漢方薬剤師の日々・自然の恵みと共に

漢方家ファインエンドー薬局(千葉県)
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母のねんきん特別便

2009-01-23 | 介護
母が独身の頃に働いていて、掛けた厚生年金が
「ねんきん特別便」のデータから落ちていることが、
数日前のおば(母の妹)からの電話で判明しました。

母の結婚後、変わった姓の国民年金の記録しか載っていなかったのです。

母はすでに介護保険でどっぷりお世話になっている健康状態で、
年金データの間違いがどうこうなどと確認しようがありませんでしたから、
委任状を作成して、私が社会保険事務局に出かけてきました。

その結果残念ながら
最寄のこの事務局ではデータが出てこず、
その内容を、母が当時住んでいた県に送ることになりました。

(なにせ、私が生まれる前の話です。いろいろと質問されましたが、電話のおばの話をそのまま話すしかありませんでした。しかもその事業所の住所すらも当時と呼び名が変わっています。)

「か~るく1年以上はかかるでしょう」と大きな顔して言われました。

(薬局を出てから相談員との面接にこぎつくまで、すでに4時間以上を費やしていた私は内心不機嫌で、相談員の表情がそんなふうに見えた だけど相談員もすでに就業時刻をとうに過ぎており、あっさりしすぎる対応もわからないでもない・・・)

そう言われても、
終戦後数年のころ、とても裕福とはいえない生活環境で母は一生懸命働いていたのだろう、と思うとここであっさり手続きをあきらめるわけにはいきません。

「こちらのご本人さまの住所に結果を文書でお送りすることになります」

私の住所に送っていただくよう、委任状のチェック欄に○印をつけてあるのですが・・・

「でも、こちらの○○県に送る書類に書かれたこちらの住所に、○○県から返送されることになります。」

何年先になるか分からないのに、ですか?
(健康でない年寄りにとっては、恐ろしい話だ)

「じゃあ、この書類の隙間に、改めてそのことを書き込んでおいてください」

・・・・・・

(双方すっかり疲れております)



大変なことになってますねえ、年金問題は。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
役所と接する時は体力・気力あるのみ (mi-ha-)
2009-01-23 19:12:28
役所の文章は解り難く、まず それをある程度理解していっても 長い間待たされて頭がボッ~としている状態。 やっと番がまわってきて職員と話しはじめると、何やら判らない単語が乱れ飛びハ~!とため息をついて終わり。

家に辿りつく頃にはクタクタです。

自分自身のことでも こんな状態ですので、親のことは・・???

でも、漢方薬をのんで、体力、気力をみなぎらせ、お母さんが一所懸命働いた証を証明して下さいね。 ガンバッテ
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mi-ha-さん、ありがとうございます (やく)
2009-01-24 16:00:44
なんとなく、やりとりがケンケンと棘がある感じになってしまうのです。
向こうも無駄な話はもうしたくないという感じで、どんどん押してきます。

長椅子を埋め尽くす人人人・・・いつまでたっても終わりそうにない雰囲気。

そう穏やかにはいかないわな~

やっぱ、体力勝負ですね。
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ひと事だと思っていたら ()
2009-01-25 09:22:12
私のところに来た年金特別便も、会社から会社に移る間に支払っていた
国民年金の分が欠落していました。
今は、社会保険事務所が混みそうで、落ち着く迄、様子見です。
とにもかくにも、年金受給者の方には、1日も早く柔軟な対応で、
年金を支払って欲しいですね。

今も毎月払う社会保険と税金、
働けど、働けど・・・という感じがしているのは、私だけでしょうか。
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翠さん、保険と税金 (やく)
2009-01-26 17:24:27
毎月、高いなあ~と、ため息がでます。

昔は、お国がやってくれる、という絶対的な
信頼の気持を持っていましたが、
その蓋を開けてみればこの状態。

その穴埋めにあれこれ徴収されてはかないませんね。
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