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再手術~目覚めたのはICUだった

盛り上がってきたWBC、明日の韓国戦はダルビッシュ投手が先発、快刀乱
麻のピッチングを期待しています。



さて、再手術当日の朝で止まってしまっていた闘病記録・・・


病気ブログがいつの間にか「のど自慢ブログ」に?!





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・・・2006年 8月 23日


目覚めた時、すぐにそこがICUであることがわかった。

おそらく真夜中だというのに、明る過ぎるぐらいの照明と、鳴り続ける機械
音。


両手が固定されている。

身動きが取れない。




担当らしき看護師さんが一人こっちを見ている。

人口呼吸器が気になるようだ。



「しっかり呼吸して下さい!」


いきなり怒られた。

何故?? 何???



わけがわからぬまま、きっとスーハースーハーと意識して息をすればいいの
かなと、わからないなりに自己判断。



「あぁ、手術は終わったんだ」という安心感を覚えると同時に、どうしても
気になるのは、前夜の医師の話しだ。



「おそらく、何も無い(無事に手術が成功すること)限り、病棟に戻ります。」

「たぶんICUには行かないと思いますから。」



何も無い限り?ってことはやっぱり何かあった??

だって今いるのはICU。

前日までの説明でもあまりいい感じの説明は受けていない。



開腹してみないと・・・(どうなるかわからない)

繋ぎ目がすぐ探せるかどうか・・・(もしかしたら見つからないかも)

きっと癒着が激しいから・・・(移植ぐらい長時間になるかも)

調整弁を体外に出すことになるかも・・・(きっとそうなる)




色々と言われていたので一応心の準備は出来ていた。

そのせいか、今自分がICUに寝かされている、という現実にもあまり悲感
的には考えなかった。



そんなことより何より、「手術が終わったこと」が心の底から嬉しかった。



それは、「何か」が変わるかもしれないから。

一年間、先がまったくみえない中、激しい痛みと闘ってきた現実から、「も
しかしたら」との思いが充満していた。

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