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ひとり

平成6年の今日、12月12日は、会社成立の日、つまりは今日は創業記念日だ。




創業っていったって、有限会社として定款に「平成6年12月12日会社成立」と書かれて
いるだけで形だけのもの。

従業員がいるわけでもなく、個人事業に毛が生えた程度のもの。




今にして思えばこの時の行動が正しかったのかどうか、独立しない選択肢もあったので、人生
の分かれ目でもある。





会社に属さない、小さくても一国一城の主になる、これはきっとかなりの確立で男の願望の
一つである、と思う。

そういう意味ではこの形で16年間、曲がりなりにもやってこられたのは幸せな方だろう。


途中、1年半にも及ぶ「働けない」期間があったにも関わらず、だ。






ところで、これは一面からみれば勝手な男の願望で、女性の側、主婦の側からすると、
ちょっと待てよ、ということになる。

「安定」を求めるのが主婦の仕事でもあるからだ。

実際、同業他者で、独立を求めて奥さんに反対され断念、という人を複数知っている。



だから最大の関門であり、最良の理解者になるのが配偶者ということになる。





そう思ってみると、我が家の場合、さしたる反対は無かった。

超現実主義の妻だが、まだお互い若かったからだろうか。




今では120%あり得ない。








一昨日、知り合いのお父さんが、定年退職後、第二の人生にと焼き鳥屋さんをオープンさせた。

前々から夢として語っていた事を見事に現実化させた。

その、独立心と行動力に、アッパレ!



あとはもう「継続」と「成長」あるのみ。


そして「健康」。



一人でやる、という事は、「代わりがいない」という事。

なによりも大事なのは「健康」。


病気であの時味わった思いを、同じ思いを絶対に味わってほしくはない。

一番大事なのは「けん・こう」ですよ、ちゅうさん。
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