きょうは四字熟語の復習をしていますが、熟語に含まれる 【礪】 と 【
】 がいつもどちらだかわからなくなります。「漢検 四字熟語辞典」から、具体的にあげてみましょう。かっこ内は掲載ページです。
1 【砥礪切磋】 (266)
学問や品性をはげみ修養して大成を期すること。
2 【鏃礪括羽】 (313)
学識を磨いて、世に役立つ人材になること。過去問では、21-2 、23-3 で出題。
3 【深
浅掲】 (275)
その場の状況に応じて適切な処理をすること。25-2 で出たばかりですね。それ以前では、20-2 でも出ています
4 【帯
之誓】 (321)
功臣の家は末永く絶やさせないという約束。
5 【発揚蹈
】 (389)
手足をあげ地を踏んで、激しい勢いで舞を舞うこと。
【礪】 は「みがく」意。
【
】 は、同じく「みがく」意の他に、「はげしい」「はげむ」「わざわい」といった意味があるようです。4は「みがく(といし)」、5は「はげしい」意で使われていますね。3は、「高くあげる」意とのことですが、「漢検 漢字辞典」にはその意味は出てないですね。
こうして並べて見ると、1・2はそのままストレートに「みがく」意で 【礪】 、それ以外が 【
】 ですから、さして紛らわしくもないですね。全部書き出してみたことがなかったので明確に認識できずにいたようです。これでもう大丈夫かな?
(
は、島根県立大学e漢字フォント
の漢字フォントを使用させていただきました。)

1 【砥礪切磋】 (266)
学問や品性をはげみ修養して大成を期すること。
2 【鏃礪括羽】 (313)
学識を磨いて、世に役立つ人材になること。過去問では、21-2 、23-3 で出題。
3 【深

その場の状況に応じて適切な処理をすること。25-2 で出たばかりですね。それ以前では、20-2 でも出ています
4 【帯

功臣の家は末永く絶やさせないという約束。
5 【発揚蹈

手足をあげ地を踏んで、激しい勢いで舞を舞うこと。
【礪】 は「みがく」意。
【

こうして並べて見ると、1・2はそのままストレートに「みがく」意で 【礪】 、それ以外が 【

(

