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再手術へ向かって~希望と可能性

NHKドラマの「感染爆発」を見た。

新型ウイルスの脅威をまざまざと見せ付けられた。

免疫抑制剤を欠かせない身としては、もし万が一日本に新型ウイルスが蔓延
する様な事態に陥ったなら、その時は・・・


でも、劇中の言葉に救われる、



「ウイルスもしぶといけれど、

   人間だって思ったよりしぶといもんだよ!


みずから体感してきた言葉だ。




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<・・・一年前>

・・・2006年 7月13日


第三内科での胃・腸運動機能の検査の結果は、前半排気は良いが、後半の
機能が低下することと、それは手術によって胃が変形している為と考えら
れるとの事だった。

そして十二指腸は太い部分と細い部分が常時存在するようだと問題で、C
T検査の必要があり、バイパスを作成する必要があるかもしれないとの事
だった。





13日は、妻の実家で義父の手術が行われた。

妻にとっては、父親の手術施術と、夫の手術決定が重なった日となった。



朝の回診でF医師から再手術決定を告げられ、午後からお見舞いに来てく
れた父と姉に報告、夕方には、子供の家庭訪問の為病院に来られなかった
妻にも電話で報告。


妻は、


「大変かもしれないけど、少しでも今の状態が変わるなら、少しでも良く
なる可能性があるなら手術してもらった方がいいんじゃない。」



自分自身もそうだったが、妻はその何倍も、この時の状況に、肉体的にも
精神的にも限界を感じていたのだ。

先に控える決して成功率の高そうもない手術、それでもこの時までの、先
のまったく見えない状態に比べると、大きな希望が見えたようで気持ちは
スッキリした。




思えば最初に退院した2月からずっと、嫌で嫌でたまらなかった再手術な
のに、それがどんな結果を突き付けられるかもわからないのに、


「先行きが見えない」


という事の辛さに比べれば、どうって事はないんだ、と改めて感じた。
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