お客様から「カゼみたいな症状になってとりあえず葛根湯を飲んだのだけど、小青竜湯とどっちを選んだらよかった?」
まず、どちらも「風寒邪」(外界の寒さを体表で受けて症状が出ている)の場合に用いる処方なので、熱いお湯で溶かすなどして飲み、寒風に当たらないこと。汗が出るほど、たっぷり着込んで温かい食事で体を温めることが必須。
●葛根湯は寒気がして汗は出ず、肩こりや頭痛がし、どちらかというと鼻はつまりぎみというときに。
●小青竜湯は寒気がして汗は出ず、水様の鼻水や咳が出たりする、または水飲の行き所がないと突然むくんだりする
この症状をみると、寒い時期に発症する花粉症にも応用できるのがわかりますね。
あとは、のどの痛みなど炎症症状(風熱)を対処する金羚感冒錠を用意しておけば、大体のカゼ症状は早期に対応できます。
ご家庭の常備漢方薬揃えておきましょう。
葛根湯:葛根 麻黄 桂枝 生姜 甘草 白芍 大棗
小青竜湯:麻黄 桂枝 半夏 乾姜 細辛 五味子 白芍 甘草
カモの浮かぶ西印旛沼です
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