漢方薬剤師の日々・自然の恵みと共に

漢方家ファインエンドー薬局(千葉県)
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脳梗塞・看病も大変だし自分も同じ疾患になる可能性が

2013-03-25 | 老化・血流
脳梗塞について(昨日の漢方研修会より)

最近の漢方治療では、
  『丹参(たんじん)』が含まれた製剤に、『水蛭(すいてつ)』を組み合わせるのが主流。
丹参、川キュウ、紅花、当帰などは血小板凝集抑制と血栓形成抑制作用がある。

脳梗塞の症状及び後遺症


脳梗塞とは、
脳血栓と脳塞栓に分けられる。
 脳血栓:脳動脈の血管壁が硬化病変によって血管内腔が徐々に狭くなりついには閉塞する。
            ⇒めまいなどの前兆がある。
 脳塞栓:心臓内や頸動脈にできた血塊が流れてきて突然脳の血管をふさぐ。
     心房細動(どうきなど)や心臓弁膜症、心筋疾患など心機能が弱いと
     心臓内に血液が停滞しやすいので血塊ができやすい。

 細い血管がつまった場合は命は助かるが後遺症が残りやすい

日本では脳梗塞患者数は約150万人。寝たきりの3割が脳梗塞。
高血圧など脳梗塞の確立が上がる疾患は、遺伝性や食習慣の影響が大きく、
親兄弟と同じ病気になりやすい。
そして正直なところ脳梗塞後遺症患者の看病はとても大変。
お互いに予防をしたいところです。

・粗食
・リラックス
・規則正しい生活
・タバコを止め飲酒は控えめに
・よく歩く
・十分な睡眠
・疲れをためこまない
・体質に応じた漢方養生をおこなう


丹参製剤「冠元顆粒」

個々の漢方対策については、ぜひご相談ください。


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