咳が残ると体力を消耗しがちです。
古書「医心方」による咳の養生法を紹介します。
「防寒保暖、飲食不宜甘脂、辛辣及過鹹、戒煙酒、体育鍛錬」
つまり、
温かくして、甘い物や脂っこいもの、辛すぎるもの、塩っぱ過ぎるものを控え、タバコや酒を慎んで、ふだんから体を鍛えておく
冷気が直接肺に侵入するのを防ぐためにマスクがおすすめです。
頭や首や胸も防寒する服装を(帽子やマフラー)
寝る間際にまで食べ物が胃にたまっていると、横になったとたんに痰や咳がこみ上げます。
味の濃いものを食べると痰が増えて絡みやすいので、あっさりした食事にします。
炒め物など室内に油が飛散する調理も控えたほうが良いでしょう。
深呼吸をすると咳の発作が治まりやすいです。
咳の漢方は、痰の色や粘り具合、咳の期間、冷え性または暑がりなどの体質によって異なりますので、よくご相談ください。
漢方家ファインエンドー薬局フェイスブック いいねクリックよろしく
(当薬局は「漢方体験.com」に紹介されています)