない
・水はけがよくなる食べ物は緑豆や海藻類だが、これらは体を冷やす作用を持つので、スパイス、ショウガやネギなどを使いほかの食材と合わせて料理する。
印旛沼あたり
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