病院で栄養不足だから卵などもっと食べるように言われたのだそう。「こんなに太ってるの栄養不足だって・・・」確かに見た目は太っているお客様(70代)なのだが。
この頃よく言われる「フレイル(虚弱)」は筋力の衰えの問題で、筋肉の栄養素といえばたんぱく質なのだが、食べたものから筋肉を上手に作り出す酵素(酵素もたんぱく質)が働かなければ、筋肉は増えない。
この働きは年齢とともに落ちてくる。
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モンキアゲハが田んぼにやってきた
前記事に関連しますが、老化によって細胞内の呼吸(ミトコンドリアの働き)や正しい形のたんぱく質を作り出す力が落ちてくる。
そこで中学的に必要なのが「腎精」
「補腎」対策の漢方薬の中には、良質のたんぱく質や大切なミネラルがたっぷり含まれているものがあり、服用すると「体がしっかりして、元気になれる」とよく言われるのは、ふだんの食事に加えて漢方薬をプラスすることにより栄養的に大切なものが効率よく摂れるからだろうと思う。
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