末梢血流量は年齢とともに減り、末端の様々な器官は栄養状態が悪化してどんどん老化するのですが、子宮や卵巣も同じです。
子宮や卵巣はもっとデリケートで、ストレスを受けたり、癒着があったり、腹部手術を受けたりによっても血流量は激減します。
たとえば排卵が止まってしまった卵巣の血流量は、正常に比べて1/3以下になっているとのデータもあるそうです。
早発性卵巣不全などは、積極的に漢方養生で血流改善を促してください。
そして子宮の場合は、血流量が減ると内膜は育ちにくく薄くなります。
若い時に卵子や受精卵を保存し生活が整ってから妊娠するという選択も広がっているようですが、子宮の着床力を考えるとやはり若いうちがおすすめです。
血流を促すためには、推進力(体の元気)も必要です。
そのためには動物薬を含む補腎薬も欠かせないのですが、補腎は「若返る」ための対策ですから、中途半端な片手間で気休め的なやり方では成果が上がりません。
妊活の漢方相談をうけていてよく、漢方何か月飲んだら成功しますか?と聞かれますが、補腎の成果が目に見えてくるのは半年から1年ではないかと思います。
できることをすべて対策して十分な体づくりをした人は、こちらが驚くほど結果が素早く出ます。これは確かですね。
実をつける秋です。
昨日、山歩きをしたら、愛らしい実がなっていました。
ゴゼンタチバナ
シラタマノキ
コケモモ
ガンコウラン
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覚えていきたいと思います。
とてもきれいな写真ですね。
花の時期と実のなる時期と山は景色が異なり面白いです。
今はgoogle写真検索で、すぐに名前がわかるので重宝しています。