食べた物は口→胃→腸と、体の上から下へ向かっていくべきですが、
この流れが滞ると、張ったり、つかえたり、逆流してゲップが出たり、便秘になったり下痢になったりして痛みを伴うこともあります。
春は気の流れが停滞しやすく(気滞)、ここ数日、「開気丸」のご指名が増えました。
お馴染みさんのカルテを見ると、開気丸を購入しているのが決まって春だったりします。
開気丸の効能は胃腸の不快症状の改善ですが、腹が張る、胃がつかえて苦しいなどが選択ポイントです。
気滞状態が長引いていると石のように固まっているので、効いてくるのに数日かかる場合もありますが、
つかえがとれた途端に霧が晴れたようにスッキリします。
気を開くという考え方は西洋医学にないものですが、症状の解消にきっかけを与えてくれる大切な漢方の働きで、ストレスなど精神的な症状に用いることもあります。
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