先日、栃木県に住んでいる大学時代の女友達に20年ぶりに会いました。
場所は新宿の伊勢丹別館。
長年会っていないのでお互いに分からないと困ると思い、
それぞれに、「これこれの服装で行くから」と前もって自分の外見を伝え合っていたせいか、
一目見て直ぐ分かりました。
彼女も私同様顔の皺はかなり増えていましたが、20代の面影がしっかりと残っていましたから。
大学時代、何回か彼女の下宿に遊びにいって、話し込んだのを思い出します。
何を話したのだか、さっぱり覚えていないのですが...
お昼を食べながらいろいろと喋りました。
家族の事、仕事や趣味の事、政治や教育の事...
60数年生きていると、話題もたくさんあって時間があっという間に過ぎていきます。
お店を変え、結局4時半ごろまで喋り続けました。
「又会おうね」と言って握手してそれぞれの電車に乗りました。
彼女は、あの時と同じ優しい笑顔をしていました。
私はそれがうれしくて、又会いたいと思っています。
学生時代の友人、職場で同僚だった友人、地域の活動仲間、やまと塾の演劇仲間...
同じ時代を共に生きて行く友人達や仲間を、ありがたく大切に思う。
周りにこういう人たちがいてくれるから、自分も何とか生きていかれるのだと思う。