父親、母親、後妻、年の離れた兄、その嫁、
恋愛感情の生まれた異母兄妹、末妹、姪・・・
ある家族のひとりひとりの生き方を丹念につづる物語。
いろんな時代に青春を生きた人たちが、ひとつの家族として
それぞれの立場に束縛を感じながら
悩んで苦しんで、しかもそれが家族の誰にも
実はほとんど通じなくて・・・
迷いながらもつながりを持ちながらそれぞれの舟をこぎ続ける
そんなことを考えてたのか、と気づかされる。
ぬるそうな性格の兄も、きつそうな性格の嫁も、人一倍明るい
末妹も、頑固な父親も、みんなみんな、悩みながら気遣いながら
家族の中にいたのかと。
それにしても、人は死ぬまでにどれだけの人を傷つけ
続けるのだろう。
知らぬ間に・・・
そして自分の生き方からどうしても傷つけることも・・・
そして傷つくことも、山のようにある。
村山由佳 1964年東京生まれ
星々の舟は第129回直木賞受賞作品
恋愛感情の生まれた異母兄妹、末妹、姪・・・
ある家族のひとりひとりの生き方を丹念につづる物語。
いろんな時代に青春を生きた人たちが、ひとつの家族として
それぞれの立場に束縛を感じながら
悩んで苦しんで、しかもそれが家族の誰にも
実はほとんど通じなくて・・・
迷いながらもつながりを持ちながらそれぞれの舟をこぎ続ける
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ぬるそうな性格の兄も、きつそうな性格の嫁も、人一倍明るい
末妹も、頑固な父親も、みんなみんな、悩みながら気遣いながら
家族の中にいたのかと。
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続けるのだろう。
知らぬ間に・・・
そして自分の生き方からどうしても傷つけることも・・・
そして傷つくことも、山のようにある。
村山由佳 1964年東京生まれ
星々の舟は第129回直木賞受賞作品
hanakoも よみました。
しょっぱなの 兄妹の恋愛・・・・
とっても 印象的でした。
辛かっただろうな~。
実る事のない愛でも お互いにずっと忘れることが
できずに・・・・
いつまでも 心の整理がつかずにね~
この兄妹の 恋愛だけでも ひとつの小説がかけそうですよね~
何気なく購入した本でした。この小説の後半に「公衆便所」という単語がでてきて、アレッと思い出したのです、hanakoさんのブログのことを。
すっかり忘れていたと思っていたのに、本屋で本を選ぶときに、かすかな記憶が動いたのかもしれませんね。