キカラスウリの花。毎日通る道なのに、はたと気が付いたらたくさん咲いていました。
キカラスウリやトウカラスウリ、オオカラスウリなどの果実全体、果皮、種子は漢方生薬として用いられ清熱化痰作用があり、肺熱の咳や胸のつまり、とれにくい痰などに用いる、便秘にもよい
(生薬名は、栝楼、栝楼仁、栝楼皮など)
雌雄異株。これはどうやら雄花。
そして、
この太い根の外皮を除いたものが生薬「天花粉、栝楼根(かろこん)」
そう、あせもの時に使う天花粉。(内服にも用いる)
今どきは、あせもを知らない世代も増え、たまにできると、あせもとわからずに皮膚科を受診してステロイドを塗ったりする。
冷房生活がふつうになったせいでしょう。
天花粉もシッカロールもベビーパウダーも死語になりつつある。