演劇やまと塾公式ブログ

神奈川県大和市で活動している市民劇団「演劇やまと塾」のブログです☆なお、掲載されている画像、動画等の無断使用を禁じます。

臨む・・・

2013年05月30日 23時25分54秒 | Weblog

こんばんは、あっきーです。 稽古三昧の毎日。

神奈ミュは今月12日発会式からすでに10回の稽古を消化し、ほとんどがワークショップ。子供たちと一緒に、走ったり、考えたり・・・20時で小学生が帰った後は大人だけのエチュードタイム。演出家からお題を与えられてやったりするこれが結構楽しい。

今週は台本の一部を渡され、さらに活気づいていい雰囲気です。

ただ雰囲気は良くてもこなさなければならない課題は変わらないので、特に子供たちには誘導しながらも自主性を持って彼らが臨んでいけるよう気をつけていきたいです。

オープニング曲の方も、実は進みが芳しくないところもありますが、脚本・演出家の描く壮大さと軽快さを持つ曲を目指し、キャストの小学校低学年生にも歌える曲にたどり着きたいと思っています。


もうすぐ6月・・・中旬にはやまと塾で3回目かな、施設慰問を行います。回を追うごとに行う側の意識も高くなり、内容も充実してくのが分かります。

今回は生で伴奏するので準備しないと。

出し物で使う曲が2曲、みんなで歌おうのコーナーで2曲のリクエストを受けています。

初めて伺った施設でやはりお年寄りも交えて歌った時のこと、

当時のブログから

~と言うのは皆が皆、歌うわけではありませんでした。

自分の近くの席に、ホームで用意された歌のしおりをかたく握りしめてどこかをずっと見つめている、曲が終わっても、別の曲が始まっても、ずっとそのまま・・・の御婦人がいられました。私は手を伸ばし、声を掛け、しおりを広げようとしましたが、堅く握ったまま少しも動きません。それから出来るだけその御婦人に歌い掛けました。目が合いました。あちらもずっと私をじーっと見ています。

歌い出す様子がなかったので、今度は体を左右に軽くリズムをとり口を大きく開けて歌いました。しばらくすると、その御婦人は、口は閉ざしたままですが、目は私の口元を見て、頭が少し揺れ出し、やがて左右に振れ出しました。

リズムを感じてくれたんだ、音楽の楽しみを少し共有できたかなと思いました。

 

今回は伴奏をするため、当日は意識が散漫しがちなので、余裕のある準備をしたいと思います。