予期せぬ劇症肝炎、そして生体肝移植からの壮絶脱出劇!
がんばれ!肝臓くん。。
ペコちゃん頑張れ!
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先日、次男にとっては人生を左右するかもしれない出来事がありました。
結果は、本人にとって最高の形となりました。
でも、次男にとってはその結果よりも、ずっと努力してきた過程の方が、より
価値のあるものを手に入れたことと思います。
小さな頃から(今も小さいけれど)手のかからない子でした。
親が言う前に何でもやってしまい、「○○終わったの?」「もうやったよ!」
というような会話も日常茶飯事。
大好きなサッカーもスキーも、好きとはいえない勉強も、とにかく一生懸命やって
きました。
6年生にしては決して恵まれない、小さな体で、それだけでハンディを抱え、
でも、だからこそ、気持ちだけは負けまいとする態度が親の目からも見てとれました。
小さな体と、幼児のような表情の中に、誰にも負けまい、とする根性が自然と
身に付いていったのだと思います。
そんな次男も、父親である自分の病気には誰より敏感で、妻の話しでは、相当
心を傷んでいたとのこと。
敏感な性格なものだから、急激な環境の変化に、精神的にも身体的にもかなり
つらいものがあったと思います。
それでも母を助け、入院中見舞いに来ても、常に笑顔を振りまいていってくれ
ました。
しかし、今回かなった現実、一度は完全にあきらめたことでした。
病気の父親の何ともしがたい状況。
それに全力投球の母親の姿。
まだ6年生の次男はそれらを全て受け入れて、自分を納得させていたようです。
病気の先行きがまったく見えない頃、次男は母親に言ったそうです。
「○○○はさあ、○○には行けないんだよね」
母親である妻は「○○○は本当はどうしたいの?」
その後、妻が聞くたび、次男は本心を言わなくなったそうです。
それでも、頑張っていれば何とかなる、夢は必ずかなう、じゃないけれども、
周りの協力も得、目標を目指せることになり、それからというもの、目標達成
に向かってまっしぐらでした。
不思議なもので、次男の頑張りに引っぱられるように、私の病気も良い方向に
向かったような気がします。
私と同様、次男もたくさんの人に助けられています。
頑張れば、頑張っていればみんなが助けてくれる、自分の力だけではない
ことを次男もつくずく感じたと思います。
昨日次男に
「○○、頑張ったらいい事あるね」って言ったら、
「うん!!」
次男は満面の笑みで答えてくれました。
そう、頑張ったら本当にいい事がある、心の底からそう思ったかんぞうでした。
PS:ペコちゃんも頑張れ! ポコちゃんもね!!
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