仕事を終えてから夜遅くのフェリーに乗り込み早朝に三宅島へ到着
そのまま一日中探鳥三昧(途中で、アマツバメが上を飛び交う露天風呂にも入って一休みしたけど)
伊豆岬ではちょうどウチヤマセンニュウ(絶滅危惧ⅠB類)がやってきている頃。
千葉ではなかなか会えない鳥です
地味ですが愛らしく盛んに鳴いてくれます。
もう一つ三宅島の野鳥のメッカは大路池(たいろいけ)
大路池の夜明け。まだ暗いうちから鳥の声が降り注ぎますよ。
タネコマドリ伊豆諸島、種子島、屋久島の固有種
コマドリを見るのさえ初めてなのに、ここではあちこちでヒンカラカラカラときれいな声が聞こえます
イイジマムシクイ(国天然記念物)もたくさんいて、囀りがまるで耳鳴りのようにあたりに充満しているのですが、いい写真が撮れなかったのでカット。
これは全身が黒っぽいカラスバト(国天然記念物)日本固有種ですが南のほうにしかいません。首後ろが緑青色に光ります。
キジバトよりやや大きめで、うっうーっとなんだが苦しそうな声で鳴きます
ここの海は黒潮が流れていて、大量の魚の群れがやってくるそうです
そこにミズナギドリが集まります。
これを見つけて釣り船が突入。
三宅島は東京都ですが、島の人々は誰もが知り合いのように穏やかに話しかけてくれます。
噴火の時は全島民避難して八王子の仮設住宅に暮らしたのですが、それでもまた戻ってきた人々。
この豊かな自然を経験すると、世知辛い都会には住めないでしょうね。
東京なのに、これほど豊富な自然が有るって驚きます。
私も出掛けた気分にさせていただきました。
屋久島でコマドリの美しい鳴き声聴いたのを思い出しています。
でも、固有種かどうか分かりません。
貴重な写真を見せていただきました。ありがとうございます。
三宅島はバードアイランドといわれ鳥の密度が高いです。
本土から離れた島は、固有の進化を遂げている小鳥も多いので魅力的ですが、これをカメラに収めるのは大変で、ほとんどお蔵入りでした(-_-;)