こんばんは、あっきーです。
市民劇場TAMAミュージカル、別役実作「さらっていってよピーターパン」終演しました。
やまと塾からSさん、Jさんが来て下さいました。遠い処、有難うございました。また、Jack in the Boxからも座長を始め数名の方が、そして我が息子も観に来てくれました。
参加1ヵ月半で土日だけの稽古でしたが、とっても内容の濃いものでした。
ウェンディ姉弟のお母さん&ネバーランドの子供という役の上でも色々工夫して面白かったし、劇中絡みのない人がほとんどなのに普段の会話が多いこと。たわいのないことや、もちろん劇に関すること、お母さんの髪型はワニさんにヒントをもらったし、子供役を作るにも、帰りの電車で海賊さんにアイディアを聞いてもらったり・・・それに皆さん、何ていうかな・・・自他がはっきりしている。自分に厳しく、人には優しい。人を尊重する。
稽古に加わった本番一か月半前、既に通し稽古に入っていた。演出をする座長さんが「大体セリフ入ったから、これから余分なところを落していくからね」と言い渡していらっしゃいました。フィナーレのダンスもほぼ出来ていましたので、驚きました。
その後、プロの演出家が3回見て下さり、「教えるがその通りやらなくてもいい、最後は役者の責任だ」 とても面白い稽古でした。詳しくは過去のブログで触れてます。
通しを何度も行うことで、個人が全体を把握してゆく。稽古の時点で、個人でやることと集団でやることが明確である。普段からコミュケーションをとること。これが団結につながるのか・・・ 回を重ねるごとに皆で創っている意識が強くなる。
そういう大人の中で演ずる子役たち。特にウェンディーの二人の弟は(本当の姉弟で、下の子は小学4年生)、それぞれに工夫して会うごとに上手くなっていきました。犬のナナがリアルのお母さんということも影響しているかもしれませんが,。とにかく色々な意味で学ばせて頂きました。
初日に来てくれた息子、千秋楽終了後、電話をくれました。「お疲れ様でした」ですって。新たなる行動が影響を及ぼしたものは、自分にだけではなかったということなのか、それともちゃんと育ってくれているということなのか。いずれにしても有難い。
名残惜しみながらも、既に次の稽古も始まっていまして・・・神奈川区民ミュージカルにスタッフとして携わっています。脚本・演出のMさんから、(やまと塾の公演でもお世話になっている)、オープニング曲の歌詞を頂いたので曲作りに入りました。稽古の方は週に4回、只今ワークショップを展開中で、来週からは台本に入る予定です。
公演は8月3、4日(土日)神奈川公会堂です。